ユニバーサルフロンティア理論は世界を救う

GUTこと大統一理論を上回る現代最高の物理理論を公開したいと思う!こう、ご期待・・。

カイラル対称性の破れは南部理論の根幹だったワケですがな

2020年03月02日 | 究極理論
カイラル対称性が自発的に破れるとパイ中間子が出るという話w

 で、そこから「パイ中間子に質量があるのは不愉快だ」等といった、不遜な?感想をモノしておったのが若き日の南部先生だったりしますのや、そうですがな。自発破れの際に出現する粒子は南部=ゴールドストンボソンと申しまして、その質量もスピンも0であることが要請されますがな、そうでっせ。パイ中間子は、スピンは0だけれども質量はかなりございまして、南部理論のノーベル賞受賞が遅れた大きな原因になっていたワケでしたのや。

で、私の感想としたら「カイラリティーは対称性では無い」になってしまいますのやw

 前回の当ブログで申しましたように、カイラリティーとは英語でキラリティーと同じ表記でして、ドッチかと言えば「左右対称性の欠如」を意味しております。まあー、若き日の南部博士の情念というか、情熱ですかね、それが言わせた言葉が「カイラル対称性が自発的に破れた結果としてパイ中間子が出現する」でしたのや。けど、私としては疑問に思うどころか反論がございまして、ね。

カイラリティーの破れはP対称性の回復だと思いまスン!

 そこで出現するスピン0のボソンはパイ中間子ではなくてヒッグス粒子という大物であると、ま、私としてはそう進言したかった、っとっとっと、このことをハッキリ直観したのは最近のことですから、南部先生がご存命の頃は曖昧に疑問に思っていただけですのや、そうですがな。ま、とにかく、そしたらヒッグス粒子がえらく重い素粒子であることなども納得がいく話ではないかと、そう存じます、ええ。

カイラリティーっていったいぜんたいどう対称なんでしょーか?

 カイラリティーの破れとは言っても差し支えなく、その場合に質量の重いスピン0の素粒子が出現し、おそらくヒッグス粒子だと思われますのや。しかし、カイラル対称性の破れだとは言うべきでない、そのよーに思いましたよ、ええ。これはひょっとして欧米、ことにヨーロッパの物理学者に強くアピールする内容ではないかと、まあ、私としたらそう自惚れておる次第ですのや。



(オツなモンでっしゃろ?)

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