沈黙を破って ~5分からできる社会活動~

人権問題を中心に、ちょっとの手間でできる社会活動を提案しています。

ガザを救うため、国会議員への再度の訴えを!

2024-04-19 09:24:05 | 人権

 このサイトは、現在イスラエル軍による市民の虐殺が進行中のパレスチナ・ガザ地区を救うため、Fujisawa Akishigeさんが2024年3〜5月に行ったキャンペーンを紹介したものです。

 キャンペーン期間は過ぎましたが、何かの参考のためにサイトは残しておきます。

 

 

 前回は、地元選出の国会議員へメッセージを送付した私の例を紹介しました。

パレスチナ・ガザを救うため、国会議員にメッセージを送ろう!参照)

 

 今回は残りの二つ、

外務委員会(衆議院)と、外交防衛委員会(参議院)への訴えかけについてご紹介します。

 

(1)Fujisawaさんの呼びかけについて。

 委員会審議が始まり国会審議が活発化している今、3〜5月中に再度の国会議員への訴えをと呼びかけているのが、以下のサイトです。

 
 見ていただければわかりますが、すごい情報量で、とても役に立ちます。
 
 しかし情報量が多いがゆえ、初心者が必要な情報を拾うのが少々難しいかもしれません。
 
 かく言う私も、議員のメッセージ送付先一覧を、見つけたと思ってはまた見失い、何度も探し直しているのです。なんでだ・・・
 
 
(2)メッセージ送付先について
 
 なのでここに、私が二度と失くさないためのメモとして書き出しておきます。
 さすがに50人分の連絡先を検索で調べるのは大変なので・・・Fujisawaさんのリストを活用させていただきました。
 
 下記サイトから行くのが一番わかりやすいと思います。
(スマホ用サイトですがとても見やすいため、PCの方にもこのサイトをおすすめします。)
 
 
 
 送付先リストに直接アクセスしたいときは、以下をクリックしてください。
 
 
 連絡先だけでなく、各議員の発言についてもまとめられていて、とても勉強になります。
 
 上記サイトをクリックしても、送付先リストがうまく表示されない方のために、この記事の巻末に、簡略化したリストを載せておきます。
 
 
(3)送付方法について
 
 送付方法はなんでも良いと思います。
 私の場合、議員個人のウェブサイトに意見フォームがある場合はそちらに、ない場合はメールで、メールアドレスが公開されてない場合はFAXで送りました。 
 
 私はスマホから送れるポケFAXというアプリを使っています。その場合、自分の名前とメールアドレスを末尾に書くようにしています。
 
 
(4)送付内容について
 
 これはなんでもよいと思います。
 極端な話、要件を一言だけでもいいと思います。数は力ですから、なるべく大勢の人がメッセージを届けることが重要だと思います。
 
 ただ、Fujisawaさんが訴えの例に要点をまとめられているので、私はそれを参考に考えました。
 
 私の場合、件名を「パレスチナ・ガザ地区における停戦および⺠間人保護への一層の努力のお願い」としました。
 このうち「民間人保護」について、反対する人はあまりいないと思います。
 たとえばFujisawaさんのリストを見ると、「医療支援をしてはどうか」という議員さんもいます。
 医療支援自体は良いことですが、「戦争で人が怪我するから治療するよ」という前に、まず「戦争をやめろ」と言うのが正しい順番です。
 ですが「停戦」にまで踏み込んだ発言をする議員さんは非常に少ないようです。
 
 まして、イスラエルのネタニヤフ政権が安保理決議もICCの勧告も無視している現状では、停戦を「呼びかける」だけでは足りないのは明白で、「経済制裁」や「軍事協定の見直し」などに言及する必要があると感じています。
 
 とはいえ、完璧な文章を書こうとするよりも、まずなんでもいいから出すことが大切ではないかと思います。
 
 
 また、私は「外務委員会のみなさま」「外交防衛委員会のみなさま」という出だしで、一律にメッセージを送付しました。
 ただ、Fujisawaさんのリストを見て、すでに良い発言をされている議員さんに対しては送っていません。
(維新の青柳仁士さん、 共産の穀田恵二さん、山添拓さんなど。)
 そのかわり、簡単なお礼のメールを送りました。
 
 また、どんな人に送るときも、まず丁重な出だしと丁寧な文章を心がけています。その方が読んでもらえる可能性が高いからです。
 
 なんにせよ、私がこれらの活動に参加することができたのは、Fujisawaさんをはじめとする先人たちのおかげです。心から感謝します。
 
 
(5)送付先リスト(Fujisawaさんのリストを簡略化したものです。)
 
衆議院・外務委員会    
 
委員長
勝俣 孝明 (自民)  
FAX(国会)03-3508-3202
FAX(地元)055-922-5527

理事
城内 実 (自民)  
FAX(国会)03-3508-3921
FAX(地元)053-430-5756
 
理事
鈴木 貴子 (自民)  
FAX(国会)03-3508-3233
FAX(地元)0154-65-8485

理事
中川 郁子 (自民)
https://nakagawa-yuko.jp/?page_id=10   
 
理事
藤井 比早之 (自民)  
FAX(国会)03-3508-3615
FAX(地元)0795-24-3457(自民党兵庫県第四選挙区支部)

理事
源馬 謙太郎 (立憲)
https://gemma-kentaro.com/contact/
FAX(国会)03-3508-3710
FAX(地元)053-543-4303

理事
鈴木 庸介 (立憲)  
メール info.yosukesuzuki@gmail.com
FAX(国会)03-3508-3828
FAX(地元)03-6903-1545
 
理事
青柳 仁士 (維新)  
メール ishin.aoyagi@gmail.com  
 
理事
竹内 譲 (公明)  
メール h11495@shugiin.go.jp  
 
上杉 謙太郎 (自民)
メール info@uesugi.fukushima.jp
FAX(国会)03-3508-3764
FAX(地元)0248-21-9478

小田原 潔 (自民)
https://odawarakiyoshi.jp/contact.html
FAX(国会)03-3508-3273
FAX(地元)042-525-0180

黄川田 仁志 (自民)
https://www.kikawadahitoshi.jp/kikawada/index.html
FAX(国会)03-3508-3423
FAX(地元)048-961-8905

高村 正大 (自民)  
FAX(国会)03-3502-5044
FAX(地元)083-924-7866

塩谷 立 (自民)
http://ryu48.gr.jp/contact/
FAX(国会)03-3508-3262
FAX(地元)053-455-3712

島尻 安伊子 (自民)
https://shimajiriaiko.com/contact  
FAX(地元)(098)921-3145

武井 俊輔 (自民)
https://www.s-takei.jp/inquiry/
FAX(国会)03-3508-3718
FAX(地元)0985-48-7608

西銘 恒三郎 (自民)   
FAX(国会)03-3508-3218
FAX(地元)098-888-5361
 
平沢 勝栄 (自民)
https://hirasawa.net/contact/  
FAX(国会)03-3508-3527
FAX(地元)03-5670-2122
 
深澤 陽一 (自民)  
メール info@y-fukazawa.jp
FAX(国会)03-3508-3243
FAX(地元)054-361-0616
 
穂坂 泰 (自民) https://www.hosakayasushi.com/%E3%81%8A%E5%95%8F%E3%81%84%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B/
メール hosaka.4shi@gmail.com   
FAX(地元)048-458-3340
 
宮路 拓馬 (自民)
https://miyaji-takuma.com/contact/   
 
小熊 慎司 (立憲)   
FAX(国会)03-3508-3438
FAX(地元)0242-38-3566
 
佐藤 公治 (立憲)
https://www.satoukouji.com/contact/  
FAX(地元)0848-37-6868
 
松原 仁 (無所属)
https://www.jin-m.com/contact  
FAX(国会)03-3580-7336
FAX(地元)03-3712-0277
 
鈴木 敦 (教育)
https://www.suzuki-atsushi.com/
メール info@suzuki-atsushi.com
FAX(国会)03-3508-3736
FAX(地元)044-872-7183
 
徳永 久志 (教育)  
メール info@e-siga.com
FAX(国会)03-3508-3520
FAX(地元)0748-31-3057
 
和田 有一朗 (維新)   
FAX(国会)03-3508-3973
FAX(地元)078-753-3554
 
金城 泰邦 (公明)  
メール yasukuni0716@gmail.com
FAX(国会)03-3508-3703
FAX(地元)098-870-7121
 
穀田 恵二 (共産)
http://www.kokuta-keiji.jp/contact/  
FAX(国会)03-3508-3918
FAX(地元)075-241-3802
 
吉良 州司 (無所属)
https://kirashuji.com/contact/ 
メール h15509@shugiin.go.jp
メール kirakira@kuh.biglobe.ne.jp
FAX(国会)03-3508-3892
FAX(地元)097-545-7760
 
 
参議院・外交防衛委員会      
      
委員長
小野田 紀美 (自民)  
メール onoda.k@aol.com
FAX(国会)03-6551-0318
FAX(地元)086-243-8001
 
理事
佐藤 正久 (自民)   
FAX(国会)03-6551-0705 
 
理事
若林 洋平 (自民)
https://yohei-wakabayashi.com/contact/  
FAX(国会)03-6551-0715
FAX(地元)054-272-1138
 
理事
小西 洋之 (立憲)  
メール info@konishi-hiroyuki.com
FAX(国会)03-6551-0915
FAX(地元)043-441-3012
 
理事
上田 勇 (公明)
https://www.ueda-isamu.com/inq/   
 
有村 治子 (自民)
https://arimura.tv/contact/  
FAX(国会)03-6551-1015 
 
猪口 邦子 (自民)   
FAX(国会)03-6551-1105
FAX(地元)043-307-9006
 
柘植 芳文 (自民)
https://www.tuge-yoshifumi.jp/contact/
メール tuge-kouenkai@aqua.ocn.ne.jp
FAX(国会)03-6551-1114 
 
中曽根 弘文 (自民)  
メール contact@hiro-nakasone.com
FAX(国会)03-3592-2424
FAX(地元)027-221-4111
 
松川 るい (自民)
https://www.matsukawa-rui.jp/contact/   
 
三宅 伸吾 (自民)  
メール kagawa@miyakeshingo.net  
FAX(地元)087-802-3846(後援会)
 
吉川 ゆうみ (自民)
https://yumi-y.main.jp/old/contact/index.html  
FAX(国会)03-6551-0412 059-351-9010
 
福山 哲郎 (立憲)  
メール kokkai@fukuyama.gr.jp
FAX(国会)03-6551-0808
FAX(地元)075-213-0977
 
水野 素子 (立憲)
https://mizunomotoko.com/contact-mizuno/
メール contact@mizunomotoko.com
FAX(国会)03-6551-1209
FAX(地元)045-212-0266
 
山口 那津男 (公明)
https://www.n-yamaguchi.gr.jp/contact/  
FAX(国会)03-6551-0806 
 
松沢 成文 (維新)
https://www.matsuzawa.com/contact  
FAX(国会)03-6551-0903
FAX(地元)045-594-6992
 
榛葉 賀津也 (国民民主)
https://www.k-shimba.com/ayumukai.html#02  
FAX(国会)03-6551-0026
FAX(地元)0537-62-3356
 
山添 拓 (共産)   
FAX(国会)03-6551-0817
FAX(地元)03-3320-3588
 
伊波 洋一 (無所属)
https://ihayoichi.jp/contact/  
FAX(国会)03-6551-0519
FAX(地元)098-892-7734(後援会)
 
高良 鉄美 (沖縄社会大衆党)  
メール takara-okinawa@takara-okinawa.jp
FAX(国会)03-6551-0712
FAX(地元)098-885-7181
 

(6)その他関連記事

 パレスチナ・ガザに関連する署名サイトまとめはこちら

 札幌市市議会の平和決議採択を目指すサイトはこちら。 


パレスチナ・ガザを救うため、国会議員にメッセージを送ろう!

2024-04-02 15:44:56 | 人権

 このサイトは、現在虐殺が進行中のパレスチナ・ガザ地区を救うため、Fujisawa Akishigeさんが立ち上げたキャンペーンを紹介したものです。

 キャンペーン期間は過ぎましたが、何かの参考のためにサイトは残しておきます。

 

 

 Fujisawaさんのキャンペーンは、初心者には少しハードルが高い感じもするので、私が自分なりに少し噛み砕いたものを、何かの参考になればと思い、ここにメモしておきます。
 
 
1. Fujisawaさんの呼びかけについて。
 私が確認したのは、次の3つのサイトです。
 
 
 
 
 ご覧のとおり膨大な量の情報ですが、要約しますと、メッセージを送る相手は次の3グループです。
・外務委員会(衆議院)
・外交防衛委員会(参議院)
・国会議員(地元選出の議員優先)
 
 今回はこの中から、「地元選出の国会議員」へのメッセージについて取り上げます。
 
 
2. Fujisawaさんのサイトを参考にした、私のメッセージ送付体験について
 上記(3)のサイトには電話のかけ方例が載っていますが、私はFAXやメールでメッセージを送りました。
 これはどちらでも、自分のやりやすい方でよいと思います。
 
 地元ということなので、自分の選挙区の議員だけでもよいと思いますが、私は北海道選出の衆院議員17人、参議院議員6人の、計23人に送りました。
 
 すぐに参議院議員・勝部賢志さんの秘書の片桐真さんから、賛同のお返事をいただくことができました!
 
 末尾に送付先リストを添付しています。北海道在住の方の参考になればと思います。
 また、他の都道府県の方の参考になればと思い、そのときの手順をメモしておきます。
 
 
3. 送付方法について
 Fujisawaさんのページからはうまくデータが開けなかったのですが、送付先は自分で調べることができました。
 
 国会議員白書の、都道府県別国会議員のページを開きます。
 そこから自分の都道府県をクリックすると、地元議員のリストが出ます。
 あとはひたすら、議員名でGoogle検索をかけます。たいていは本人のホームページなど出てきますので、その中から連絡先を探します。
 
 メールアドレスが書かれていたり、問い合わせフォームが付いていたりすればすぐに送れますが、それ以外については、私はFAXで一斉送信しました。
 このときは、スマホのポケFAXというアプリを使いました。
 ただしこのアプリでは、向こうから返信できないため、自分のメールアドレスなどを忘れずに書いておきます。
 
 地元の事務所と国会での事務所がある場合、Fujisawaさんの助言に従い、地元の事務所に送りました。
 
 
4. 内容について
 メッセージの内容は、何でもよいと思います。
 要件だけでもいいと思います。数は力ですから、なるべくたくさんの人が送る方が効果があります。
 
 私は件名を「パレスチナ・ガザ地区における停戦および⺠間人保護への一層の努力のお願い」としました。
 
 この世界的なキャンペーンは、#StopGenocide や #CeasefireNOW というタグからもわかるように、何よりもガザの虐殺を止めること、そのために停戦が必要であることが、訴えの中心です。なので、そこが押さえてあればよいと思います。
 
 また、#HandsOffRafah(ラファに手を出すな) が示す通り、イスラエル軍がラファに侵攻するかどうか予断を許さない状況において、なんとしてもそれを阻止したいという思いがあります。
 
 さらに言えば、#FreePalestine(パレスチナに自由を) が示すように、パレスチナで何十年も続いてきた抑圧を終わらせることにまで言及できると、なお良いです。
 
 とはいえ、完璧な文章にこだわるよりも、なんでもいいからとにかく出すということが重要だと思います。
 
 
5. 北海道選出の国会議員の連絡先一覧(私が調べた範囲のものです。)

衆議院議員(17名、うち自民8、立憲8、公明1)

・道下大樹(北海道1区)(立憲民主党)
 〒060-0042 札幌市中央区大通西5丁目 昭和ビル5F
 電話:011-233-2331
 FAX:011-233-2337

・松木謙公(北海道2区)(立憲民主党)
 〒001-0045 札幌市北区麻生町2丁目2-8
 電話:011-708-0778
 FAX:011-252-5333

・高木宏寿(北海道3区)(自由民主党)
 〒062-0020 札幌市豊平区月寒中央通5丁目
 電話:011-852-4764
 FAX:011-852-0221
 Mail:hiro.takagi@tune.ocn.ne.jp

・荒井優(北海道3区)(立憲民主党)
 〒062-0933 札幌市豊平区平岸3条10丁目1-29 酒井ビル
 電話:011-826-3021
 FAX:011-826-3081

・中村裕之(北海道4区)(自由民主党)
 〒047-0024 小樽市花園1-4-19
 電話:0134-21-5770 
 FAX:0134-21-5771
 問い合わせフォーム:https://www.hiro-nakamura.jp/contact/

・大築紅葉(北海道4区)(立憲民主党)
 〒047-0024 小樽市花園2丁目6-7 プラムビル5階
 電話:0134-61-7366
 FAX:0134-33-7345

・和田義明(北海道5区)(自由民主党)
 〒004-0053 札幌市厚別区厚別中央3条5丁目8-20
 電話:011-896-5505
 FAX:011-896-8231
 Mail:info@yoshiakiwada.com

・東国幹(北海道6区)(自由民主党)
 〒079-8412 旭川市永山2条4丁目2-19
 電話:0166-40-2223
 FAX:0166-40-2225
 Mail:aduma.62.asahikawa@gmail.com

・伊東良孝(北海道7区)(自由民主党)
 釧路市浪花町 13-2-1
 電話:0154-25-5500
 FAX:0154-25-5755

・逢坂誠二(北海道8区)(立憲民主党)
 〒040-0073 函館市宮前町8-4
 電話:0138-41-7773
 FAX:0138-41-7774

・山岡達丸(北海道9区)(立憲民主党)
 〒053-0021 苫小牧市若草町1-1-24
 電話:0144-37-5800
 FAX:0144-37-5801

・堀井学(北海道9区)(自由民主党)
 〒059-0012 登別市中央町5丁目14番地1
 電話:0143-88-2811
 FAX:0143-88-2812

・稲津久(北海道10区)(公明党)
 〒068-0024 岩見沢市4条西2丁目4-2
 電話:0126-22-8511 
 FAX:0126-22-8518

・神谷裕(北海道10区)(立憲民主党)
 〒068-0024 岩見沢市四条西4-12
 電話:0126-22-1100
 FAX:0126-35-4569

・石川香織(北海道11区)(立憲民主党)
 〒080-0028 帯広市西18条南5丁目47番地5
 電話:0155-67-7730
 FAX:0155-67-7731

・中川郁子(北海道11区)(自由民主党)
 〒080-0802 北海道帯広市東2条南13丁目18番地まるせん第一ハイム1F
 電話:0155-27-2611
 問い合わせフォーム:https://nakagawa-yuko.jp/?page_id=10

・武部新(北海道12区)(自由民主党)
 〒090-0833 北見市とん田東町603-1
 電話:0157-61-7711
 FAX:0157-61-5110


参議院(6名、うち自民4、立憲2)

・高橋はるみ(自由民主党)
 〒060-0042 札幌市中央区大通西10丁目南大通ビル4F
 電話:011-200-8066
 FAX:011-200-8068

・勝部賢志(立憲民主党)
 〒 060-0042 札幌市大通西5丁目8昭和ビル5F
 電話:011-596-7339
 FAX:011-522-7975

・岩本剛人(自由民主党)
 〒060-0041 札幌市中央区大通東2丁目3-1 第36桂和ビル7F
 電話:011-211-8185
 FAX:011-211-8184

・長谷川岳(自由民主党)
 〒060-0004 札幌市中央区北4条西4丁目 ニュー札幌ビル7階
 電話:011-223-7708
 FAX:011-223-7709

・徳永エリ(立憲民主党)
 〒060-0042 札幌市中央区大通西5丁目8番地 昭和ビル9F
 電話:011-218-2133
 FAX:011-218-2135
 問い合わせフォーム:https://tokunaga-eri.jp/contact.html

・船橋利実(自由民主党)
 〒060-0042 札幌市中央区大通西8丁目ダイヤモンドビル2F
 電話:011-272-0171
 FAX:011-272-0172
 問い合わせフォーム:https://funahashi-toshimitsu.jp/contact/

 

 

(6)その他関連記事

 パレスチナ・ガザに関連する署名サイトまとめこちら

 国会議員(外務委員会、外交防衛委員会)への働きかけに関するサイトこちら

 札幌市市議会の平和決議採択を目指すサイトこちら


札幌市で平和決議が!〜パレスチナ・ガザの停戦決議について、地元議会へ働きかけよう〜

2024-03-11 09:55:23 | 人権

 2024年3月26日、札幌市市議会で、「ガザ地区における停戦と人道支援を求める決議」が可決されました。

(ぜひクリックしてみてください。閲覧者数が多ければ、市民の関心を示す指標となります。)

 動いてくださった議員の皆様に感謝します。

 

 このページは、決議採択に向けて市議会議員にメッセージを送るよう呼びかけるサイトでした。

 幸いその役目を終えましたが、地方自治体に働きかけた例として、ここに残しておきます。何かの参考になれば幸いです。

 

 私が札幌市議会に働きかけるきっかけとなったのは、こちらのデータです。

(参考:パレスチナ・ガザ停戦などを求める決議や意見書を採択した地方議会

 上海Ⅱさんがまとめてくださっています。すごいデータ量です。)

 

 私はまず、北海道内の主な政党の事務所にメッセージを送りました。(送付先は下に記載) 

 すぐに民主市民連合議員会・政審会長である、かんの太一さん(立憲民主党)からお電話があり、すでに決議案を提出していること、現在採決に向けて調整中であることをお知らせいただきました。また、平和に対する想いは同じであると、心強いお言葉をいただきました。

 審議は市議会最終日(3月26日)になるとのことでしたので可決を後押しするため、政党・議員へのメッセージの送付を呼びかけました。

 

 市議会議員の会派別名簿はこちらです。

 とはいえ連絡先をいちいち調べるのは大変なので、KAZUMIさんのご好意により、連絡先一覧を使わせていただきました。こちらにリンクを貼っておきます。

名簿・自民党・札幌市議会議員 (1)

名簿・公明党・札幌市議会議員 (1)

名簿・立憲民主党・札幌市議会議員 (1)

名簿・1人会派・札幌市議会議員 (1)

 

 上のような経緯であるため、私は特に与党議員への送付が有効かと考え、自民党市議26人、公明党議員9人にメッセージを送りました。

 またKAZUMIさんのお話では、成田祐樹議員(1人会派の名簿にあります)から、賛同のお返事があったということでした!

 

 文面はなんでもよいと思います。要件を一言だけでも送っていただければ、数は力になります。参考までに、私が書いた文面を末尾に載せておきます。

 私はメールまたはFAXで送りました。FAXはコンビニからも送れますが、スマホから送ると簡単です。私が使ったのはポケFAXというアプリです。

 このFAXの場合、相手が私に直接返信をすることができないので、自分の氏名・電話番号・メールアドレスなどを忘れずに書き添えます。

 

・政党送付先について

 網羅的なものではありません。私が取り急ぎ、わかる範囲で送ったものです。

・札幌市関連

・秋元克広後援会(さっぽろの未来をつなぐ市民の会)
 〒060-0041札幌市中央区大通東2丁目 第36桂和ビル3階
 FAX:011-218-6290

・自由民主党札幌支部連合会
 〒060-0004札幌市中央区北4条西4丁目 ニューサッポロビル7F 
 FAX:011-231-4483
 E-mail: jiminsapporo@gmail.com

・民主市民連合議員会(札幌)
 〒060-0001札幌市中央区北1条西2丁目 札幌市役所17階 
 FAX:011-218-5121

・日本共産党 札幌市議会議員団
 〒060-0001札幌市中央区北1条西2丁目 札幌市役所17階
 FAX:011-218-5124
 問い合わせフォーム(1000文字まで)https://www.jcp-sapporo.jp/contact/

 

・北海道関連

・自由民主党 北海道支部連合会
 〒060-0004 北海道札幌市中央区北4条西4丁目 ニュー札幌ビル9F 
 FAX:011-221-7705
 ご意見サイト(300字程度)https://www.jimin-douren.co.jp/form/goiken.php

・立憲民主党 北海道総支部連合会
 〒060-0042  札幌市中央区大通西5-8 昭和ビル6F
 FAX:011-522-5831
 お問い合わせフォーム https://cdp-h.com/contact

・日本共産党 北海道議会議員団
 〒060-0002 札幌市中央区北2条西6丁目 北海道議会庁舎 
 FAX:011-232-4763 
 E-mail: info@jcp-do.com

・日本共産党北海道委員会
 〒065-0012札幌市東区北12条東2丁目3-2 
 FAX:011-750-1501 
 E-mail: jcp.hokkaido@gmail.com

 

・文例について

 私が送ったメッセージのうち、短い方のバージョンです。参考になれば幸いです。

「札幌市議会議員のみなさま、
 いつも私たちのために働いてくださり、ありがとうございます。
 今日はパレスチナ・ガザに関する平和決議についてお願いしたく、筆を取りました。
 広島市をはじめ全国で、また北海道内で、多数の自治体がなんらかの平和決議を可決する中、平和都市宣言を行っている札幌市がその仲間入りをする日を、心待ちにしておりました。
 私たちの街が虐殺を黙認しないという意思表示のための平和宣言を、どうかよろしくお願いします。
 読んでくださってありがとうございました。」

 

参考:北海道新聞 ガザ決議案 道内議会の対応に差「遠い問題」「国の動き見て判断」

参考:札幌市平和都市宣言

 

 パレスチナ・ガザに関連する署名サイトまとめこちら

 国会議員(外務委員会、外交防衛委員会)への働きかけに関するサイトこちら

 国会議員(地元)への働きかけに関するサイトこちら

 


パレスチナ・ガザ関連の署名と、一番簡単な抗議方法について(9月11日更新)

2024-03-04 14:04:18 | 人権

 このサイトでは、パレスチナ・ガザ関連の署名についてまとめていましたが、

OLIVE JOURNAL 市民がつくるパレスチナ情報サイト」さんがきれいにまとめてくださっているので、私もそちらを利用することにしました。

 

 このサイトの「各国政府に意見を送る」のところに、「在日イスラエル大使館の問い合わせフォーム」が載っています。

 私は新聞で、ガザやヨルダン川西岸で人が殺される記事を見るたび、こんなものを読んで黙っている自分がいやになり、一言メールを送るようになりました。

 「Stop killing ~」で始まる文章を送ろうとしたところ、「使えない文字が含まれている」と言われ、送れませんでした。

 「killing」という文字列に反応したのかもしれません。仕方ないので、「Stop attacking GAZA !」とだけ書いて送っています。

 まともな文章を送るなら、FAXかハガキの方がいいかもしれません。

 

 戦争や紛争で人が死ぬのはパレスチナに限ったことではありませんが、パレスチナの状況が異常なのは、イスラエルの友好国であるアメリカ、西ヨーロッパ諸国、そして日本が、ずっとイスラエルに肩入れしてパレスチナの人権を無視し続けてきたこと、そして今、子どもたちが殺され続ける状況を止めることもできず、なおイスラエルをかばいだてしていることでしょう。

 私たちが虐殺に加担しないために、そして暴力ではなく法が支配する未来のために、「他人事ではない」という意識で考えていくことが必要だと思います。

 

 

 

国会議員(外務委員会、外交防衛委員会)への働きかけに関するサイトはこちら

国会議員(地元)への働きかけに関するサイトはこちら

札幌市市議会の平和決議採択を目指すサイトはこちら


ネット署名黎明期の話

2020-04-13 02:13:59 | 人権

(この記事は2020年に書いたものを、2024年3月に加筆修正したものです。)

 

 時々メーリングリストから、署名のお願いメールが届きます。
 賛同できるものがあったら署名をします。

 もちろん、指先ひとつ動かしたくらいで世界が変わるわけではありません。
 署名を呼びかけた人たちが、メディアに働きかけたり議員と面会したり、継続してがんばっているのです。
 そのとき、持ち込む署名数が多い方が有利には違いありません。だからささやかながら協力しています。最大瞬間風速のインパクトは大きいのです。署名のあとは、SNSで拡散しておきます。

 署名を募るメールは、Change.org、Avaaz、アムネスティから来ます。

 私がネット署名をするようになったのは2014年くらい。
 そのころブログに、ネット署名の紹介記事をいくつか書きました。そのへんの過去の記事を整理して、当時を振り返ってみたいと思います。

 

(1) 2014年の都議会ヤジ問題
 ネット署名のハシリといえば、まず思い出すのがこの件。セクハラやじ問題とも言われます。
 change.orgを通して、9万筆の署名が集まりました。
 署名を提出された担当者は、なんの政治団体にも属していない人たちが、短時間でダンボール何箱分もの署名を集めたことに驚いたそうです。

 

(2) ケニアの性暴力事件について
 Avaazは世界規模で活動している団体で、その分野は多岐に渡るようです。
 私が最初に署名したのは、2014年にケニアで起きた、1件の集団レイプ事件に関するものでした。
 事件のひどさに加え、地元警察が加害者たちへ与えた罰が「警察署周辺の草刈りを命じる」というのが、社会の怒りに火をつけたようです。
 この事件の背景にある問題はさらにひどく、「学校に通う女子の3分の2、男子の半分が、性的暴行を受けた経験がある」というものでした。ちょっと目を疑うような数値です。
 こんな現状においても、そのうちの1件の事件が耳目を集めることは、大いに意義があることだと思います。世の中を変えるきっかけになり得ることです。
 私のところにメールが来たとき、世界中から集まった署名はすでに180万を超えていて、それが増えていく様を興味深く見守っていたことを覚えています。


(3) ムチ打ち刑への反対
 「署名したあとはどうなるのですか?」という質問に対し、「とにかく色々なことが起きているのです!」と答えたAvaazさんですが、成功例のひとつとして紹介していたのが、「モルディブでレイプ被害者の少女がムチ打ち刑を宣告された事件」です。
 レイプ加害者の方ではなく、被害者の方がムチ打ち刑にされるんですよ。なぜそういうことになるのか。姦淫の罪(未婚の少女が異性とみだらな行いをした罪)だそうです。最初に知ったときは目を疑いましたが。
 幸いムチ打ちの判決は棄却されましたが、そこに至るまでにAvaazのメンバーが奔走し、様々な方向から圧力をかけたということです。
 私はアムネスティのアクションで、似たような事件に署名しています。こちらはインドネシアのケースで、どちらもイスラム原理主義が関連するものでした。

 

(3) 悪法の阻止
 Facebookでいいね!をしていたせいか、アムネスティのUSA支部からもメールが届くようになりました。
 なにぶん英語なもので、ざっと読んでだいたいの意味をつかむ程度です。take action! の文字があったら、クリック。
 2014年、チュニジア、アルジェリア、モロッコにおける、とんでもない法律に反対のメッセージを送るというのがありました。
 そのとんでもない法律とは、「未成年者をレイプした場合、加害者は被害者と結婚することができ、そうすれば罪に問われずに済む」というものです。
 なぜそういうことになるのか。アムネスティの説明によれば、女にとってのゴールは結婚であると考えられていて、しかも処女でないと結婚できなくなる、ということ。そのためこの法律は、結婚できなくなった女への救済措置である、と考えられているそうです。
 少女にとっては性的暴行だけでも悪夢なのに、その加害者と結婚させられるなど、一生続く拷問以外の何ものでもありません。自殺者が続出って、当然ですよね。

 ちなみに同様のアクションが、これより以前に日本のアムネスティでも行われてました。これはモロッコのケースだったと思います。
 その結果、法律の制定を阻止するという成果はあったようです。ただし被害者が12歳以下に限るという条件付きだったので、課題はまだ残ると報告されました。だからその後のUSAのアクションに、またモロッコがまた含まれていたのでしょう。

 

(4) ガザ空爆
 2014年7~8月。イスラエルによるガザ空爆を受けて、3つほど署名を頼まれました。
 三者三様、署名相手が違っていて興味深かったです。

 まずfacebookで知り合いの知り合いから回ってきたもの。イスラエル大使館に抗議のFAXを送るというものでした。連名で送ってくれるというのでお任せしました。
 思い立って個人で実行する、行動力のある人がいるんですね。

 もうひとつはアムネスティのオンラインアクション。
 こちらは、イスラエルに武器を供給しているアメリカとイギリスに、武器供与をやめるよう呼びかけるものです。

 そしてAvaazのネット署名。政治的な解決方法が成功しないのなら、経済的な手段に訴えようというもの。イスラエルの占領政策に加担している欧米の企業や銀行に訴えかけ、イスラエルに経済的な打撃を与えるのだそうです。
 さらに2週間後、150万の署名が集まったけど、企業は時間稼ぎをしてほとぼりが冷めるのを待とうとしているので、追加のメッセージを送ろうという呼びかけがきました。いろいろ工夫しているようです。


(5) 名誉殺人を阻止する
 SNSを使うようになって、世界中からいろんな情報が入ってくるようになり、世界の多くの場所で女が受けている扱いについて、驚きの絶えない日々を送ることになりました。

 2014年、レイプ被害者である10歳の少女が、一族の名誉を汚したとして親族から殺害される危機にあるという報告がありました。 
 このような風習は世界に広く残っているらしく、名誉の殺人(honor killing)というそうです。なぜ加害者ではなく被害者の方を殺すんでしょうね?必ずしもイスラム原理主義と関係あるとは限らないようです。
 もちろん法律上は殺人罪ですが、名誉殺人を行っても罪が減免されることが多いそうです。性暴力を受けた上に自分が悪いかのように責められ殺されかけている少女の恐怖と苦しみは、想像に余りあります。
 被害者の少女も、それをかくまう支援者も、殺害の脅迫を受けているけど、警察や行政はそれを守るために動こうとしない。だから当局に圧力をかけるための署名を集めるということでした。

 

(6) インドのケース
 現代の法律よりも、古くからの慣習の方が幅をきかせる地方は、まだたくさんあるようです。
 2015年にアムネスティのオーストラリア支部からきたメール。インドのとある村の議会が、二人の姉妹(23歳と15歳)に「レイプした上、はだかで引き廻し見せしめとする」という刑を宣告したというものです。
 なんの罪でかというと。彼女たちの兄が既婚の女性と駆け落ちしたんだけど、本人は行方不明で制裁を加えられないので、兄のかわりにその姉妹を処罰するのだそうです。なめとんのか。
 その後の報告は聞いていません。でも、たいていUSA支部やオーストラリア支部から英語で情報がきたあと、日本支部からも翻訳した情報がくることが多いのですが、日本支部からこなかったところをみると、じゅうぶんな署名が集まったか解決したかで、必要なしと判断されたとみていいでしょう。
 それはそうですよね。インドの法律がそんなことを許すわけがない。ことが明るみに出れば、インド国民だって黙ってはいないでしょう。逆に言えば、明るみに出ないところでそんなことが多々行われていたのだと考えると、恐ろしいことです。


 最近(2020年現在)は、ネット署名もすっかり普及して、署名のお願いがきてからしばらくすると、新聞などのメディアに取り上げられてる、というケースもよく見るようになりました。
 とはいえ、すべてのネット署名が成功するわけでは、もちろんありません。
 シリア内戦を終わらせるよう、世界のリーダーに訴える署名にも参加しましたが、終わる気配もありません。
 残念なことですが、発起人がバッシングを受け、ぼろぼろになってやめてしまうケースもあるようです。

 しかしネット署名が普及するにつれ、やり方のノウハウも蓄積していくでしょうし、だんだんやりやすくなっているのかもしれませんね。

 

 このブログの説明と目次はこちら