前々回の「東海北陸自動車道で富山へ」の記事の中で、一軒一軒の家が水田の中に点在していることを書きました。
その風景を私と女房と次男との3人で見て3人ともが不思議の思ったので、ホテルの人に聞いたら「砺波の方に多いですよ」とのコメント。
本当に変わった集落?の形態だと感じたので、翌日の日中、再び砺波を通ったので写真を撮って記事の中に加えました。
そして今日、石川県出身の人と話す機会があり、その変わった形態について話したら、
「それは、サンソンだよ」
「え? サムソン?」
「違う違う、散らばる村と書いて散村という。小学校の社会で習うよ」
う~ん、残念ながら私の記憶にまったくない。
先ほど家に帰って、googleで「さんそん」と文字を入れて変換(ms-ime)したら、変換文字候補の中の3番目ぐらいに「散村」とでる。
ここでまず散村のポピュラーさに驚く。
そして検索ボタンを押したら、検索順位の一番が「砺波平野の散村」となる。
http://www.pref.toyama.jp/branches/1633/main/kids/kids-f/f-p04.html
有名だったんだ!
検索の2番目にきたwikipediaの集落の中でも次のように分類されている。
集村 塊村 列村 路村 街村 円村・環村 散村・散居村
やはり小学校で習ったのかなぁ? wikipediaでの村のパターンもぜんぜん記憶にありません m(__)m
下のページが散村の航空写真。
http://www.pref.toyama.jp/branches/1633/main/kids/kids-f/f-p05.html
この風景から、点在する家々の灯りが田植え時期の水の張られた水田にうつる夜景をイメージしてみてください。
日本じゃないみたいで、かなり幻想的です。私たちはびっくりしました。
「砺波平野の散村」地図
コメント
- ウルトラマンt [2007年5月7日 23:12]
- わたくしの出身地の北海道にも散村らしき光景は多くありますが、それが散村(集落として成り立っているが家と家が離れている)なのかただ単にそれぞれの農家の方が、広大な農地を持っているので、離れているだけなのかは不明です。両親の兄弟・姉妹の何人かが農家ですが、形態だけで言えば、皆、散村状態です。
- http://gazoo.com/g-blog/boss/index.aspx [2007年5月8日 0:14]
- ウルトラマンtさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
昨日散村を調べたとき、北海道にもあるとありました。それは水田地帯でしょうか?
私の経験では、放牧地などは広さの関係もあり基本的に散村が多いと思うのですが、砺波は水田の中にポツンポツンと家があったのでびっくりしました。 - hotosa [2007年5月10日 23:24]
- こんばんは~
かなり時間差でコメント(笑)
自分も“散村”初めて知りました。学校では習った記憶が無いです。
でもパソコンの変換では3番目に…ということは結構メジャーな言葉なんですね~へぇ×10 - ファシスト [2007年5月12日 18:27]
- こんばんは。
知ってる!知ってる!小学生の時に習った~!
・・・・
なんてことはないですね。
夜景・・・どんな感じなんでしょう・・・
大きな川に灯篭が浮いてるような感じですかねぇ。 - boss & gon ! [2007年5月13日 9:31]
- hotosaさん、ファシストさん、こんにちは!
散村の小学校での教育は、郷土の歴史?かなにかでその地方で学んでいるのではないでしょうか?
↑
覚えていない自分の正当化。
石川出身の方は、防衛上の問題で家を離したといっておられましたが、個別撃破には弱そうでした。
夜景はですねぇ、灯篭が浮いている感じは非常に近いです。
湖畔に点在するホテルをボートの上から眺めるといった妙に幻想的な風景です。 - ep82-sw20 [2007年5月13日 23:19]
- こんばんは。
私の近辺は「山村」です。
当然「散村」と言う言葉は初めてです。
知りませんでした(^_^;) - はるか [2007年5月14日 7:46]
- 私も散村って初耳です。
あなたのブログにコメント投稿されたものです。