キハ183が北斗から撤退し、ひとりでギャーギャーとグルービーな遠征に勤しんだ裏で、
実はワタクシ、もう限界かな~という思いを飛び道具のメインに充ててきたkiss-x7iに感じておりました。
ピントは問題なく来るし、画質もそこそこイケるのですがバッファ容量が少ないのが玉に瑕。
北広島のような割と正面ドカン気味に狙う場所でも数コマ撮影後に意図的にシャッターを戻して、
ワンテンポおかないと、美味しい列車の場合は「食い意地の張り過ぎ」で喉元で詰まる時があります。
それに開放値がF4以上の暗いレンズ(100-400mm等)だとAI-SERVOがつんのめるような症状に陥る時もあり、
余裕を持たせた機材にそろそろシフトしようかなと、実は遠征初日の北広島にて痛感したのです。
あとは、やっぱり1DX2と併用する中でファインダーの小ささはどうしようもない致命的な欠点だし、
プリズムではなくペンタダハミラー方式の見え味も露出を肉眼で「読む」時に色々と分かり難い要素でした。
ファインダーの質、私も分かっちゃいるんですが、やっぱりねぇ~
という事で、ファインダーはできればデカい方がいい!
連写速度も「なるハヤ」、ダイヤルや測距点の操作性もそこそこ良好な機材を!
で、週末のヨドバシでタイムセールを実施中だったので店員と値切り交渉して5●,000でゲットした80D
2桁D機は40、50、70と続いてこれが四台目で、マルチコントローラーが親指で動かし易い位置だった50Dを最後に鬼門になりました。
結局はそれがウィークポイントの域を免れずに70Dは僅か数か月で7D2の資金の為に売却してしまったのですから。
しかし、その測距点の選択も苦虫を噛み潰すようなまどろっこしさを感じたkiss-x7iを2年使ったお陰で免疫ができ、
何が何でもグリップを握りながら動かせる設計でなければならない、という考えは私の中で消えつつあります。
F8対応、DIGIC7というアドバンテージながら9000Dが候補から外れた理由は8000Dにあったバッテリグリップが無くなったからで、
kiss-x7iに率先して装着していた通り、やっぱり基本は手持ちで機動性を重視するのでハリボテでも疎かにはできないわけです。