ワインバーグ=サラム理論に代表される電弱統一理論とは、W粒子やZ粒子などが介在する弱い相互作用とフォトンが介在する電磁場相互作用とを、統一的に論じてひとまとめにした理論のことです・・。
その中の白眉は中性弱ゲージボソンであるZ粒子とフォトンとが起源を同じくして量子力学的混合の角度だけが異なるという部分ですが、そこでは現実には存在しないAボソン三重項と単項のBボソンとが仮定されておりまして、中性A粒子とフォトンとがワインバーグ角を介して混ざっていて互いに垂直であるという数学的状況になっておるわけです。グラショウ理論とは違ってワインバーグ=サラム理論では南部=ゴールドストンボソンの出現であるとか、あるいは今をときめくヒッグス粒子による質量付与機構の活躍だとか、何かと自明でない事項を扱っていて互いの優位性を主張しているようです。
ヒッグス機構とヒッグス粒子の存在はワインバーグ=サラム理論の勝利だとして、さて南部=ゴールドストンボソンについてはどうなのでしょう?
ユニバーサルフロンティア理論ではMユニバース粒子から2クォークが出たとする、その2クォークによるある種の相互作用の際には早くも南部=ゴールドストンボソンが出現しているように思いまして、そのようすは前述させていただきました。tクォークとbクォークとはアイソ対称性が破れており、そこでN量子とT量子とが2:1の割合で出現するというものでした。そこで考えられる南部=ゴールドストンボソンを書き上げてみますとT・N+反N・反Tの三重項になるので、これらをワインバーグ=サラム理論におけるAボソン三重項の基礎に置いてちょうどいいものと存じました。
ここから私は純然たる韓=南部模型の動作のためにこそT反N・N反N・N反T・T反Tを必然的な構造として発明し、そのうちでT反Tだけを不用な物・異質な物として別の活躍の舞台を与えることに成功したのですw)
T反Tこそはワインバーグ=サラム理論においてフォトンの前粒子(pre particle)とされているBボソンではなかったか?
そうすることによってZ粒子はN+反Nを主成分としてT反Tも含むゲージボソン、フォトンはT反Tを主成分としてN+反Nも含むゲージボソンとして、互いに垂直にしかもワインバーグ角だけ傾いて量子力学的に混合しているということです。もちろんT量子はゲージ場に吸収されてベクトルスピン1を得てW⁻粒子に、反T量子は同じくW⁺粒子になって弱い相互作用の荷電崩壊を起こしますから、これでユニバーサルフロンティア理論がワインバーグ=サラム理論の世界を軽々と内包していることがお分かりになったように存じます。
自発的破れでは出現させる南部=ゴールドストンボソンは一成分系でなくてはなりません、二成分系を欲するならば相互作用による対称性の破れを必要とします・・。
この弱相互作用のゲージボソンたちの成因はW粒子などがクォーク反クォーク対にも崩壊するということと相応しているではありませんか?
さらに別の可能性を一つ、弱い相互作用のレプトン-レプトン反応では電子とニュートリノが入れ替わったりしますけれども、その反応の瞬間にはW粒子はあたかも電子とニュートリノを成分として持っているかのようではありませんか。ベクトルスピン1を二つのフェルミオンスピンに分解すれば、同じ向きに飛ぶならば同じスピンであるし、正反対の向きに飛ぶならばスピンは逆向きですから。その反応におけるW粒子は「電子とニュートリノからW粒子になって、ニュートリノと電子に崩壊している」ように見えます。ですからW粒子というのはレプトン族においてMユニバースボソンと似たような役割を持っていた可能性がございまして、それこそ「2クォークからN:T=2:1で出る」ことからくる南部=ゴールドストンボソンの余剰現象です。宇宙における物質開闢期においては余剰の南部=ゴールドストンボソンから大量の電子とニュートリノとが放出されたに違いございません!
その中の白眉は中性弱ゲージボソンであるZ粒子とフォトンとが起源を同じくして量子力学的混合の角度だけが異なるという部分ですが、そこでは現実には存在しないAボソン三重項と単項のBボソンとが仮定されておりまして、中性A粒子とフォトンとがワインバーグ角を介して混ざっていて互いに垂直であるという数学的状況になっておるわけです。グラショウ理論とは違ってワインバーグ=サラム理論では南部=ゴールドストンボソンの出現であるとか、あるいは今をときめくヒッグス粒子による質量付与機構の活躍だとか、何かと自明でない事項を扱っていて互いの優位性を主張しているようです。
ヒッグス機構とヒッグス粒子の存在はワインバーグ=サラム理論の勝利だとして、さて南部=ゴールドストンボソンについてはどうなのでしょう?
ユニバーサルフロンティア理論ではMユニバース粒子から2クォークが出たとする、その2クォークによるある種の相互作用の際には早くも南部=ゴールドストンボソンが出現しているように思いまして、そのようすは前述させていただきました。tクォークとbクォークとはアイソ対称性が破れており、そこでN量子とT量子とが2:1の割合で出現するというものでした。そこで考えられる南部=ゴールドストンボソンを書き上げてみますとT・N+反N・反Tの三重項になるので、これらをワインバーグ=サラム理論におけるAボソン三重項の基礎に置いてちょうどいいものと存じました。
ここから私は純然たる韓=南部模型の動作のためにこそT反N・N反N・N反T・T反Tを必然的な構造として発明し、そのうちでT反Tだけを不用な物・異質な物として別の活躍の舞台を与えることに成功したのですw)
T反Tこそはワインバーグ=サラム理論においてフォトンの前粒子(pre particle)とされているBボソンではなかったか?
そうすることによってZ粒子はN+反Nを主成分としてT反Tも含むゲージボソン、フォトンはT反Tを主成分としてN+反Nも含むゲージボソンとして、互いに垂直にしかもワインバーグ角だけ傾いて量子力学的に混合しているということです。もちろんT量子はゲージ場に吸収されてベクトルスピン1を得てW⁻粒子に、反T量子は同じくW⁺粒子になって弱い相互作用の荷電崩壊を起こしますから、これでユニバーサルフロンティア理論がワインバーグ=サラム理論の世界を軽々と内包していることがお分かりになったように存じます。
自発的破れでは出現させる南部=ゴールドストンボソンは一成分系でなくてはなりません、二成分系を欲するならば相互作用による対称性の破れを必要とします・・。
この弱相互作用のゲージボソンたちの成因はW粒子などがクォーク反クォーク対にも崩壊するということと相応しているではありませんか?
さらに別の可能性を一つ、弱い相互作用のレプトン-レプトン反応では電子とニュートリノが入れ替わったりしますけれども、その反応の瞬間にはW粒子はあたかも電子とニュートリノを成分として持っているかのようではありませんか。ベクトルスピン1を二つのフェルミオンスピンに分解すれば、同じ向きに飛ぶならば同じスピンであるし、正反対の向きに飛ぶならばスピンは逆向きですから。その反応におけるW粒子は「電子とニュートリノからW粒子になって、ニュートリノと電子に崩壊している」ように見えます。ですからW粒子というのはレプトン族においてMユニバースボソンと似たような役割を持っていた可能性がございまして、それこそ「2クォークからN:T=2:1で出る」ことからくる南部=ゴールドストンボソンの余剰現象です。宇宙における物質開闢期においては余剰の南部=ゴールドストンボソンから大量の電子とニュートリノとが放出されたに違いございません!