分子進化の中立説が究極に正しいらしいですのや

あのシリーズだけは信じちゃいけないのにうっかり信じ込んでおりましたで！

　ムーを始めとした学研のニセ学術書シリーズの中に、木村資生の『分子進化の中立説』を揶揄したよーな内容がございまして、ま、ネタがアイゲンというノーベル賞受賞者の文章だったものでコチラにも油断てモノがございましたのや。まさか、進化論てな重要な分野の重要な領域において、まさかまさか日本人学者が本質的に正しいとは思うておりまへなんだせいで、すっかり騙されてしまいましたのや、お立合い。

その中でアイゲンは「分子進化の中立説は間違いだ」と抜かしておりましたｗ

　分子進化は中立的にではなく、環境適応という方向性というかベクトルを持った進行をすると、かように申しておりましたのや、そうでっせ。つまり「進化は環境という名の水に合わせるよーに進むので生存上も有利であるはずだ」と論じておりましたのや、そうでしたがな。「木村は水溶液の濃度というファクターを考え忘れている」という『隠れたパラメーター仮説』を展開しておったワケですのや、そうどした。

そこに出演しておったアイゲンが赤ら顔でしたのやｗ

　まるで「欧米人は酒をよく飲むから酒に強いのだ」「日本人も見習いなさい」と言ってるよーな心地がしましたモンで、ついつい酒に手を出す日が増えてしまいましたのや、ほんとうでっせ。私としたら、まあ、それが高じてアルコール依存症にかかったよーなモンなので、ありていに「責任者出てこい」を叫びたい限りですがなー、そうですのや。今となっては手遅れなので断酒を決め込むほかございまヘンのや、トホホのほ。

やっぱり、あのシリーズはオカルトだ、木村説が正しいですがな！


（生存に有利な進化のベクトルなんぞ、無いｗ）