ユニバーサルフロンティア理論は世界を救う

GUTこと大統一理論を上回る現代最高の物理理論を公開したいと思う!こう、ご期待・・。

【論文Ⅴ】 ユニバーサルフロンティア理論から広がる学術研究(補遺2)

2014年03月13日 | 究極理論
《レジュメ》

 ユニバーサルフロンティア理論から始まることのできる学術研究の世界は限りなく広大であり、最終的には理論物理学の革命としてその威容を誇ることになるであろう・・。


《物質宇宙は0と1の定立と共に始まった》

 インフレーション宇宙が始まった時には数字はまだ存在しなかった。量子数としてプラスマイナスφが存在していたが、まだ数字が出現してもいないのでφ=1/2という計算は許されなかった、だがおそらくその通りだろう。素領域またはモナドとして{φH}と{φL}が一つずつ出現し、その量子数はそれぞれ+φと-φだった。ラッセルのパラドクスの積極的な解決法に「あらゆる集合は自分自身を要素として含んでいるⅠ類集合である」というのがあるが、その伝でいくと{φH}={+φ}=+φ,{φL}={-φ}=-φと計算されるから{φH}{φL}(始状態)→φ+φ+{φL}{φL}→{φH}{φL}・{φH}{φL}(第一段階の終状態)という反応が起こるのである。この反応がn回起こると{φH}{φL}対が2^n個生じることになる。
 コンパスで直線に任意の半径の円を描くと中心を原点としてプラスマイナス半径の点がプロットされるが似たような物だろうか?
 ここでユニバーサルフロンティア理論では「{φH}は時間順行であるのに対して{φL}は時間逆行している」という仮説によって進む。このことは電子と陽電子とからなる真空のクーパー対もまた、単なる電子と陽電子ではなくて、時間順行している電子と時間逆行している電子の組み合わせだと考えるからだ。「その部分の電子と陽電子を入れ替えてもほとんど区別がつかない」ことにご注目いただきます。
 南部の電荷非保存過程とはこのようなことではなかったでしょうか?
 φの物理的意味というのは素領域のスピンならびにアイソスピンの1/2であり、インフレーションからビッグバンに移行する際のハイパーチャージ1が{φH}と{φL}のアイソスピンに1/2ずつ割り振られると、そのことによって電荷が+1と0になる。こうして荷電対称性を自発的に破る系となるので二種類の南部=ゴールドストンボソンを出すというのは既述しておいた。(半径)+(半径)=(直径)だというのがφ+φ=1、(半径)-(半径)=(中心)がφ-φ=0、原始のアイソスピンと真のハイパーチャージの半分とは同じくφであると考えれば、まさに物質世界は0と1の定立から始まったことが言える。
 このことは宇宙開闢に関する今までの(特に大統一理論関連の)諸説とは異なり、宇宙の起源は受精卵のように最大の単純さを持っていたとする説であり、初期のパラメーターの決定を我われ知的人類の大脳が果たしているような形に描くことも可能な『人間原理宇宙』だと告げることである。
 カオティックインフレーションの偶然に頼るのではなく一意的に我われが決定できるのだ!


《ユニバーサルフロンティア単位系の探究》

 インフレーション過程における『動く歩道機構』より、素領域はφだけ転がってφだけ運ばれてφだけ空転するのだけど、そのφ回転がスピン1/2やアイソスピン1/2にあたるとすれば、それだけでスピン量の表示はそのままラジアン量であることが分かる。今までファインマンなどによってスピン1は360°であるように考えてきたが、スピン1はラジアン1だったのである。また素領域相互が領域を広げながら遠ざかる速度を光速度とすれば光速度c=1が言え、その際の角運動量から不確定性原理が始まっているとしてh/2π=1である。さらにスピン1=1ならびに素電荷e=1、と、ここまでは正しいという形で特定が進むので、単なる自然単位系ではなく「正しい単位系」を模索するという大研究が可能となる。
 そこからは「正しい電気力線の本数」を始めとして、これまで任意性と計算の容易さによって使い分けてきた物理単位に「正しさ」という判断基準を付け加えられるようになります。
 他に、自然認識としてディラックが誤って基本的な対称性として持ち込もうとした電場と磁場に関して、電場が実在であり磁場が計算結果(三角関数の微積分)に過ぎないという結論から始まることから「偏光スリットをフォトンが通過するのは磁場に物質の裏付けがないからである」と言うような小さいが本質的である科学研究の端緒を切り開くことだって可能だろう。


《スカラー重力理論への道》

 ヒッグス粒子が自然界でただ一つの、スピン0で単独の存在であるところのスカラー素粒子だということは案外と認識されておりませんが、そのことと重力質量と慣性質量の恐るべき一致などから驚くべき可能性が広がってまいります。
 ひょっとして正しい重力場とはスカラー場でなくてはならないのではなかったか?
 アインシュタインは通常の意味における質量はスカラー量であることを承知の上で一般相対性理論を構築したが、グロスマンに教わった当時の数学の最先端を以てしてもテンソル場で描くことを余儀なくされた。重力質量と慣性質量の完璧な一致を志すとしたら重力場はスカラー場だと考えるのが理想ではなかっただろうか?
 スピン0のヒッグス粒子はありとあらゆる質量を検知してのけて時空を湾曲させる、そこではニュートリノ質量も例外ではなくZボソンの介在によって間接的にその質量を伝える、そうして重力場は従来からのテンソル場とは違って「スカラー質量が時空を湾曲させる」という新しい理論(だけど物体に与える影響は一般相対性理論と相違ない)に主役を譲ることになるであろう。
 だが、それをしも『一般相対性理論』と称するのは人々の自由であるw)


《理論物理学の革命そのもの》

 宇宙は難解な前提条件と、難解な数学的構造とから生まれたのではなくて、正真正銘の『無』から始まったのであり、それは日本の剣豪・武蔵の「無の境地」における無に等しく、それこそは「拮抗の無」であって他ではない。

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