イヨボヤ会館

スタッフが日々の展示魚の紹介や鮭の情報、イベント情報などをお届けします🐟

トウホクサンショウウオ

2024-05-15 10:32:50 | 展示魚紹介

トウホウサンショウウオ 学名:Hynobius lichenatus

日本固有種のサンショウウオは、東北地方から新潟県・栃木県・群馬県にかけ北部や高地に分布しています。

新潟県内では、山地にすみ良く見かけますが、佐渡ヶ島や粟島にはいないようです。

産卵期は12月中旬から翌年6月下旬にもわたりますが、盛りは3~4月の雪どけの頃になります。

春の産卵シーズンになると、水路や人工池など人里に現れるます。

産卵は流れのゆるい沢や湧き水、ときには小さな池や沼に入り、枯れ枝(スギの場合が多い)や石の下で行います。

 

※日本で最初の鮭の博物館 イヨボヤ会館  展示魚シリーズ NO14


メキシコサラマンダー(ウーパールーパー)

2024-05-12 16:49:53 | 展示魚紹介

 

メキシコサラマンダー(ウーパールーパー) 学名 Ambystoma mexicanum

サンショウオの一種で、メキシコの固有種です。

メキシコサンショウウ は、ウーパールーパーメキシコサラマンダーという名称も用いられてます。

姿かたちは子供のままで成熟する「幼生成熟」をする生き物です。

日本では80年代後半にCMで人気に火がつき、一大ブームになりました。

「ウーパールーパー」という流通名もその時用いられたものです。

野生下では、近年、開発による生息地の崩壊や水質汚染により絶滅が危惧されています。

 

※日本で最初の鮭の博物館 イヨボヤ会館  展示魚シリーズ NO13


モクズカニ

2024-05-09 10:57:39 | 展示魚紹介

モクズカニ  学名:Eriocheir japonicus

食用として有名な上海ガニの同属異種です。

日本全土の内湾の磯辺や河口から川の中流にまですみ、ときには上流にまで遡っていることがあります。

ハサミには長くふさふさしたやわらかい毛がびっしり生えています。

甲羅の幅は6cm~7cmになり、甘みの強いカニミソは、珍味として愛好され、カニの中では味が良い方です。

 

※日本で最初の鮭の博物館 イヨボヤ会館  展示魚シリーズ NO12


テナガエビ

2024-05-09 10:39:47 | 展示魚紹介

テナガエビ  学名:  Macrobrachium nipponense 

本州以南の河口近くの河川や池、沼などに生息しています。

夜行性で暗くなると障害物の陰などの隠れ場から出てきて、

食性はほぼ肉食性で小魚の死体などの餌を求めて活動します。

体長は12cmぐらいになり、ハサミが体長の1.3倍にもなるためこの名がつけられました。

雄のハサミは短く比較的小型ですが、オスの方が長生きします。

 

※日本で最初の鮭の博物館 イヨボヤ会館  展示魚シリーズ NO11


オイカワ稚魚

2024-05-09 10:27:07 | 展示魚紹介

 

オイカワ〈稚魚〉

生まれたてのオイカワの稚魚は、正確に見分けるのが難しいほど多種の稚魚と体系や色が似ていますが、

5cm超に成長すると判別しやすくなります。

成長にしたがい口の部分に赤い点が現れ始め、徐々に赤みが増していきます。

こちらで展示しているオイカワは、2023年の春に隣の水槽で生まれた個体です。

 

※日本で最初の鮭の博物館 イヨボヤ会館  展示魚シリーズ NO10