早朝に起きられず、だったら上沼〜下沼まで全部見てこようと思い立つ。
いつもより2時間以上遅い9時半。さて上沼に白鳥はいるかしら?
いた。コハクチョウが全部で5羽。
どうやら水際に見えるところの向こう側にも水が広がっているようで、奥の方からひょっこり白鳥が出てきてびっくりした。少しずつ沼の形が変わっているのかもしれないな。
上沼はオオジュリンが比較的近くで見られるのでうれしい。
この日はまた特別見やすいところに出てきてくれた。水面に一本斜めに倒れかけた葦。
次に反町閘門橋から中沼と飯沼川をチェック。
貸してもらったフィールドスコープも持ってきたので中沼を見てみる。
この日はカモ少なめだったけど、それでもしばらく見ていると、オナガガモとマガモ、そしてまだトモエガモも見られた。何がどれくらいいるんだろうな。
次に下沼へ。菅生沼ふれあい広場からスタート。
数日前に東京新聞に「約100羽が越冬にきた」と掲載されていて、やっと出揃ってきたのかしらと思ったけど、10時半、どこか行っちゃったかな。
まあまあいる。
すると、利根川のほうからどんどんハクチョウたちが飛んで来る。
朝イチであっちの方へ飛んで行くんだけど、もしかしたらごはん食べ終わって帰ってくる時間なのかもしれない。
ラッキー!
オオハクチョウも降ってきた。
全部で8羽。そのうち幼鳥が2羽。
やっぱり貫禄があるな。コハクチョウとパッと見てわかるほど体格差はないけど、くちばしのほかにちょっとフォルムが違う感じがする。
あすなろの里方面に向かうと、沼の底が出ているところにタシギがいた。
えー、こんなにいるの、初めて見たかも。
20羽くらいまで数えたところでダイサギがすごい声で鳴きながら飛び、それに驚いてタシギたちも一斉に飛び立った。20羽どころか40羽近くいたかも。
小鳥たちもいつも通りいる。
カワセミも鳴きながら川に沿って飛んだり、沼と川を行き来したりで忙しい。
「一度見てみたいと思って来たんです。」という女性に見つけるコツやいそうなところをお伝えしたんだけど、ちゃんと見られたかしら。
あすなろの里のあたりまでは、ここ数年ほとんど白鳥は来ないんだけど、なんかいる。
「オレですけど!」
いや、なんかついてますけど(笑)
顔が茶色いのは汚れてるんじゃなくて、菅生沼の土の成分だと聞いたことがあるんだけど、相当仕上がってるな。
この白鳥を見ていると、そばをうろうろしているイカルチドリを3羽発見。
折り返すとみなさんお昼寝モードに入っていた。
スタート地点まで戻ると、オオハクチョウがすぐ近くまできていた。
昨シーズンは一番多くて16羽見たけど、今シーズンはどれくらいきてくれるかなー。
一応白鳥は数えたんだけど、コハクチョウは上沼と合わせて97羽、オオハクチョウは8羽でした。
●この日見た/声を聞いた鳥
- コハクチョウ
- オオハクチョウ
- ハシビロガモ
- カルガモ
- オナガガモ
- マガモ
- トモエガモ
- コガモ
- キジバト
- オオバン
- イカルチドリ
- タシギ
- カイツブリ
- カワウ
- ダイサギ
- アオサギ
- トビ
- ノスリ
- カワセミ
- コゲラ
- モズ
- カケス
- ハシブトガラス
- シジュウカラ
- ヒヨドリ
- ウグイス
- エナガ
- メジロ
- ムクドリ
- アカハラ
- ツグミ
- スズメ
- ハクセキレイ
- シメ
- ベニマシコ(声)
- カワラヒワ
- ホオジロ
- オオジュリン
- カシラダカ
- アオジ