* 二妓台(イギデ)公園
山と海、豊かな自然に恵まれている釜山!
ある週末、天気が本当によかったので夫と二妓台公園に行ってきました。
ここは長い間、軍事作戦地域とされてきたため、一般人の立入りが禁止されてきました。
それが1993年に解放され、海岸線には散策路が設けられるなどの整備が進み、今はたくさんの観光客が訪れています。
正式な名称は二妓台都市自然公園で、海岸線を自然のまま残しているところがたくさんあり、海雲台や広安大橋などの景色が一望できて、ものすごくきれいです!
ここは釣りスポットとしても有名で、釣り人の姿もときどき見かけます。
二妓台という名前の由来についてはいろいろな説がありますが、その一つをご紹介しましょう。
その昔、秀吉が日本を統一して朝鮮出兵したころ、つまり壬辰倭乱(文禄・慶長の役)のときですが、日本の武将が勝利を祝って部下たちとここで宴会を開いたそうです。
その武将が酒に酔ったすきを見て、朝鮮の二人の妓生が武将を抱きかかえ、身を投げたと伝わることから二妓台という名がついたそうです。
この二妓台海岸散策路は、太宗台に続く絶影海岸散策路と共に、釜山を代表する散策路の「カルメッキル:カモメ道」の一つです。
ちなみに「カルメッキル」とは釜山を代表するハイキングコースの総称です。
広安里側から散策路に沿って歩いていくと、右側には長子山(225m)が、左側後方には2005年11月に APEC 首脳会議が開かれたヌリマルAPECハウスを望むことができます。約2時間ほど歩いていくと前方に五六島も見えてきます。週末、運動不足解消にぴったりのハイキングコースです。
行き方
住所:釜山市南区龍湖3洞山25 (051)607-6361
バス20、22、24、27、39、131番利用二妓台入り口下車
または、地下鉄2号線の慶星大・釜慶大駅下車後、タクシー利用
* 五六島船着場
五六島は、潮の干満によって島影が五つに見えたり六つに見えたりすることから、その名がついたと言われています。六つの島は陸地に近い方からパンペソム(防牌島)·ソルソム(松島)·スリソム(鷲島)·ソンゴッソム(錐島)·クルソム(窟島)·トゥンデソム(灯台島)という名前がついています。
五六島の船着場からは遊覧船が出ていて、五六島を間近に見ることができます。
出航時間は日の出の30分前から日の入り30分前後に運航しています。強風や悪天候による運休の場合もあるので、ご利用の際はあらかじめ電話しておくことをおすすめします。
五六島船着場にはもう一つの見どころがあります。海女が採った新鮮な海産物が味わえます!値段も安く天然の海産物が食べられるのは五六島ならではの魅力です。
行き方
住所:釜山市南区龍湖2洞2 (051)626ー8953
二妓台入り口のバス停からマウルバス(地域バス)2番、2ー2番利用五六島で下車
ストレスがたまった時、何だかイライラするとき、ここ二妓台公園を散歩してみませんか。
澄み切った空気、青く広々とした海が皆さんを温かく迎えてくれることでしょう!
ー釜山市観光リポーター投稿記事よりー
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