IBM X31での簡易HDV編集(その3) カット編集編

さてさて、久しぶりのこのネタの投稿です。スイマセン、あまりに忙しくって...

ってな訳で、「CapDVHS」で30分の素材をIBM X31でキャプチャーしたところまで先日のblogに書きました。
次にこの動画をカット編集していこうと思います。

CPUのパワーがあるPCでEdiusを使う場合、通常HDV→カノープスHQコーデックに変換しながらキャプチャーしてEdiusでカット編集できるのですが、如何せんX31のパワーがありません。

そんな訳で「CapDVHS」でHDVデータ(m2tファイル)をキャプチャーしたのですが、このHDVデータ(m2tファイル)をそのままEdiusで編集するのにはX31では無理です。(Dual Xeon3.06GHzでもm2tでのEdiusを使っての編集は快適ではありません)
かと言って30分間のm2tを「ProCoder Express For EDIUS」を使ってHQコーデックに変換するのもちょっと時間(X31の場合実時間の3~4倍変換時間が必要)がかかります。
ここはm2tのまま必要なシーンを切取ってm2tファイルで保存し、そのファイルを「ProCoder Express For EDIUS」を使ってHQコーデックに変換したいと思います。
ここで、問題になるのは「IBM X31」という今となっては低SPEC(HDV編集するには)のPCで、サクサク動くカット編集ソフト(m2tファイル)があるのか?と言うことです。
このような用途で使うのに一番メジャーなのは(株)ペガシスさんの「TMPEGEnc MPEG Editor 2.0」だと思います。
多分、Pentium M 1.3GHzでもそこそこ動くと思ってホームページを見ました。
このソフト、インストール時だけでなく定期的に認証コードを得る為にインターネットにつながなければならないみたいです。
私の環境ではちょっと合わない為に、このソフトはパスすることにしました。

他のソフトがないか色々ネットを徘徊していると、良さそうなソフトを見つけました。
kalmさんの作成された「Murdoc Cutter」というフリーソフトです。
とりあえず最新の「Murdoc Cutter 1.9f0」をダウンロードして使ってみました。

このソフトとても軽く、IBM X31で使用してもキビキビ動いて結構気持ち良いです。

早速このソフトを使って30分のHDVデータから必要なカットをPickupしたのが下の画面です。


このソフト、カットの並べ変えも出来結構優秀です。



適当に、30分データから約3分27秒(7つのカット)をPickupして、書き出すことにしました。(上の画面は書出し中のものです)


このソフト、m2tファイルをGOP単位で編集するためとても書出し時間が短くなんと約3分27秒のファイルを書き出すのに1分21秒で終了しました。
(いわゆるスマートレンダリングの為、HDDの性能&保存先等に時間は左右されると思います)
下の画面がその時のものです。


このソフトをさらっと使っただけですが、今のところ気になるというか注意する点は次の通りです。
(1)編集過程をセーブすることができない
(2)音をモニタリングしながらカット編集できない

ただ、(1)については私が使っている環境がノートPCの為、休止とかサスペンドとかである程度何とかなるかと思いました。
(2)は困る方には困ると思うのですが、そんな方には高性能ノートPC(HDVを気持ち良く編集できるノートPCってあるのかな?)を購入してもらうと言うことで私に限って言えば今のところ創意工夫で何とかなりそうです。

多分長文で読みにくいと思いますがご勘弁を

次は、「HQコーデックに変換&Ediusでタイトル編集その他」編に続きます。(いつになることやら...)


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食玩


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どの飲み物だったかは忘れてしまいました。(だって、先週買ったんだもん...)

今日は、こんなところで...
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