
こんにちは、きのこです。週末釜山まち歩きをしてきました。
釜山のまちは海側から見ると、山の斜面に階段のように家が立ち並ぶ風景が今でもあちこちで見られます。
今日は、昔の日本家屋があると聞いていて、なかなか行く機会がなかった、国の文化遺産、「水晶文化共感空間」旧貞欄閣に行ってきました。

こちらは東区で大通りより少し山側の道をわざと歩いてみました。
ところどころ長い階段があり、ここに朝鮮戦争時代に避難民として釜山に移り住み、そのまま定着したとみられる古い家がありました。

住宅街がつづきます。

これはふるそうな家です。どことなく昭和初期ぐらいの日本の雰囲気がします。

突然あらわれるおしゃれカフェ。今日は閉まっていました。

この道、海に向かって伸びていますが、道路をみると水が流れる音がします。

住宅街がつづきます。

これはふるそうな家です。どことなく昭和初期ぐらいの日本の雰囲気がします。

突然あらわれるおしゃれカフェ。今日は閉まっていました。

この道、海に向かって伸びていますが、道路をみると水が流れる音がします。
おそらくこの下は川なのでしょう。
そのような過去を思わせる独特の町並みが見えてきました。

ここもどこか異国的、家を囲むフェンスが特徴的で目に付きました。

突然、表れる超高層ビル群。こちらはもう入居が始まっているマンション。

ここもどこか異国的、家を囲むフェンスが特徴的で目に付きました。

突然、表れる超高層ビル群。こちらはもう入居が始まっているマンション。
東区は古い家と新しい家が混在しています。
いつかはなんとなく懐かしさを感じる日本式の家屋はこうした開発に押されてなくなってしまうのでしょうか。


こちらが見るからに素晴らしい門構えの家。
現在は国の文化財に登録され、文化遺産国民信託によって管理されています。

正面に回ると、インフルエンサーらしき女性が入っていきました。後で見ると私達のよこに座ってました。

こちらは玄関で靴を脱ぎ、裸足で室内に入ります。

正面に回ると、インフルエンサーらしき女性が入っていきました。後で見ると私達のよこに座ってました。

こちらは玄関で靴を脱ぎ、裸足で室内に入ります。
以前はスリッパがあったようですが、現在はありません。
ところどころ古い日本の家屋らしい独特の造りが見られます。
典型的な武家屋敷であった書院造であるとのみかたもあるそうです。
きれいに磨かれた廊下や階段。


昔はここが手洗いであったとおもわれます。

2階にあがると広々とした部屋が3つありました。


中ではお茶を注文し飲むこともできますが、注文せずに見学だけすることも可能だそうです。しかしながら文化財の管理、維持また地域住民の雇用創出にもつながるので、協力してきました。
アイスコーヒーが4000ウォン。ローズマリーや薔薇などの花茶が人気のようでした。
畳の部屋がとっても落ち着いて、まったりしてしまいました。

ここはよく皆さん写真を取られている場所。

ここはよく皆さん写真を取られている場所。
おばちゃんがとってもしょうがないので、インフルエンサーらしき女性二人が
一生懸命写真撮っているのを見ながら楽しんでました。

床の間もそのまま

外は暑いのに、中はひんやり。

机も少人数で座れるようになっていました。
2階からは入口が見えます。

床の間もそのまま

外は暑いのに、中はひんやり。

机も少人数で座れるようになっていました。
2階からは入口が見えます。
庭もとてもきれいです。
今は水がありませんが、過去の写真を見ると池があったようですね。


2階から見える屋根には、玄関先を覆う部分で、庭木の配置や池の位置など


2階から見える屋根には、玄関先を覆う部分で、庭木の配置や池の位置など
構造がどこから見てもきれいだし、
窓の外側にある手すりが古くはなってしまったけど、日本家屋の細かな飾りがありました。













例えば、これは松竹梅の文様を施したもの。
おそらく建築当時にはなかったのではないかと思いますが、
日本人的な模様や発想に懐かしさが感じられました。







東区のストーリーがあるまち歩き。
都市鉄道釜山鎮駅1出口を出た方向に真っ直ぐ100mほど進むとそこは古館入口というところ。
その昔、このあたりは海で、豆毛浦公園がその名残を伝えています。
古館というのはこの付近に倭館があったためで、このあたりに1940年代に建てられた日本家屋がいくつか残っています。
大火事にも焼失せず、再開発にも残されてきました。一般的に敵産家屋といういいかたもされていますが、
ここでは日本式とされているのが、嬉しかったです。
学術的には日本式と表現するのが正しいそうです。
なんだか、もやもやが解決した、気持ちいい一日になりました。
釜山に来られるにはまだ無理ですが、次回へのご参考に。
読者の皆様、コロナに負けないで!あともうひと頑張り^^
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