ラファエルの冒険 “大航海時代Ⅳ PORTO ESTADO”より

  ・冒険談と交易記録
  ・もらっちゃったよ、戦列艦とバンディッドメイル 
  ・絵と写真で楽しむポルトガル 

プロローグ (ジェナスの手記より)

2012年01月02日 | 日記
 日の出前のうすぼんやりとした明るさを、黎明というらしい。
ぼくはどちらかというと、昼間 明るい光のもとで仕事をするのが好きだ。今くらいの時間は、ふとんにくるまっていたい。なのに、なんでこんな時間に海岸へ向かっているかと言うと、クラウディオのせいだ。クラウディオ・マナウス、赤いイヤリングの男。

 いきなり、工房に入り込んできて かってに腰掛けて、僕の作業を見物し始めたときは、なんだこいつ!と思ったけれど、案外心の優しい気風(きっぷ)のいい男だ。いささか単純で、考えるより先に文句が口から飛び出し、あとから、行動で修正するという 少しめんどくさい習性の持ち主ではあるが。

 さて、何ゆえ、海岸まで僕が呼び出されたのか?話をもどそう。
 クラウ曰く「海は男のロマン、リスボンで生まれた以上、七つの海に乗り出さずしてなんとする!どうせ船出するなら、船長、航海士。パウダーモンキーで命をはれるか」
 「しかし、度素人(どしろうと)をだれが、航海士に雇う?」
 「自分が船主になって、自分を雇うさ! なーに、船なんて、嵐のあとの海岸にごろごろしてるさ。今度、嵐が来たら、拾いに行こうぜ!」
 というわけで、今、僕は船を拾いに向かっている途中。

 なんでも、クラウによると、難破船の漂着ポイント・シーズンがあるらしい。
その、クラウの長年の(僕よりひとつ年下なのによく言うよ!)観察結果に基づき、・・・なんとまぁ、本当に難破船を見つけた。
ラティーナ型の小型船。操舵室以外の船室が4つ、倉庫が3つ。三角帆が最大4枚まで張れるやつ。

 クラウが走り回って、ドックを確保し、二人で、ラティーナを運んで来た。気の早いクラウはもう、船の名前を「カルテイラ」に決めようと言う。
いったいどんないわれがあるのやら。でもまぁ、名前はあったほうが便利なので、カルテイラに決定。
 そして、クラウが資材調達係り、ぼくが修理担当となった。

 クラウのやつ、筋肉に物を言わせてせっせと稼ぎ、鍛冶屋をやっているおやじさん他もろもろのコネを活用して、あれやこれやを手に入れたらしい。
 決して暴力的な男ではないが、立派な胸筋をぴくぴくいわせるだけで、ちょっとした つけの取立てなんかができてしまうクラウ。
初めて僕の働いている工房に来たときも 兄弟子に賭けの清算をさせるためだったらしい。
もっとも「このことは、ラファエルぼうやには黙っていて欲しい、子供には刺激が強すぎるからな」と口止めされているのだけど。
 あとは地道に力仕事。母さんに言わせると、あいつは子供から好かれるタイプなので、子煩悩な船主の中には、特にクラウを重宝してくれる人もいるそうだ。

   画像 :発見のモニュメント(リスボン) :群像の先頭はクラウの憧れの人 エンリケ王子
     http://www.portugal.or.jp/ ポルトガル投資・貿易振興庁より
    (このサイト、画像も説明も豊富だけれど 相互の関係付けがあいまいなのが惜しい!)

   ・それにしても、クラウのもう一人の憧れの人、「レオン公」についてどなたかご存知の方いらっしゃいませんか?
  

第1章 旅の準備 (クラウの備忘録より)

2012年01月02日 | 日記
 かもめが 「早く海に来い、早く来い」と誘っているようだ。
秋口に引き上げたカルテイラの修理がようやく終わった。ラファエルに見せてやろう!
どんな顔をするだろうか?

 ラファエルは、船を一目見るや、男のロマンに胸をたぎらせ、フリオじいさんのところへ駆けて行った。
フリオ・エルネコ 68歳。航海士を引退して、今は、船乗り相手の金貸しをやっている。おっと、キリスト教徒が金貸しなんてやっちゃいけない、投資だ!投資!

 一度は 投資を断ったフリオ爺さん、あとから追いかけてきて 金3万といっしょに船に乗り込んできた。あれは、絶対、カストールの親父さんの差し金だ。
 「そんなこと、ぼうやに気づかせちゃだめですよ」
 「それくらい、わかってらい!」
 「それにしても、懐の深いお父上ですね。息子の独立心を養うために、何の条件もつけずに送り出すなんて」
 「まぁなぁ。俺のところには、必ず息子を無傷で連れ帰って来い、けっして放浪者にはさせるな。リスボン行きの船乗りには必ず、声をかけて消息が伝わるようにしろと言いに来たがな」
 「へぇー、案外 クラウ信用されているんですね。」
 「さぁ、どうかな。ジェナスおまえんとこは?」
 「私に直接会いに来はしませんでしたが、身元調査はされたみたいです。」

       画像 :ポルトガルの国花(その1) バラ (ミセスハーバートスティーブンス←品種は私の好みで選びました) 

第2章 旅立ちの日 (クラウの備忘録)

2012年01月02日 | 日記
1月1日、今日が旅立ちの日だ。

「どうせなら、ギルドでなにか依頼がないか探してみよう!」言葉だけを残して吹っ飛んで行ったラファエルが、リスボンのギルドへ手紙を運ぶ仕事を見つけた。
 「セウタに行く途中だからちょうどいいや!」
 「フリオじいさん、六分儀の使い方教えて!」 さっそく、ギルドで買い物(六分儀2500)だ。

 酒場で¥1700使って水夫を募集。35人も名乗りを上げてくれたが、ラティーナを動かすのに必要な9人+2名を雇い入れた。

 「なぁ、じいさん、どういう基準で人を選んだんだ」出港後、夜間当直のときにこっそりたずねてみた。
 「あそこの酒場は、カストール家の船に乗った連中のたまり場だからのう。素直で、航海士の指示に従って くるくるとよく働くやつを選んだんじゃ。なにしろ、年寄りとこどもばかりの船じゃからの、酒飲みや荒くれはお断りじゃ」
 なかなか、知恵の回る爺さんだ。

   画像 :ポルトガルの国花(その2) ラベンダー (レースラベンダー)

第3章 船出

2012年01月02日 | 日記
・ぼくは、ラファエル、17歳。カストール商会の総帥、で艦隊の提督。
 今はまだ、「カストール」と聞くと、人は、父のことを思い浮かべるけれど、はやく、ぼくが、「カストールだ!」と胸をはれるようになりたい。

・わしは、フリオ。「ラファエルの旅立ち」という牡丹餅のおかげで、再び海に出ることができた。
 今日は、かもめの声もいとおしく聞こえる。
 ラファエルが六分儀を買って来てくれたので、契約のある街どうしはひとっとびだ(自動航行ができる)。

「フリオ、ちゃんとセウタの手前で帆を絞ってセビリアに入港するようみんなに言ってね」
「それを、指示するのが船長の仕事じゃろうが」
「あっそうか。」「みんな、あの船団のあとに続いて、セビリアに入港するぞ」
「まったくわかりやすい指示だな」 操舵室のクラウが含み笑いをした。

   画像 :ポルトガルの国花(その3) オリーブの花 「花300」 

第4章 初航海 (航海日誌より)

2012年01月02日 | 日記
 セビリアはバルデスと独占契約を結んでいた。
 僕たちはギルドに手紙をわたし、その後町を一巡り。
 そして、セウタでの交易後、ラスパルマに向かった。

 「おっ、ラスパルマは未契約地だ」 うれしそうなクラウの言葉にうなづいたラファエルは
 「よし!」「おじさん、商業投資100%!」

 独占契約を結んで、残金は¥745。そのあと、セウタの皮革を¥1500で2枚売った。
 「次の目的地はマデイラ! 碇をあげろ!」

 その夜 フリオは、クラウの舵取りを監督しながらぼやいた。
 「まったく、坊の大胆さには肝が冷えるよ。あやうく、金欠による陸の上の遭難にあうとこじゃったわい!」
 「その場合、俺達どうなったんだ?」
 「月末まで、波止場で賃仕事でもしながら、上納金の入るのを待つことになったじゃろ」
 「上納金?」
 「そうじゃ、独占契約した街からおさめられるんじゃ。といっても、街が小さいうちはせいぜい¥200~300といったとこじゃろうが」
 「でも、今回は、水も食料も40日分残ってましたから、とりあえずリスボンにもどって、依頼料を受け取って、それでも仕入れに足りなければ・・」
 「ギルドで賃仕事 なんてことにならないよう、ジェナス、今度から会計簿つけろや」
 「私は、数字はどちらかというと、測るほうで、計算するほうはちょっと・・。やはりこういうことは、フリオさんに」
 「年寄りをこき使うのも大概にせい!わしは、この20日と言うもの、好きな酒も控えて、測量と操舵の指導に大忙しじゃ!」
 「クラウディオ、頼むから、はやく、一人で夜間航海できる腕になってくれ!」
 「アイアイアサー!」 若者二人は前髪を引っ張ってフリオに敬礼!

    画像 :オリーブの実 「花300」より
 (毎年たわわに実ったオリーブを5キロほど収穫するのですが、あく抜きをして塩漬けにするのも、オリーブオイルを絞るのも大変でした。あー、梅干作りの優しさを改めて感じました!)

第5章 胸をかりる

2012年01月02日 | 日記
・マデイラとの契約を済ませ、2月6日リスボンに入港。
 さっそくギルドで依頼料¥1500を受け取り、新たな依頼を引き受ける。
 今度は鉄鉱石の購入。1個買い付ければ¥10,332の謝礼!
 知力と統率力が増しレベルアップしたのは嬉しい!
 
・鉄砲(1265)2丁を仕入れ出港した!フリオはアテネに行きたいという。
 そこでまず、セウタで鉄砲を¥2286で売り、皮革を¥728で購入した。
 出港所で補給(6136)し、アフリカ南岸を回ってアテネに行くことにした。
 だってその方が、フランスやイタリア北岸を回るより、まっすぐ行けて近そうだもの!

・なんで、こまごま、数字を書いているかと言うと、ジェナスとクラウに注意されたからだ。
 ぼく、自分では気づかないうちに、ずいぶんみんなに心配をかけてしまったらしい。

・アルジェ入港直前に、海賊に出会った。その名もハイレディン、海の勇者!
彼に対スペイン同盟を申し入れ、水夫たちは拍手してくれたけど、ぼくが一人前になるまで待っていて欲しいと言ったら、
ハイレディンの部下のサリドに思いっきり馬鹿にされてしまった。

 「しかし、それでも、同盟成立。彼の縄ばりでの安全を保証してもらえてよかったですね。」 やっぱりジェナスはやさしい!
 「うん、はやく、僕も一人前の男にならなくっちゃ」

 アルジェには、鉄鉱石(1650)やラム酒(480)・アーモンド(798)があった。
 セウタの皮革は¥1325で売れた!交易って面白い!

     画像 :マデイラの花 http://www.portugal.or.jp/ ポルトガル投資・貿易振興庁より

第6章 アテネにて

2012年01月02日 | 日記
・鉄鉱石が手に入ったので、ギルドの礼金を受け取りにまっすぐリスボンにもどろうか迷ったが、
やっぱり、お世話になっているフリオ爺さんのために アテネまで行くことにした。

・チュニス入港直前、今度はスペイン艦隊に遭遇!
今度こそだめかと思ったら、ハイレディンが助けてくれた!
あの約束通りに!

・「くー、これこそ、海の男!ほれたぜ!」 クラウは感激しまくっている。
まったく、初航海の日に、海賊退治が男のロマン!て言ってたのはだれだ!?

・チュニスにはいるや、フリオが、戦闘と探索のやりかたについて教えてくれた。
・アーモンドを¥1584で売り、麻(380)を買った。

・出港すると、ハイレディンはまだバルデスと戦闘中だった。
 申し訳ないが、ぼくたちはその横を通り抜けて、シラクサに行った。
・シラクサで麻を売り(1272)、ワイン(505)を仕入れた。

・そして、3月17日 アテネ入港。

・フリオが友達を探しに行っているあいだに、僕たちは町を見て回った。

・波止場では、研究のために船に乗りたいと言う老博士に男のロマンを感じたクラウが、彼と彼の弟子を僕隊の船に誘った。
 なんと、このハンス レッツェル博士がフリオの探し人だった。
・博士は、古代の七賢者が記した地図を探し出し、覇者の証を手に入れたいのだそうだ! 
 すごい、ロマン!僕もクラウも感激!
・フリオが、僕のことを「ハイレディンにも挑戦した勇敢な提督!」なんて紹介するもんだから、
博士の弟子のアルカディウスに、「とんでもない船にのることになった!」 とあきれられてしまった。

・総督府で、ジェナスが、僕がポルトガル人であることの利点を教えてくれた。
それは、少ない額で軍事投資の効果が得られること!だって。
今度ためしてみよう。

・ワインを¥1500で売り、彫刻を¥3200で買った。
・これから、アルカディウスが主計長をやってくれることになった。
 といっても、主計室を作ればのはなしだけど・・。

     画像 :マデイラの市場 http://www.portugal.or.jp/ ポルトガル投資・貿易振興庁より

第7章 ナオが欲しい!

2012年01月02日 | 日記
3月19日にアテネを出て、リスボンに直行したら、入港は4月10日。
けっこうかかるなー。
やっぱり船室の多い2本マストのナオがほしいなぁ。

 ギルドは契約金だけじゃなくシェアまで1%融通してくれた。
もう感激!これから、ギルドの依頼がんばっちゃおう!
彫刻は¥4393で売れた。
今の残高なら¥13,400のナオは買えるけど、仕入れのことも考えろってジェナスに言われたから、もう一踏ん張り、交易に励もう。

 マデイラで、投資について調べてみた。
軍事投資は武装度497に対し投資額162、商業投資は発展度の1/2だから、確かに投資効率がよい。
そこで、軍事投資により、81%のシェアを獲得した。

 この前行かなかったバレンシアからジェノバに回った。
ジェノバではラム酒がはやっていた。
これならアルジェで仕入れられる!
おまけにギルドでは犀角の買い付けを募集していた。
報酬¥15,390! これはもう乗らない手はない!

 ちょっと迷ったけれど、チュニスで、犀角を仕入れ一度リスボンに戻ることにした。
それが、6月3日のこと。お金は¥24,210たまっていた。
 ナオを買ったら、主計室がついていた。
これで、アルカディウスに会計を頼める!
ジェナスの忠告に従って、ステイセル1枚をつけ、積荷倉庫を5室にした。
5日間の改造で¥2,000かかった。
 待っている間、僕たちは、久しぶりにそれぞれの家族とともに過ごした。

   画像 :アソーレス諸島の花  ポルトガル投資・貿易振興庁 より

第8章 ラム酒の流行とエリュシオン!

2012年01月02日 | 日記
・6月9日、船員の補充も済ませ、出航だ!
でも、お金が足りなくて、7倉庫分の仕入れができなかった。がっくり。

・まっすぐ、ジェノバに行って、報酬を受け取り、そのお金でアルジェのシェアを21%に伸ばし流行品のラム酒を7倉庫仕入れて戻った。
・ギルドや交易所の人たちがシェアを2%づつ融通してくれた。うれしいなぁ。

・アフリカ沿岸では、いつも、バルデスとハイレディンが戦っている。
毎回その横を素通りしていくのは心苦しくて仕方がない。
 だから、地中海南岸を回っていくことにした。

・アテネでは「ホラティウスの詩集」(1500)と「サッフォーの詩集」(5,000)を買い、
イスタンブールでは「千夜一夜物語」(2000)買った。
・体力重視のクラウは、ジェナスにホラティウスを押し付け、
自分は千夜一夜を読んで体力増強を図るんだって。なんかへんなの。
 サッフォーのほうは、値切り交渉にがんばってくれたアルカディウスが文学好きだから、しばらく彼に預けておくことにした。
・それから、イスタンブールでは「岩窟集落への地図」(1500)も買った。
こういう遺跡の地図は、目に付いたときすぐ買っておいたほうがいいと博士が言うもんだから。

・アレキサンドリアでは、「アレキサンダー遠征記」(¥1,2万)を買った。
クラウはこの本も読んで剣闘術を学ぶんだって。
あいつって意外と本好き!
「っていうか、枕の下に入れて寝ると御利益があると信じているみたいですよ」 ジェナスのことばに、アルカディウスがため息をついた。
「でもまぁ、本を焚き付け代わりにする人たちよりはましですか」 小さな声でつぶやいた。

・今回の航海で一番面白かったのは、チェザーレとの出会い!
 アレキサンドリアの港で、いきなり「愛しのエリュシオン!」って叫ぶんだもの。
 僕達の船が、もとは彼の船だったって聞いたときはどきっとしたけれど、
一緒に航海できればそれでいいって言って航海士を志願してくれたのには、もうびっくり。
 ジェナスは船の構造や設計について語り合える仲間ができたと大喜び。

・仲間といえば、イスタンブールでも一人航海士を雇った。名前はアンジェロ。
 まじめなんだかおちょっくってんだかよくわからないやつだけど、
フリオ爺さんの目にかなったから雇った。
 彼には、見張りをお願いし、チェザーレには修理係を任せた。

    画像 :ポルトガルの国旗 http://www.h3.dion.ne.jp/~pekochan/kokkikokka/kokkieurope/kokkiportuguese.htm
「ポルトガルの国旗と国歌」より ←この方のサイトには国歌が原語と翻訳文の両方が載っていました。なかなか興味深い歌詩でした!

第9章 地中海での足固め

2012年01月02日 | 日記
 11月24日、ラグーサ。
・アンジェロはうまみの少ない地中海でのシェアにはこだわらないほうがいいと言ったけど、
ラグーサの武装度が400だったので、50%の軍事投資をした。
 手持ち資金が3万をこえてたし、せっかく安く手に入れられるシェアをほっとくのはもったいない気がしたから。
 じっさい、ラグーサのダイオウ(600)はジェノバで¥1,500で売れた。

・いったん収束に向かったかに見えた、ラム酒の流行がぶりかえし、いまや地中海南岸からシラクサに及んだ。
 そこで、いぜんバルデスと交戦中のハイレディンには申し訳ないけど、ラム酒の交易で稼がせてもらい、
セウタでも7倉庫分の皮革が仕入れられるように17%の投資をしてシェア37%になった。

・地中海の航路を全部つなげたあと、アレキサンドリアでフリオから、大きく稼ぐ秘訣として、
アフリカ・カリブとの交易拠点となる二つの島を大切にするよう言われた。
 
・3月24日 ラスパルマでの手持ち資金は¥924925。

 そろそろ、博士やフリオが行きたがっているアフリカを目指そう!

    画像 :エンリケ王子の紋と彼の銘「成すことへの渇望」 ウィギペディアより

第10章 アフリカ西岸航路

2012年01月02日 | 日記
・追い風に乗って4月3日ヴェルデにつく。
・クラウと来たら、さっそく飲みに行く算段だ。今回は、フリオとアルカディウスを誘うという。
 アルカディウスの船室で衝撃シーンを見てしまった。博士も真っ青!
・それはともかく、魚はいい値で売れた。商業投資で 88%シェア獲得。やっぱり街が栄えなくちゃ交易品が増えないもん!
 
・10日にヴェルデを出て、4日後シエラ・レオネにつく。ここでも商業投資63%  

・21日に出航し5月2日サン・ジョルジェに着く。
 ラスパルマ以来ずーっと追い風続きでラッキー!
 
・港では、正規軍からリスボン旗艦の要請が出ていると伝えられた。
アルブケルケ軍からの親善の手紙は以前もらったけれど、呼び出しってなんでだろう?
・ここは、開発が進んでいるので、軍事投資で28%のシェア獲得。
・ギルドでは、アガジャという人からの借金の取立てを請け負った。だって、地中海に行って戻ってくるだけで、¥55,200の報酬なんだもん!これを引き受けない手はない!
「提督、所要日数のことぜんぜん考えてないだろう?」アンジェロに突っ込まれてしまった。
 
・マスクと「サハラ砂漠の地図」を買った。
 
・みんなで行った酒場は、ワインの話題で盛り上がっていた。儲けのチャンス!
知力と精神力がアップした気がする。

 「それはきっと、またひとつ歳をとったからですよ」
 「だけど、ジェナス、ぼくの誕生日は3月5日だよ」
 「提督は、うお座なんですね」エイレネが教えてくれた。

 そっから、覇者たる条件は何かとか、提督に必要な資質はなにかとか、話が弾んだ。
 ちなみに、僕は、提督としての能力がプレゼントしてもらえるなら、「生命力と統率力と観察力」がいいな。

・港に戻ると、僕達の船を見ている人がいた。
 その人は「手入れが行き届いて」「いきいきとしたよい船」とほめてくれた。
 彼が船への情熱のままに語ることばに共感したジェナスが 彼を僕たちの仲間に誘った。
 博士も「船の鼓動が魂を揺さぶるあの感動!」というマヌエルのことを 詩心のわかる仲間が増えたと喜んでいる。
 フリオは、「これで、安心して測量を任せられる人物がみつかった」と言って、炊事係りに転向した。
「いつまでも、片手間に作った野戦食ばかりではやってられんからのう。これからは、うまい男の手料理を食わしてやる!」だって。

    画像 :リスボンにある「ベレンの塔」 (大航海時代Ⅲでお馴染みですね) 

第11章 リスボン王宮にて

2012年01月02日 | 日記
 5月6日 サン・ジョルジェ出航
 6月2日 ラスパルマ入港
  サンジョルジェ(5969)とシエラレオネ(7020)で仕入れた金が、¥10,620で売れた!

 ・フリオが、孫娘を船に誘いたいと言う。ぼくは賛成!
 「男のロマン」を口にしたクラウはエイレネにつねられてたみたい。
 あの二人案外気があうのかも・・・。

6月12日 リスボン (砂糖683→1174)
・王宮には、フリオとクラウがついてきてくれた。
 衛兵から、「提督」と呼びかけられ、敬語まで使ってもらって緊張した。

・アルブケルケ提督から、ポルトガル商業規約に基づき、人身売買を行っているエスピノサの拘束と商業圏を全て奪うようにと仰せつかった。
・軍資金¥5万を賜り、シルヴェイラ氏から、レクチャーを受けた。

・酒場で、アガジャはシラクサにいると聞いた。

 「これはもう、とっとシラクサに行って貸し金を回収し、北海へ回るしかないな」 アンジェロが言う。
 「せっかくですから、回収した資金は、投資・交易で運用しましょう」 とチェザーレ。
 「えっ、そんなことしていいの?」
 「いいも悪いももったいないじゃないですか」
 「それに、大金を持ち歩くのって無用心だぜ。」これは、クラウ。
 「もちろん、ギルドでは、一度にひとつの依頼しか受けられませんけどね」とエイレネ。
 
    画像 :テージョ川からリスボンを望む

第12章 再び 地中海 -借金のとりたてー

2012年01月02日 | 日記
・シラクサまでの旅は順調だった。海戦にも出会わなかったし、アフリカ側での物価上昇も、それぞれの街が全体的にあがっていたおかげで収益には関係しなかった。
 セウタでの物価の高さを見て、ぼくは内心 心配していただけに、アルジェでは本当にほっとした。
・もちろん、借金もちゃんととりたてた。手持ちの現金が30万を超えた!
 たとえそのうちの半分近くが預かり金に過ぎないとしてもちょっとうれしい。

 6月17日 セウタ :サフラン920→1674
   24日 アルジェ:皮革1147(149%up)→2014(111%up)
 7月4日 シラクサ :ラム酒596(113%up)→1439(119%up)
   8日 チュニス :小麦464→1007 ワイン714→919 オリーブ油374→594 サルタナ243→634
  14日 アルジェ :ここでは仕入れのみ。
  24日 リスボン :鉄鉱石1698→1944 麻569→1485 犀角2400→3300 彫金細工1404→2525 ラム酒591(112%up)→1375

・リスボンではまず、オリーブ油(321)を5荷仕入れて それから、キャラックを購入改造した。

・フリオに参謀になってもらって、調理場を 体力的にちょっと心配なジェナスにかわってもらった。

・酒場では、はじめてみんなにおごって船員を集めた。
 フリオはお酒をおごった時こそ情報収集のチャンスなんていうけど、他の人たちの話を聞く余裕なんて全然なかった。

・8月分のオリーブ油(338)と鉄砲(1366)を、仕入れて、ナントに向かう。

   画像 :コルク (「エコルクの話」というサイトから)
外務省によると、日本が輸入する凝集コルクの約5割、天然コルク栓の約9割はポルトガル産だそうです。http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/portugal/data.htmlより 

第13章 北海へ!

2012年01月02日 | 日記
8月21日 ナント。軍事投資で21%シェア獲得。
 ワックスが流行していた。ラム酒のときの興奮を思い出すなぁ。
 オリーブ油(1320)も鉄砲(2310)も言い値で売れた。

9月1日 ブリストルはすでにクリフォード軍と独占契約を結んでいた。
・広場ではフカヒレを売っていた。
 フリオ爺さんは、なんでキャビアじゃないんだ?と首をひねっていた。
・そして、ブリストルを出てコーンウォール半島西端ランズ・エンド岬沖でサメと遭遇!
 大砲1門ではどうしようもないからとっと逃げた。
「せっかくの食材が」とアンジェロは惜しがったが、今の人員ではサメをつかまえることもできやしないよ。

9月15日 ロンドン
・フリオのお孫さんって、とっても勝気なお嬢さんだった。
 セビリア行きを約束させられた。
 おじいちゃんの故郷を見たいなんて、フリオのことが本当に好きなんだな。
・ギルドで「ガリア戦記」(8,000)とはた織り機(1,1万)を買った。

 「ミヴォールさんには、気の毒しましたね」(ジェナス)
 「いいんじゃないの」 (アンジェロ)
 「そういえば フリオ爺さんに向かって『みっヴォール』なんてやたらアピールしていたよな、あいつ」 とにやつくクラウ。
 「だから、あなたにはデリカシーがないって言うんです。想いの深さを笑うなんてほんと野蛮人!」 エイレネが怒る。
 「なんだか、クラウはエイレネに怒られるのが楽しみみたいだ。」 僕の呟きを聞いたアンジェロが、
 「兄貴ぶっていても、あいつ、お前とひとつしかちがわないんだろう?まだまだ青いよ」 と薄く笑う。
 「そういう、お前さんは、いくつなんじゃ?みかけによらず、けっこういってるのじゃろ?」 
クリスティナといっしょに娯楽室に入っていたフリオがすかさず突っ込む。
 「あっ俺?、この船に乗った時がはたちだったからー」
 「なんだ、お前のほうが、二つ年上かよ」とクラウ。
 「それでは、アンジェロ(21)、私(20)、クラウ(19)、提督(18)、クリスティナ(17)」の順になりますね」(ジェナス)
 「それで、エイレネは?」 クラウの疑問に
 「教えませんから」 エイレネは腕を組んですげなく答えた。

    画像 :コルク栓とコルク栓を抜いたあと (エコルクより)

第14章 ブルージュからハンブルク -北海の海賊―

2012年01月02日 | 日記
・クリスティナには、見張りをお願いした。 

9月22日 ロンドン対岸のブルージュに着く。軍事投資44%でシェアを埋めた。
・ここもワックス流行中。塩(445→1200)・チーズ(495→1239)、交易も順調!

・ブルージュ沖で、小さな船が信号を送ってきた。
 ジェナスが解読してくれた。「アムステルダムに来い!」だって。
 小さい船なのにいい度胸しているなぁ。

10月4日 アムステルダム :麻(418→1080) シェア31%
・港ではさっそく、意気のいい女の子に「ここは私が使いたいからあっち行って」みたいなこと言われた。
 彼女とけんかしたり、邪魔する気はないけれど、空きシェアだけはきっちりと埋めさしてもらった。
・「環状石柱遺跡の地図」(500)も買った。

・アムステルダムを出てすぐ、海賊ヴェルスに襲われた。
 クラウの意見で、すぐ近くのアムステルダムに戻らずハンブルクまで行くことにした。

10月13日 ハンブルク 毛織物(525→1782)・チーズ(499→1422)  シェア16%
・薄気味悪いおじさんが、アーデルンカッツ提督のことを教えてくれた。
 それにしても、何であの人が笑っていたのか不思議だ?? 

・クラウは、本人を前にして、「私設最強艦隊の大提督」と大絶賛だ。
 結局僕隊は、彼から厳しい特訓を受けることになった。
 おかげで、知力・精神力・敏捷性がアップした気がする。

 「そりゃ、あれだけ、剣術の稽古をつけてもらえばよう、剣闘術もあがるんじゃないの?」 とはアンジェロの意見。
 「それにしても、『歴史に残るような大仕事』とは、見栄を切りましたねぇ」 これはエイレネの感想。

・ここでは、懐中時計(5000)と古代闘技場の地図(700)を買った。
・傷んだ船の修理(20)もした。
・ゲルハルトさんの会計力(132)が航海士の中で一番高かったので、彼に主計長をまかせる。
 説得力は、マヌエルが125でアルカディウス(123)よりほんのちょっぴり高いんだけど、彼にはひきつづき船の手入れをお願いし、エイレネを副官にした。

     画像 :コルクの樹皮をはいでいるところ
http://www.deguchi-home.co.jp/mutenka/material_04.htm(静岡の住宅やさんの宣伝サイト)より