およそ二年半ぶりの再会、更に車内へ入るのは初めてだし、
今ここに車両(展示物)の歴史に名を刻んだ事や出資した甲斐が報われる時でもあります。
余計な言葉は要りません。
が、決して文をしたためるのが面倒なわけではありません
通電されない、単なる静態保存には違いないのだけど同じ頃の季節の中で風を切っていた事を想像すると、
湿気が殆どない北海道だからさぞかし気持ちよかったんだろうなぁと心底思いました。
僅かな風に草がササ・・・・と、そよぐ音が聞こえるだけで穏やかなで嫋やか時間が流れるのみ。
いや、流れるという表現じゃなくて時間が透き通ってくるというか。
まぁ適切な言葉が無いけど、千葉には帰りたくないなと、会社行きたくないなと(笑
豊かで包容力あるこの大地に711系が風化されてしまった感さえありました。
キハ183系北斗無き今、何を撮ればいいのか711系に問いかけてしまったのは本当です。
撮影する時はいつも指が千切れそうで氷柱が凶器に変わる冬だったなぁとか。
道内電化のパイオニア、偉大なる赤電様・・・
私はキハ183北斗亡きあと何を撮ればいいのでしょうアーメン