ホテルの部屋からカーテン開けたら朝っぱらから降ってましてね。
もういい加減止んでくれてもよかんべ~と思ったらこの15分後には薄曇りになり、
機は熟したか!って事で出掛けたら下写真の通りにまぁまぁ晴れ間が射してきたんですよ。
朝があんな降り方でしかも時間的にはこんな時間なもんですから、
前回からの宿題だった苗穂で5006D狙いは諦めて一本後の5008Dにズラしたわけ。
今頃になってノコノコ晴れてきやがって~とか、釈然としない物を感じながらも苗穂へ行くと
千歳線が雪の影響で朝から軒並み遅れていて改札口への階段を昇った時に5006Dが通過しました。
速度的には50km/hくらいだったんですけど、雪煙が結構上がってたので計画通りAPS-Cで抜く事にしました。
朝はそれほど寒くなかったんですが、この窓のシバれ具合は前日の道内全域の冷え込みだったようです。
こっちの人にとっては風物詩でも何でもなく極めて当たり前の光景なんでしょうが、
個人的には非常に綺麗だったのでパシャパシャ撮ってたらヨソ者丸出しになってしまいました。
いつもの通り駅前をお立ち台に向かって歩きだしたら、何となく晴れてきてよかった。
東京の大雪みたいな大根おろし状でべちゃべちゃしていないので非常に歩き易いです。
側面の除雪された壁を見るとやっぱり今冬は例年に比べて積雪量が多かったみたい。
はい、そして第2お立ち台(自称)はこのような感じでした。
水分が少ない雪なのでズボッといかないよう慎重に踏み固める必要がありましたが、
私が訪問する前にも先客が来た痕跡が残っており、再開拓は15分くらいで済みました。
西の空は曇ってましたが、確実に晴れ間が射してこの頃は意気揚々とスタンバってました。
足場を踏み固めて簡単に機材を構えたら、ざっと見積もって積雪80cmくらい?脚立に載ったような目線です。
本当はしゃがんで、肘が金網に乗るくらいが最も自分好みの高さですが、まぁ良しとしましょう。
AFチェックも兼ねてまずは1D4で様子を見てみたら、ん~やっぱり雪煙結構巻いてますね。
朝から折り返しの連続で何往復も走っているから最後部での巻き上げと先頭部で殴りつけた雪でびっしり。
「快速エアポート」表示も隠れて普電にも見えますが、この凍傷寸前のビジュアルは労ってやりたくなります。
お目当ての列車が通過する時に限ってこれなもんでもうやんなっちゃいますよ
通過10分前から降り始めて、あれよあれよという間ににわか雪が激しくなってしまいました。
これだったら苗穂で見送った5006Dの方が条件は少し恵まれていたので残念無念・・・。
因みに再開拓後のお立ち台はこんな感じで、踏み固めて地面から50cmくらいの高さですかね。
雪は文字通りにわかな物だったので本当に5008D通過時のみタイミングが最悪だったようです。
実質、昨年11月の遠征時に撮った5006Dがやっぱりベストバウトになってしまいました。
一旦苗穂で小休止するも晴れ間が確実な物に変わりつつあり、何ともヤラしい流れじゃあーりませんか。
この後は菊水S字で函館発5003D、その足で苗穂に戻るか平和で下りサロベツを捉える予定でしたが、
これくらい晴れちゃうと両列車とも逆光撮影になり、不本意ながら苗穂からは撤退することに。
しかしこの日の下りサロベツは稚内方も札幌方もスラントノーズでの運転だったようで、
もしかしたら薄曇りになって多少綺麗に撮れたかもしれない美味しい獲物をみすみす逃した事になります。
ホニャララもどうせいつものアレだろ、という早合点は禁物って事です
ましてやサロベツは車両の入れ換えが激しい列車ですし、惜しい事をしました。
そんな、知らぬが仏の苗穂を後に定番(マンネリとも言う)の北広島へ移動します。
冬期は無駄な雪煙の巻き上げを防ぐ為に計画的に遅延スジを引いたうえで低速で通過しているようですが、
巻き上げは完全に防げるものでもなく、長編成になるほど如実に現れるので皆さんこうやって待ってます。
一方、私は雪煙上等、望むところ!でホーム出ましたら札タ入れ換えのDFが待機中。
これは函館本線・厚別方から来てそのままポイントを渡って苗穂駅の側線に入っています。
この6号機は回送で苗穂に来た一両のようで、これを牽いたもう一両のDFは何処に行ったんでしょうかね