耐震診断の現地調査に行って参りました。
写真は昭和10年の建築だそうです。
築83年になりますね。
一昔前の建築は壁がほとんどありません。
ほとんど柱で出来ていると言っても過言ではないようです。
西面だけは壁が多いですね。
西日を防ぐための昔からの知恵かも知れません。
今回はお得意先なので普通に家を見せて頂けましたが、聞いた話では家にも入れてくれないところもあるようです。
そりゃそうですよね。
いくら耐震診断で建築士が診てくれると言っても見ず知らずの人が家の中に入るとなるとさすがに抵抗があると思います。
でも中へ入らないと壁や窓の位置がわかりません。
それがわからないと耐震診断できません。
門前払いされる診断員もいるようです。
家の図面があればその図面を参考にできますが、無い場合は調べるしかありません。
図面も無くて家に入られるのが嫌な方はご自身で図面を起こしておくと良いでしょう。
2枚ほど室内の写真を撮らせて頂くのもご了承頂きたいと思います。