ユニバーサルフロンティア理論は世界を救う

GUTこと大統一理論を上回る現代最高の物理理論を公開したいと思う!こう、ご期待・・。

ユニバーサルフロンティア理論はまとめの上からはどのように見えるか

2014年09月09日 | 究極理論
 ユニバーサルフロンティア理論はクォーク整数荷電の可能性探究から始まったようには見られずに、むしろ後発ながら韓=南部模型を証明できる理論のようにすら見られるであろう。それはその通りであるし、その方が名誉であると信じる向きだって存在するだろうが、真実の為と言うだけでなく私にはもう一つの思いという事がある。
 ひとつには自分がやった順序の方が難しいだろうという自負であり自慢である。
 ワインバーグ=サラム理論のまとめについては詳しいことを知らずにここまで来たから、その件に関してもワインバーグ=サラム理論を小さな理論として内包できる理論だということを誇りたいよりも、こちらは基礎理論でないから「そう難しくはなかった」という謙遜の方が先に立つ。それは止むを得ないことであり、逆言すれば韓=南部模型は平易だと思っている自分にも気づくのであるが、あまり「簡単にやった」ばかり言っていても自慢にナラナイではないか?
 私としてはワインバーグ=サラム理論のアイソ対称性をレプトンからクォークに差し替えた物とは言われたくなかった事情がある。それにそのことに気がついたのはごく最近である。韓=南部模型を合理化していく過程で副産物としてクォーク荷電がアイソ対称性から自発的に破れて0と1になり、そこから出現した南部=ゴールドストンボソンが(複合状態を含めて)7種類のボソン(ワインバーグ=サラム理論では4種類)に変化して、それを彼らの論旨を理解せずにやってきたから気がつくはずもなかった事だった。
 言っておくがこれは自慢であるから誤解しないでほしいw)
 おかげでレプトンの理論をクォークに鞍替えしたにもかかわらず真空期待値などの諸定数はまったく変化させずにそのまま使えることが保証されるのだ。
 さらに次なる可能性として弱い力が相互作用ではないという結論が得られる予定だ。強い相互作用とBボソン形成の説明のために《相互作用による対称性の破れ》を提唱することになり、一成分系からなることになる弱い力のゲージボソンは相互作用の素粒子ではないことを自ずから表明していることになる。だから崩壊現象しか記述できないのだろう・・。
 これだけ変更して彼らが建設した理論の中に出てくる諸定数をなんら弄らなくて済むとは奇跡的な快挙だからである!
 その証拠として大統一理論だけによって予言されているワインバーグ角に新しく明快な理論値を与えることの出来る理論にまで育った。その代償というか、怪我の功名というか、非常に多くの新機軸を理論の中に中身として持つことになった。他には、

1)不確定性関係の右辺はスピンによって変化する
2)スピン1/2は回転角として1/2ラジアンである
3)ワインバーグ角θwは数学的厳密に1/2ラジアンに等しい

などがあり、これらは素粒子の標準模型とよばれている物の根底に存在する基本事項にも抵触する変更を余儀なくする。じつはこのことも自慢であり、すなわち【量子力学と素粒子論の革命】を意味する他にない。
 たとえば小澤の不等式を裏づけるはずの長谷川の実験に対しても、それは中性子スピン1/2が回転角にして1/2ラジアンの意味を持つということの暗示であって、ひいては「不確定とはスピンによってもたらされている」と豪語できる内容である。
 ディラック方程式を解けばフェルミオンスピンが出てくるというが、光速度一定原理を与えた途端に波動方程式に解として出現するのだから、ひょっとしたら不確定性原理と特殊相対論のなにか有意な関係があるのかもしれない。まったく不思議なことである。
 それだけの新機軸がユニバーサルフロンティア理論成立のためには必要となってくるのであるからまったく怪我の功名であるし、そのことによって説得力という点では大きく後退するという代償を支払っているが、強いて気休めを表明すれば「だから他の誰もこんなことはしないだろう」と言えるだろうか、あはははは・・。
 ワインバーグ=サラム理論による古い真空をクォークの世界に変更するだけで得られる世界ではなく、むしろそのことによって古い真空こそ強い相互作用の舞台であることが明確に出てくるので、ユニバーサルフロンティア理論による古い真空とはハドロン内部の封じ込めの空間に他ならないことが論証されて出てきます。その意味で新旧の真空が持つ意味あいが逆転して全体としてシンプルになっております。
 

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