変な話、回転寿司で大金を費やす事が生きている事を実感する数少ないうちの一つだったりしますが、
何も目新しいネタなどはなく、札幌圏でも食べているネタを銀座でも食べる事で更に実感も湧いたり。
遠征・・・・というか単純に札幌へ行きたくなくなった時があり、このまま北海道が苦手になるのは嫌だったし、
それなら北海道のチェーン店の花まる寿司でも食べて抵抗が無ければ、北海道が好きになるだろうか、
なんて感じで、実は結構切羽詰まった事態までここ2ヵ月ほどは陥っていたわけですよ。
と言う事で、初っ端はあぶらがれいです。
白身なんですけど色はピンク色でして、味自体は淡泊だけど脂でネットリしてるという。
いや~銀座だからと言ってネタが小さいとかそんな心配は無用だったようです。
名前を確認しないと注文出来ないネタもありますが炙りサバは無意識に口をついて出てきます。
最初の一貫はネタの上に垂らすボタン式の瓶で醤油を垂らして脂っぽさを味わって、
二貫目は皿に出すタイプの瓶で多めに醤油を付けて脂っぽさを中和するという、、、
これは時知らず鮭の三平汁で、後で満腹になるのが嫌だったので早めに汁物を頼みました。
確かに美味かったですが、メインの具の鮭の切り身は道内の店舗に比べてやっぱり少し小さめ。
中落ちの部分が多くて、骨をしゃぶってるように食べるのを抑えなくてはなりません。
道内の店舗ばかりで大きな具を食べてるので知ったかぶる訳ではないですが、
身は小さくても東京だったら100人食べたら95人は納得するかもしれません。
イワシは道内のネタと大して変わらない(良い意味で)ですがスジコは少し違いました。
道内のプレーンヨーグルトみたいなまったりまろやかなコクとは少し違って、
銀座(東京の?)スジコはダシに漬けたのかと思うような旨味・風味がありました。
新たな出会いだったのか、また北海道へ来てくれよという誘い(いざない)だったのか・・・・。
高級ネタのサメガレイを頼んだ筈が銀ガレイと間違ってしまったのが怪我の功名だったらしく、
一貫分しかネタが残ってませんでした、とサービスで握ってもらったのがコレ。
大根おろしにしかピントが合ってない炙りさんまですが、実は今回唯一の減点ネタでした。
炙りネタはガスバーナーを使ってるんでしょうけども、露骨にガスの味がしました(笑
冒頭に出てきた炙りサバは問題無かったので、この握りだけだったと信じたいです。
やっぱり頼んじゃうんですよねぇ・・・・
まぁでも値段的にも味的にも頼んで後悔したなぁという品目じゃないし、別にいいんですけど
これ食べるとビールを頼まないと気が収まらず、結果的に腹パンパンに膨れるわけです。
あ~あ・・・・結局こうなっちゃう
でも普段はノンアルコールで気を紛らわしているので休日前くらいはちゃんとしたビールを飲みたい。
ザンギは・・・・そりゃもうチリソースの餌食になったパン屋のフライドチキンと比べる事が無意味に思えるほど。
サンマがガス味でアレでしたので、炙りネタは遠慮して時鮭(トキシラズ)を頼んでみました。
当たり前ですがとにかく脂が濃くて、ちゃんとしたネタなのに凄く不健康になりそうな感覚。
最後に脂っぽいネタを食べると余計な食欲を抑える事が出来て好都合かもしれません
ごっつぁんでした!
現金な性格なもんで、また北海道に行きたくなりました。