死刑ですか…

宮崎勤(あれ、この字か？)が不遜にも絞首刑は残虐だと文句をタレてやがるらしい。
殺人を犯した場合は同じ殺害方法で殺した側を処分すればいいだろう。と思うのだが。
ハンムラビ法典のようだな、目には目を歯には歯を。
歯には歯をって昔は歯を抜き合ったんですか？よく分からないんですけど。噛みつけって事ですか？

ま、それはよい。

心臓に重い疾患を抱え、ドナーを求めてアメリカに渡った人が、ドナーは現れたが手術に耐えられるだけの体力がなく、2回手術をパスしたという話を聞いた。
その人はレシピエントのリストの何番目に記載されているのだろう？
2回も話が来る事自体まれなケースではないのか？聞いてみたい。
求刑通り結審されれば、宮崎は生きられるところを不自然な死を迎えるわけだ、死刑だからね。
その心臓は、むりやりその鼓動を止めなくてはならない。彼が殺害した少女たちと同じように。
でも後何年かは十分に使用に耐えうるはずだ。

どうせなら、死刑にせずに体を切り刻んで、ドナーが現れるのを待っている人達で分け合うってのは…、アリなのか？

自分に聞きたい。ともかく健康に生んで貰って深く感謝している。
だから、健康を害している人の本当の痛みは分からない。もし、自分がレシピエントならば、宮崎の心臓でも欲しいのだろうか。
それよりも、自分の生のために誰かの死をひたすら待っているというのはどんなものなのか。
殺人犯の心臓はイヤだと選り好むだろうか…。せっぱつまっていても？
たぶん喉から手が出るくらい欲しいはずだ健康な心臓を。選り好まないはずだ。
しかし、その後、自分の体の中に唾棄すべき殺人犯の心臓が蠢いているという現実が待っている。

恐怖？悲哀？焦燥？後悔？憤怒？どんな感情が現れるのか。
ダメだよ、殺人犯のドナーはない。と健康体の自分が言うのもおこがましい。
ただ殺害された人達の家族も許したくないだろう。殺人者の心臓が外見を変えて動き続けているという事実は。パラサイトじゃん。

それより、自分はドナーにはなってもレシピエントにはならないだろう。
そんな金をかけて誰かの死を待つ価値はないし、それが自分の寿命だと受け入れる。では、ドナーである自分が死刑囚になった場合、この心臓は誰かのお役に立つことになるのだろうか？って何にしてもおこがましい話だよな…。