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我撮る 故に我在り

高速連写で花道を:反省会

2018-03-23 08:29:02 | 撮影<遠征>


2011年から撮り始めたのでもう結構通い詰めている事になりますな~(遠い目
そうやって何年間も通ったわりにはあまり成果が残せていないトホホな遠征を振り返ってみたいと思います。

初めてまともに撮ったのは2001年晩秋の遠征で確かJR化後の翌年、1988年の遠征以来で北斗星がメインでした。
結果的にはここ、西の里で撮った781系特急ライラック&快速エアポートが某誌に掲載、献本や掲載料の味を占める事に

尤も、その781系も本州内で4時間遅れた北斗星3号を狙う合間に撮っただけなので結局は棚から牡丹餅なわけ。
この頃はまだ北斗どころかキハ183すら特別な存在じゃなかったから、撮ったのもこれ1枚こっきりです。



2001.11 EOS-1VHS EF300㎜F4L IS USM EXTENDER*EF1.4 RDP3(+1/3) RAW複写

基本的には、遠征先では来るもの拒ますで撮るスタイルだったので、それが功を奏したのでしょう。
運転士が手前側に来る左頭の構図にハマったのもこの頃で、指差し喚呼を狙う為信号機の位置も考え始めました。






不憫というか、勿体なかった時期と言えばこの頃で711系の引退が決まり、復刻国鉄色の出場もあって北斗には時間を割けなかった。


2014.1.27 kiss-x6i EF70-200mmF2.8L IS2 USM EXTENDER*EF1.4Mk3

キハ183系もエンジンから出荷したりでニッチもサッチも行かない時期だったので、現車が無いので撮るに撮れない時期でした。
確かこれは北斗8号のスジで走った臨時88号だったかで、よく見れば札幌方はスラントで、何故もっと撮らなかったのかと・・・・。






一つの撮影地(北広島)に固執した為に今回掲げる写真はベストではなくてベターな物ばかりです。


2015.2.17 EOS7D MK2 EF300㎜F2.8L IS2 USM EXTENDER*EF1.4Mk3

この写真を誌面で客観的に見る事でその後の遠征に拍車を掛けたというか転機になった事は間違いない。
順光だけど5両は短いよな~、もっと積雪あるとよかったな~なんて具合に次から次へと欲が出てくるわけ。

この時はトワイライトエクスプレスの最後だし、この区間でこの快晴はあり得ないってんで午前中から粘ったのです。
先日のような天候の中を3時間粘ったのも大アホですが、これも快晴だったとは言え5時間です。
地元民が昼飯食べに自宅へ戻ってまた撮影地に赴いて、アラまだいたの?って会話でしたから







あ~もう3年前になるんですねぇ・・・・


2015.5.25 EOS7D MK2 EF70-200㎜F2.8L IS2 USM ND8L

確か、この年の2月の遠征で一旗揚げてみんべ~って事でフォトコンに挑戦しようという試みがありました。
実際に交友社とキヤノンという複数のフォトコン応募して、見事に散りましたがあの年は釈然としない物がありました。

何というか、写真から想像力を掻き立てられない物があって、やっぱりルークさんはヒコーキ写真が専門分野なのかなと。
来年は俺が審査員をやるぜ!と豪語した伊藤久巳Cマン撮影のカシオペアは鉄道分野だけあって説得力がありましたけども。







これもですね、789系白鳥がメインで北斗は北広島で撮るからいいや、、、と蔑ろ気味がバチが当たったのか。


2016.3.7 EOS-1DX EF300㎜F2.8L IS2 USM EXTENDER*EF1.4Mk3

一体何がバチ当たったのかというと、これ実は撮って出しJPG画像でいつの間にかRAW撮影をオフっていたんですな。
道内を代表する看板列車なのに毎回消えゆく列車をメインした影に隠されてしまうのは、、、こりゃ私に非がある









で、1か月後に遠征して計画通りに北広島で狙うもフルサイズ換算700㎜弱では4月の陽気で陽炎が出てオジャン。


2016.4.6 kiss-x7i EF300㎜F2.8L IS2 USM ISO400 1/640 f4.0

結局は、北広島に拘るのはやめてまともな写真を重要視して、前々から着目していた植苗で撮る事にしたわけです。
ところがこの有様・・・有様?否!これはもはや無様でしょう

北広島では陽炎に害されたので、これを嫌ってエクステンダーを外したまでは良かったけど、
このマンダーラ加減は画面左の雲が除けた日向部分の通り、あまりに速い雲の流れに対応できませんでした。
DPPで何とか見れるレベルのトーンに調整しましたが、原版は見るもおぞましいド・オーバー露出。


動画で聞こえるシャッター音とカチカチ音はダイヤルを回して露出を調整している真っ最中の音。
流れる雲に翻弄されて露出に対応できず、スチル写真でISO400で1/640、F4.0なんてどオーバーな露出で撃沈しました。
これ以降、北斗の撮影する時はマンダーラの不安に怯えながら撮影地で胃が痛む想いに付き纏われることになります。






失敗の原因をピントが陽炎に害された為と認識しているのですが、性懲りもせずに約2週間後に出かけたわけ。


2016.4.26 EOS7D Mk2 EF300㎜F2.8L IS2 USM EXTENDER*EF1.4Mk3

フルサイズだと700㎜弱必要なのでどうしてもAPS-Cを使わざるを得ず、湿気と気温が陽炎を作り、結局は全然解像しなくなる。
同時に冬季以外でこの撮影地に来たのも前回を含めて2度目で、冬は積雪で分からなかった小枝の存在に悩まされ始めました。

写真では右端にモヤっと見えるのがその小枝で、冬は除雪された雪で小高い丘になり高さが稼げるものの、
雪が無いと無理くり圧縮した単なるアウトカーブで、低い位置から狙う事になるので陽炎も出やすくなる。






怪我の功名っていうんですかね、流し撮りしたかったわけじゃなく露出が厳しかった為の苦肉の策なんですが。


2016.4.26 EOS7D Mk2 EF70-200㎜F2.8L IS2 USM

珍しい事は分かってますがこの青スカート車の詳細を当時はあまり認知しておらず、釧路から転属したの?程度でした。
ところが実態はそうじゃなく、もともと函館所属にも拘わらずこの車だけがスカートを青く塗られたんだそうな。

この写真でも乗務員が時刻表をL字確認しているので、以後この菊水に少々ハマる事になりますが、
やっぱり納得する1枚が撮れるまでは、どこの撮影地でも何度か訪問しないと駄目なようです。









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