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釜山グルメ181選 momos coffee

2020-05-11 | グルメ

こんにちは、きのこです。

大韓民国を代表するスペシャリティーコーヒーが味わえる有名店です。

今でこそコロナで国内客に限られてますが、

以前は台湾や中国など、海外でも紹介されていてたくさんの外国人が訪れていました。

温泉場駅2番出口を出てすぐのところにあるカフェで、外見からしてひときわ目立ちます。

釜山の地下鉄は実は地上も途中から走っていて、都市鉄道と名称が変更になり、

このモモスのすぐ前も都市鉄道が走り、その下を温泉川が流れています。

正直言って、景色がいいというわけでは無いのですが、店からは韓国的な庭園が目に入ってくるのが特徴と言えるでしょう。

このモモスコーヒーは、その味にとてもこだわりを持っています。

5年間、20カ国を50回以上訪問し、優れたコーヒー豆を供給し、恒温恒湿システムを備えた倉庫で保管し、徹底した管理をしているのです。

こうした成果もあって、2018~2019年には「KNBC(国家代表選抜戦)」で2回連続で優勝者を輩出し、

2019年ワールドチャンピオンシップではモモスコーヒーの「チョン・ジュヨン」バリスタが優勝しています。

つまり、世界ランキング上位1%に入る、最高級のコーヒーが味わえる特別な場所と言えるわけなのです。

釜山金井区オシゲ路20 

営業時間10:00~21:30(ラストオーダー21:00)

名節日はお休み

www.momos.co.kr

昨年基準ですがある記事をみると、1日平均1200~1300人が利用していたそうです。
そこで、この人が集まるモモスの最近の記事を検索してみました。
以下、朝鮮日報より要約

まず第一に、絶対に来たくなるストーリーがあります。それは上記でも記述した世界第1位のバリスタがいる釜山のローカルカフェということ。
ワールドバリスタチャンピオンシップはコーヒー業界に従事する人が夢見る舞台と言えます。そこで、2019年にチョン・ジュヨンさんが優勝したのです。
韓国で最初の優勝者であり、モモスコーヒーを立ち上げたメンバーの一人でもあるのです。
モモスコーヒー創業に至ったストーリーも印象的です。
モモスの代表であるイ・ヒョンギさんは10年間貯めた資金で、両親が運営する食堂の横に4坪ほどの倉庫を借りテイクアウトのお店をスタートさせました。
その後も利益を上げ、今では食堂だった場所まで拡張し、今のようになったとそうです。


2つ目は、インスタで映える魅力的な空間であること。インスタグラムは韓国で月1100万人以上使っていますが、旅行の目的地として選ぶとき、インスタ映えするところを選んでいるのです。ちなみにモモスコーヒー '#모모스커피'と、検索すると4万以上の写真がアップされているのですが、その人気を物語っている証拠です。

3つ目は、モモスコーヒーに従事するスタッフの自尊心が感じられること。

記者の方がドリップコーヒーを注文しながら、「他にもスタバなど、大手カフェも多いのに、なぜモモスを選んだのか」と聞いてみたところ、バリスタは微笑みながら、「私が努力するだけ会社も成長するからだ」と率直に答えてくれたそうです。また、「大手のフランチャイズ店で働いている知人の話を聞くと、福祉も充実してるし、業務体系もしっかりしているが、反対に自分が影響を与えられる範囲が制限されていると感じるが、ここは自分が意見を出せば、変えることができるものがあり、その結果を顧客が喜び、会社が発展する上で寄与したという喜びが得られる」というのです。

バリスタのお話のように、時代の変化に主導的に対処して、経営にも関わることによってそこから得られる達成感を一度感じたら、

戻ることはできないといいます。


モモスコーヒーの店頭には、スタッフの写真とニックネームが掲載されています。

カウンターで接客するスタッフだけでなく、見えない場所でコーヒーを研究するスタッフ、ベーカリーを焼くスタッフまでも紹介されています。

それぞれがプライドとエネルギーに満ち、企業を発展へと導いているのかもしれません。



출처 : http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2020/08/03/2020080300041.html









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