飼い犬は、だんだんと横着になる。

犬でも猫でも飼っているうちに贅沢にになるのは、飼い主が甘いのだろうか。昨日まで食っていたものを、突然、見向きもしなくなる。居住スペースも専用シートから主人の座布団からベッドへ、はたまた座椅子を我が物顔専用してしまう。我が家でも読書用に買った長座椅子（足を投げ出してもたれれる奴）をクラムが占拠して就寝前に引っ掻くので中身がはみ出してきた。しかたなく小降りの物を買い足した狭い部屋に２座はじゃまである。

世話を焼かす犬だ。

クラムは４匹目の犬だが全く世話のやける犬だ。散歩にでれば100ｍに10分を要す。１時間歩いて3000歩、いきいき歩数は86歩なんて事はザラである。餌はワタクシの手のひらの物しか食わない。こんな犬は他にいないだろう。面倒な犬である。

しくじった

今朝はこの冬一番の冷え込みで、０．７℃でした。昨日から真冬並みに寒くなるとの予想が発表されていて、その通りになった。
毛が伸びすぎてクラムの顔が正方形なって見苦しかったので、トリミングの予約を入れていたのだ。寒いから毛が伸びるは当然の利である。それを刈り込むのは人間の理屈が優先するのだ。でも予約を入れていたのでしようがない。可哀そうだから、体裁を整える程度にしてもらった。すると、顔だけが小さくて、ケツが、やたらとデカク見え、デブがよけいデブに見えるようになった。カッコ悪。
トリミング前と後を対比してみた。

負けないぞ

クラムは４匹めの飼い犬であるが、一番世話が焼ける。最初の犬は、シェパードとシバのミックスで、短命に終わった。多分飼い方が悪かったのだろう。２匹目はシェパードとコリーのミックスだった。目と鼻に抜けるような賢い犬で、一を聞いて十を知ると言うのは、あの犬の為にある言葉だった。３匹めは秋田犬。こいつは途方もなくバカ犬だった。それでも何でも食ってくれたし。餌代は知れたものだった。その点クラムには苦労する。偏食が多すぎる。散歩に出れば、ショッチュウ道草を食うし、すぐに座りこんで動かない。ナメラレタもんだ。『ツクソウ！』負けないぞ、負けないつもりだ。

絞め殺すか？

年金生活者の生計を危うくさせているは犬であるらしい。らしいというのは、家計簿を附けていないからで、ほぼ間違いないと言う事である。ドンブリ勘定はいけない。これからは家計簿をきっちり付けようとおもう。それでやはり犬が原因であるとすれば、どうしよう。毒殺は難しい。なんたって偏食が激しくて、なにを食うのか判断できない。とすれば、絞め殺すか？うん、そうしよう。