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小鳥見日記

カワセミをスルーして変人扱いされた下沼

仕事帰り、夕方の下沼に立ち寄る。寒いのでちょっとだけ。
手前のたまり場にはオオハクチョウ多め。



少し離れた岸には美しい羽根が見えるコガモの雄が。


なにかくわえてるアオジ。絶妙な枝かぶり。


少し歩いただけでもカワセミの鳴き声が2カ所から聞こえた。
川岸にとまったメスがよく見えたので、1枚撮った。
 
年配のご夫婦と、同年代くらいのおじさんが少し先で同じカワセミを見ている。
おじさん、熱くカワセミを語る(笑)
じゃましないように通り過ぎようとしたら、「カワセミいますよ!!」と声をかけてくれたので、「はい、手前で見ましたので。ありがとうございます。」と立ち止まらずにいたら、めちゃめちゃ怪訝そうな顔をされてしまった。
 
いや、カワセミは大好きですよ。なんたってキレイだもの。写真だって撮るし、会えたらうれしいし。
だけど、カワセミだけを見に来たわけじゃないからなあ…。
まあこの時期だと、白鳥エリアを通り越してあすなろの里のほうへ行こうとすると、「え、白鳥見ないの?」みたいな感じで見られるけどね。
 
タシギが30羽くらいいたので、私としてはカワセミよりこっちが見たかったんだよー。


相変わらずコハクチョウの中にいるマガン。


このコは羽繕いで取れた羽根をクチバシにつけて、ぼーっとしてた。


駐車場のほうへ引き返すと、一人がカメラを構えて、もう一人が餌をまいて、羽ばたいて移動してくるところを撮っている人たちがいた。
餌付けについては私は反対だけど、白鳥の名所なんかはそれで生活している人もいるから何も言わない。
だけど、そんな感じで撮る写真より、朝イチで来て飛んで行くところを撮ればいいのにな、とは思う。
「羽ばたいてる」様子は確かに同じかもしれないけど、早朝の空気感とか、仲間どうしが鳴き交わしながら飛ぶタイミングを合わせる様子とか、高く飛び上がっていくときの羽根の音とか、激推しなんですけどね。
 
餌のおこぼれにあずかるオオバン。


あと1ヶ月もしたらシベリアに帰って行くと思うともうさびしい。

●この日見た/声を聞いた鳥

  • マガン
  • コハクチョウ
  • オオハクチョウ
  • コガモ
  • カイツブリ(声)
  • キジバト
  • オオバン
  • タシギ
  • カワウ
  • ダイサギ
  • カワセミ
  • コゲラ(声)
  • モズ
  • ハシブトガラス
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • ウグイス(声)
  • ムクドリ
  • ツグミ
  • スズメ
  • セグロセキレイ
  • ハクセキレイ
  • シメ(声)
  • カワラヒワ
  • ホオジロ
  • アオジ

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