ワタクシは新し物好きだった。だったというのは、いまは違うと言うことである。過去形になったのは物理的に無理になったのだ。現役の頃は、人員60人の現場で、先端機器を取り入れるのはワタクシが最初であった。携帯電話も最初に携行した時は重量が2㌔近くもあり、とても携帯電話と言えぬ代物だった。カーナビもコマーシャルに乗せられて、新車購入時にオプション購入して役に立つものではなかった。53歳の時パソコンを導入した。価格は69万と高価で、インターネットに接続するのに3か月を要した。
スマホに代表される携帯端末も導入したいのだが、低収入の年金生活者としては購入に、二の足を踏む。なんとかAmazonのKindIeを導入しようと考えている次第である。事ほど左様に老人は時流に取り残されてしまう。欲しくても経済面が立ち行かないのだ。