ころがせ複勝!

日々のぼんくらな生活の中でのあれやこれや…

本を読む「イギリス社会入門」(by Colon Joyce)

2011-08-24 22:24:31 | 読書


NHK出版新書だよ、どんな本出版してんのかと思うじゃないか。語学のテキスト?かな?今日の料理とか…。発想が貧困。
NHKで好きな番組は、世界ふれあい街歩き&サラリーマンNEOは Season One から見ています、たまに。

で、この本の全てが
「そうそう、その通り!」
の連続。
関係ないけど、日本人向けに私ならもう3つ追加したい。
・パブでなんか注文する時間違っても手の甲をバーテンに向けて2を示してはいけない。(中指立ててるのと同じ意味だから)
・雷鳥を英語でThunder Bird とは言わない。
・ドアは次の人が来るまで必ず手で押さえて待っている(といっても、すぐ後ろとか10mくらいなら待ってるな)
必須!
特に3つ目、日本人は自分が通ると手を離すから、ドアが結構な勢いで返ってくるので、イヤーな思いをしたことがある。さすがに最近は慣れたが…。

「時にはイギリスのニュースを知るためにアメリカの新聞を読んだ方がいいと思うようになった」
それは本当にそう思う。いや、英国の話ではなく、日本のメディアは意外と情報統制されているような気がする。福島のヤバそうなニュースとか、韓国との外交とか、その部分にふたをしていて、実は日本人はほとんど知らされていないということが多すぎる、最近。

これを読むと、我のLandladyはずいぶん上流に属しているような気がするのだが、我の下宿はマナーハウスなどではなかった。ただし、おそらくOxfordでは最も治安がよいといわれるNorth Oxfordなので…と、理由にならんな。
夕飯のことをDinner ではなくSupperと呼んでいた。
Cambridgeにある Magdalene College とOxfordにある Magdalen Collegeの読み方の違いはばっちり。ユニオンジャックのはなしもOK、だが、Mars Barのフライは知らなかった、そんなカロリーの高そうなもの、よう食わんわー。

It is cold enough to freeze the balls off a brass monky. ⇒ めっちゃ寒い

は知らなかったし、これは上品(上流…)な言い回しではないのではあるまいかと我は言いたい。

ところで、イギリス人でもモリスダンスを見たことない人がたくさんいると書いてあったのにはびっくりした。
Oxfordでは5月1日にもれなく見られるというかCarfax Towerのところで朝早くから足首に鈴付けてシャンシャン踊っているのを毎年見ているので、5月1日にはどこの街もこんなもんだと思っていたんだが。
ある意味英国版ケンミンショーのネタになるな。

あ、マーマイト!これは英国版納豆!とか塩辛。オレ無理。
ま、そんなわけで英国のことをたっぷり思い出し、里心が付いてしまいました。ものすごくイギリスへ行きたいです、そしてアイルランドのバリーズの紅茶を飲みたくなりました。明日にでも探してみたく。


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