「しつこく」新×3もろもろ日記

今になって夫が「進撃の巨人」に興味を持ち始めました^^

ペネロピ(豚の鼻を持った女の子の映画)&ダージリン急行(エイドリアン・ブロディ出演映画)

2008年03月19日 | 映画・舞台



まず「ペネロピ」(画像がそうです)

雰囲気的に「アメリ」を連想しますね~。
ちょっとブラックな現代のメルヘンといった感じ。
先祖のおかげで魔女にのろいをかけられてブタの鼻を
持って生まれてきてしまったペネロピ(クリスティーナ・リッチ)
名家の子息と結婚すれば、のろいが解けるらしいのだが、その真相はいかに??

映画を見ていくうちに、ペネロピの顔がどんどんキュートに見えてくるのが不思議。
クリスティーナの顔に元からついていたんじゃ?と思ってしまうくらい、
鼻が自然でかわいらしかったです。 インテリア・衣装も赤を基調として、
ポップでおしゃれで見ていて楽しい♪

ペネロピの自宅でのお見合いシーン(ブタ鼻を見られないように
マジックミラー越しですが)を見守るため、
両親たちがポップコーンやコーラを片手に集まるシーンもほほえましかったです。
ペネロピのゴシップを最初は狙っていたはずの記者が
次第に変わっていくのも見所のひとつだと思いました。


つづいて「ダージリン急行」

「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」を見たときも思ったんだけど、
この監督は一見不思議な家族でありながら、どこかできちんとつながっている
「絆」を表現したい人なのかな~と。今回も3兄弟が父の死後はじめて
合流してインドで「心の旅」をするといったお話。
目の覚めるような青い色が基調の『ダージリン急行』列車の通路の狭さや、
原色の目立つほこりっぽそうなインドの町並みが映し出されて、
一緒に旅をしているような気持ちになった。

「秘密だ」と次男が三男にだけ打ち明けた話がいつの間に長男にも
筒抜けで、やたらと兄弟を束ねたがる長男にうんざりする下二人。
私自身兄弟はいないけれど、もし兄弟がいたらこんな風な感じなのかなと
楽しく見ました。 旅先で出会ったある経験を基に、
彼らがすこしづつ変化していき、冒頭と好対照をなすラスト!
爽快な気分になりました。

「束縛から放たれ自由に生きる」ことを示唆した
あの終わり方はとってもよかったです。



最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
観たいー!! (kino)
2008-03-20 23:25:35
ご無沙汰してます!いつもROM専ですみません。

寡作なウェス・アンダーソン監督の映画、
どれも細部までオタクちっくに作り込まれていて、
おかしいような哀しいような、泣き笑いの空気が
流れていて、なんとも大好きなんです。
オーウェンも、昔からの友達であるウェスの映画が
一番楽しそうに見えてしまう(笑)

これこそ無理してでも見に行こうかと思いましたが、
遠めのミニシアターやシネコンでしかやってないんですよね(涙)
返信する
あ~ありがとうございます! (のら)
2008-03-21 00:10:06
私は「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」を見て
「なんかいいなぁ」と思って今回も見に行ったのですが・・
へんてこな三兄弟が再び集まって「心の旅」をするっていうのがなんとも。
なぜインドに行ったか?っていうのは後々わかるんですが、ほんとインテリアから何から細かいところを見るのも楽しくて、どこか悲しさがあって、ちょっと吹き出しちゃう感じがよかったです。

最初はオーウェン・ウィルソンが一番下なのか?と
思っていたんですが「お兄ちゃん的発言」が多かったので「あ、違うわ!」と気づきました。

ちょこっとしか出ていないのに、アンジェリカ・ヒューストンのインパクトは強すぎました(^^ゞ

ちなみにお葬式って日本では「黒」の喪服ですが
インドは「白」なんですね。そういえば韓国もそうだったっけ?と思いました。
返信する
おっと! (たまやん)
2008-03-21 19:40:38
この2作は長くやるだろうと思ってまだ観てません。
確かに、予告で観るとクリスティーナ・リッチの豚鼻顔は
普段よりも可愛く見えますよね(失礼な)

そういや、阿部サダヲさんのCMですが、
昔は「たまひよ」に出てたっけ。あと、「CMのCM」のコマ―さる君の声ですかね。
返信する
あ~そうか! (のら)
2008-03-21 22:01:01
「たまひよ」出てましたね~すっかり忘れてた(笑)
ほんと忘れっぽい頭です~ありがとうございます(^.^)「たまひよ」キスシーンが問題になったのも阿部さんでしたかね??(違ってたらごめんなさい)

クリスティーナ・リッチは、この鼻の方が
かわいいんじゃ?と危うく思ってしまうところ
でした(^^ゞ衣装も色がきれいで素敵でした!
(一時期太った気がしたけど、やせたのかな?)
返信する