大雪の合間を突いて

東京に行ってきました

ニューヨーク・フィルが2月11日から14日まで東京公演に来てて、先生から「Akihiko! 東京に行くから会いましょうよ！」と連絡が来たので、「せっかくなんだから会うだけじゃなくてレッスンもして下さい！レッスン代、ドルじゃなくて円でもいいですか？（笑）。」「いいわよ（笑）。」
という事で、会ってレッスンも受けてきました。
場所はサントリーホールの近く。ホテルオークラ。

先生はロビーで待っていてくれて、「Hi! Akihiko～」「Hello! Kim」と久々の再会に、
ロビーでお互い抱き合って喜んじゃいましたよ

アメリカ時代の恩師の一人。ニューヨーク・フィル副首席バスーン奏者のキム・ラスコウスキー先生です。
「ブログに載せる写真撮ってもいい？」と聞いたら「ちょっと待って待って。」と、
わざわざ楽器持っていい顔してくれました。

久々に間近で聴く先生の音。
相変わらず良い音してるなあ

豊かな響きと多彩な音色がほんとに素晴らしい

「あなた日本ではどこに住んでるの？」「メインアイランドの西の端。ひかりスーパーエクスプレスで5時間かけて来ました。」と答えたら「5時間～」という事で先生もレッスンに熱が入り（笑）、
長時間ミッチリ見てもらえました。

それと面白い物を見せてもらいましたよ。
キムが楽器に見慣れない金属プレートを付けてて、「それ何？」と聞いたら、
「各パーツの振動をきちんと伝えて、音や吹き心地を改善する物」だそうです。

僕の楽器に付けてもらいました。
ボーカルとテナージョイントに一つ。

ベルとロングジョイントにも一つ。

最初は「ほんとに～」と思ってたけど、吹いてみたら響きが増えて抵抗感が減ってる
キムはメーカーから試供品をもらって、今試しているそうです。これ僕も欲しいなあ
メーカーのホームページに行ってみたら、キムのコメントが載っていました。
興味がある方はリンク貼っときますねlefreQue

ともあれ、帰国以来さらってて出てきた疑問をいろいろ相談。
とても素晴らしいレッスンでした。東京まで遠路遥々行った甲斐があった
手土産の獺祭も喜んでもらえたし

今回急に東京行きが決まり、短い滞在だったけど、予定が合った知り合いには会えました。
ニューヨーク・フィルのコントラバス奏者、岡本哲史君。
大学の時の同級生です。

東京で活躍しているオーボエ奏者、萩森幸子さん。
益田のコンサートや秋吉台セミナーでお世話になってます。

下関出身で、東京で活躍している打楽器奏者の藤島武士君。
ちょっと太って、髪が伸びたその姿は、まるで今話題の佐〇〇内氏

今日登場した4人は皆「はい！ブログに載せる写真撮るよ。チーズ」って撮ったんだけど、
それぞれキャラが出てて面白いなあ。さすが音楽家だな

というわけで、迫ってくる大雪から上手く逃げ延びて、下関に帰りました

なかなか有意義な滞在でした。
レッスンで習った事を習得すべく、また明日から頑張ります


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