長野の人間なので、山の遭難事故には敏感ですが相変わらず、ちょっと気づくのが遅い。
白馬に知り合いがいるのですが、遭難した人を捜索して救助するためのヘリを飛ばすのに、それなりの金がかかることについては、知ってる人も多いのだけれど、ヘリを飛ばしたくても、山はあっという間に天候が変わるので、二重遭難が起こる可能性を十分知っておいていただきたいと。なんでヘリを出さないと言われても、それはそういう理由ですと。
あそこら辺では、長野なのか、富山なのか、岐阜なのか、遭難現場を廻って結構戦々恐々としているらしいです。
それより、冬山は雷鳥がいて可愛いです。白くてふくふくしてるんだよ。目の上が赤いからそれが目印…と言っても2回しか見たことありません。何しろ山になんか登らないんだから。苦しいだけなので、もっぱら、山頂まで97%ケーブルカーで登れるスイスの山が好きです。
夏山に登る時も、必ずニットのセーターは持って行かされてました。昔はフリースなんていいものがなかったんだからな~。
みんな冬山に対する警戒心と恐怖心は持っているんだろうけれど、夏山に対するそういう思いをそれほど持っていないよな。霧が巻いて、日光がさえぎられて、気温が下がれば、夏であろうと、そりゃあもう寒くなるし、へたすりゃ雨が下から吹き上げてくるという恐怖、ずぶ濡れやん!ホント怖かったんだぞ。
企画したツアー会社の社長は責められるのかもしれないけれど、山に行く時はこういうこともあるってことを理解してから行っていただきたい。
それにしてもひどい話だ。
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