BALLAD 名もなき恋のうた （くさなぎ剛・新垣結衣出演映画）※追記あり

くさなぎ君が主演で、でも見ようかどうしよっかな～と
悩んでいた本作ですが、愛知県では映画祭開催の関連で女性は
6日まで県内の映画館で1000円でほとんどの作品が鑑賞できるのも
あり、見てきました。原作はクレヨンしんちゃんなんですよね。

「ALWAYS～三丁目の夕日～」の山崎監督が原作を見て
「是非とも実写化したい！」とメガホンをとったんだそうです。
監督のこだわりが感じられるところはいくつもあって
今の日本人が戦国時代にもし迷い込んじゃったら
こんなこともあるんだな～って面白かったですねぇ・・

☆あらすじ☆

時は1574年の戦国時代、春日という小国で“鬼の井尻”と
恐れられ無敵を誇る侍・井尻又兵衛（草なぎ剛）は、
春日の国の姫君・廉姫（新垣結衣）を命懸けで守り続けていた。
ある日の戦中、無敵の又兵衛に一瞬のスキが生まれてしまい、
足軽の鉄砲が又兵衛に狙いを定めたその瞬間、
川上真一（武井証）という少年が突然現われる。

シネマトゥデイより



廉姫（新垣結衣）が色んな武将から求婚されていると
又兵衛（くさなぎ）が言うと、真一（武井証・さすがに
アニメのしんちゃんよりずっとお上品ですが）が
「じゃあモテモテなんですね」と答え、
又兵衛が「モテモテってなんじゃ？」と意味を尋ねて
後で自分で「姫はモテモテなのですから」と使ったり。
このシーン個人的にとても好きでした（笑）

ムービーが撮影できる携帯電話を見て慌てふためく
戦国の人々。そりゃそうですよね。カメラだってなかったんだから。
真一＆両親、又兵衛とその部下たちが交流する場面は心和みました。

戦闘シーンは、「火縄銃」は出てくるし
「長槍」ってこういう風に使って遣り合ってたんだな～とか
大河ドラマぐらいでしか、戦国の世の戦いを見たことがなかったので
「本格的だな～」と感心しました。かなりリアルなんじゃないかと。
「春日の国」の山城も良く出来てました。
（敵が攻めてきづらい造りのディテールを凝視してしまった）

くさなぎ君はファンとしてはカツゼツの悪さ、
大丈夫？と気になりましたが、ほとんどＯＫかな。
彼が武士に扮したのははじめてじゃないけれど、ここまでハマると
思っていなかったので。今回は文句なくカッコよかった！
本人も気に入ってるとのことですので（監督談）
ガッキーも当時の姫らしく凛としてたくましいです。

吹越満が又兵衛を小さい頃から知っている武士を演じてたんですが
監督が飲みに行ったらたまたま会ったんで「役をお願いした」
そうですが、いや～吹越さんがいいですよ～。MVPです。

ちょっと長かったかな～という感もあるのですが（132分）
原作は私は見ていないけれど、山崎監督らしく手堅い
出来上がりじゃないかと思います。



ちなみに真一の両親は、夏川結衣・筒井道隆が演じてました。
最近また筒井さんはドラマ等でよく見ますよね。

そういえば、「クレヨンしんちゃん」って埼玉県春日部市が舞台ですよね？
くさなぎ君も春日部出身ってのは別に関係ないのでしょうか

他の話と抱き合わせにする予定でしたが、長くなったので
この辺にしておきます～

☆追記☆

Moviegooでこんな記事を見つけました。草なぎ剛のピリピリ視線に、夏川結衣が「怖いんで、この辺で」とコメント切り上げ!? - goo 映画
ドラマも佳境ですからね。無理ないです（汗）

BALLAD 名もなき恋のうた - goo 映画