「美術手帖」4月号が発売されました。
こういう状況でも、そこにあるべきものがあるということに喜びを感じます。
もちろん被災地では、そういうわけにいかないでしょう。
だから今回はココでも紹介させてもらいますね。僕のところだけですけど…
今月号の「に・褒められたくて」は、唐十郎さんです。
念願だった『唐十郎に褒められたくて』!
役者と観客が地続きに対峙する《紅テント》ゆえ、容易に手が届く人かと言えば、然に非ず。
頭ん中じゃ妄想から何からひっくるめ、とんでもなくでっかい巨人ですもん。なかなか難しいです。
僕なんか普通に会話できない。それは分かってる。でも、好きなんだ。ヤル!
覚悟を決めれば、救いの手が差し伸べられることだってあります。
大学のとき、心理学を教わった立花義遼先生。
「唐の講演があるから聞きに行け。招待券、送る」と!
「ハイ!」って。
先生、それ「決行せよ」ってことですよね?そうですよね?
ワタシ、そう受けとめました。
講演内容は「昭和元禄の徒花と呼ばれた紅テント」。。。ズキューン!
会場は有楽町、読売ホール。
辺りを見回すと、あちらこちらに見慣れた唐組役者陣が。うわ、うわ、うわ~
この日は、いわゆる〈出待ち〉です。
が、そこに現れし先生!
「オレについてこい」ってね。唐さんに引き合わせてやる、と。
但し「オマエからは話しかけるな」って…
それから2時間ばかりは、ドッキドキの押し黙り。
同席した唐組の稲荷さんや辻さんとはお話しできたんですけどね。
いや、どうだろう?やっぱりずっと黙ってたかな。
だって、主役張ってるお二人だし、こっちからすりゃ、どっちにしてもドキドキっすから。
何だコイツって思われたかもしれません。スミマセンでした…
でも、そんなこんなで、後日、稽古場へお邪魔させていただくこととなり、
そして、いろいろあって、ほら!
「唐十郎に褒められたくて」が、、、
完成しました!
唐さんにお渡しした版画は、あの「腰巻お仙 忘却編」や「唐版 風の又三郎」のポスターで飾られた稽古場内に置いていただけるみたいです。
嬉しい~
先生、オレ、やりましたよ~
唐さん、そして立花先生、ありがとうございました!
↑(文、写真等、すべてブログver.です。発売中の「美術手帖 4月号」と読み比べてもらえると嬉しいです。読者プレゼントもありますよ!)
そして、もうひとつ。
Twitterを始めたら、最近ご無沙汰の我がバンドメンバーがやんわり揃ったので、
なれば、とリーダーのKメイさんにお願いして myspace 立ち上げました。
久々に聞きましたが…なかなかイイっす。聞ける代物だと思う。
どうぞ、笑ってやって下さい。
まだ数曲アップしただけですが、興味あれば是非!