ユニバーサルフロンティア理論は世界を救う

GUTこと大統一理論を上回る現代最高の物理理論を公開したいと思う!こう、ご期待・・。

ニュートリノレス二重ベータ崩壊はどうして観測に掛からないのか?

2014年01月23日 | 究極理論
ユニバーサルフロンティア理論としましては今まで態度を保留してここまで来ましたけど、Wボソンの性質を検討していてニュートリノのマヨラナ性が気になって来ましたよw)

W⁻粒子は素直には電子と反電子ニュートリノに崩壊するのですけれど、カミオカンデのようなレプトン=レプトン反応では電子とニュートリノとが入れ替わります。そのまさに入れ替わる瞬間というモノをイメージしてみると、あたかも「W⁻粒子の成分というか崩壊先は電子とニュートリノではなかったか?」という具合なのですが、さて読者諸賢にはお分かりになられますでしょうか?

核外電子のすぐそばを高エネルギーのニュートリノがかすめ飛んで行く、10⁻16cmぐらいにまで近づけばある確率で反応が起こってWボソンが交換される、ファインマン図ではW⁻粒子とW⁺粒子と両方を書き入れたりして若き日の南部を惑わせたりしたようですが、私には「一瞬だけ電子とニュートリノがW⁻粒子を構成して次の瞬間には崩壊してニュートリノと電子に位置を変えて出現する」のが見えるようです。「南部を惑わせた」とはご自身の【電荷非保存過程】の典型のようにみられて「フォトンでも同じことが起こるようにすら見える」「Wボソンこそはフォトンと質量が違うだけの私(=ここでは南部)の理論の検証物だ」と思われたのだろうという推測です。全体としての電荷が変化しませんから、フォトンやZボソンでも位置交換が起こるような気がするというのは私にも覚えがございまして、その際には「W⁻粒子とW⁺粒子とを併記するならばT反Tでも同じことが起こりそうなもんだ」とは思いました。電荷の移動がございますから、おそらくフォトンには不可能、Zボソンにもそこまでの能力はナイのでしょう・・。

そんなこんなでユニバーサルフロンティア理論によれば電子とニュートリノの位置交換相互作用はW⁻粒子単独による事象であり、断じてW⁺粒子が同時に関与しているように描くべきではないと改革ののろしを挙げることにしましたw)

そうなるとWボソンが崩壊するときは、崩壊物が逆向きに出るときには電子(陽電子)と反ニュートリノ(ニュートリノ)で、崩壊物が同じ向きに出るときには電子(陽電子)とニュートリノ(反ニュートリノ)となりまして、かようなタスキ掛けが平易に成立するということは「ニュートリノはマヨラナ粒子であり、カイラリティーが左巻きの時には正粒子だが、右巻きになれば反粒子として反応する」ということが私のユニバーサルフロンティア理論から導かれたことになります。

問題は「なのにどうしてニュートリノレス二重ベータ崩壊は観測されないのか?」という疑問です・・。

これからは以前に別の問題の解決として保留しておいた発想が役に立ちそうです、それはニュートリノと反ニュートリノとがクーパー対になったとしても、そこから崩壊する術を持たないので「そのまま静かに質量を持った無反応の暗黒物質となる」という予言です。電子と陽電子とが出会ってスピン0で結び付いたとしても、しばらくの間はパラポジトロニウムとして局所的な電荷も全体としての質量も持ったままでおりますが、電磁相互作用によって自己崩壊して3γとなって残りは無質量のクーパー対としてL軌道に眠ります。ニュートリノと反ニュートリノのクーパー対には「そこから崩壊する方法が宇宙の法則をすべて探しても存在しない」ゆえに質量を持ったままそのまま宇宙空間を漂うでしょう。そうしたら、たとえニュートリノがマヨラナ粒子であって、しかも粒子反粒子がクーパー対となったとしても、その質量分のエネルギーが節約された『ニュートリノレス二重ベータ崩壊』は決して観測されることはないでしょう!




(これが私のユニバーサルフロンティア理論からの解答ですw)

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