こんにちは、きのこです。
『サム・マイウェイ~恋の一発逆転!~』というドラマのロケ地に釜山がたくさん登場することから、
どんなところか確かめたくて、お店を訪ねて行ったのが、CEOの李さんに会うきっかけとなった。
静かな日光海水浴場の船首を思わせる展望台がある場所のすぐ近くで、李さんがカフェを運営していた。
アンチークなインテリア、打ち寄せる波、ほのかに香るコーヒーの香り。
これ以上の贅沢があるだろうか。
数か月後、通りすがりに寄る機会があり、李さんからコーヒーへの熱い思いを聞いた。
私のブレンドコーヒーへの目覚めとも言えるかもしれない。
李さんは、日光ビーチの店を譲り、今は機張の磐龍産業団地の一角の倉庫に、大きなロースティング機械を置いて、毎日コーヒー豆を挽いている。ロースティングはその日の気候や温度、天気に大きく左右され、最高の香りと味を出すために微調整をしながら挽いていく。量は限られているが美味しいコーヒーを味わってもらいたいという、李さんのこだわりだ。
日光ビーチのお店を譲り、ロースティングのみをするようになったきっかけがあった。
エチオピア大使館からかかってきた一本の電話だ。
「エチオピアの国民が豊かになるように、コーヒー豆の加工技術をおしえてほしい」
大使のことばには真実があった。
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