「レベッカ」

この日のために眼科へ行ったのですよ！！行っといてよかった～～！！

日比谷シアタークリエへ、ミュージカル「レベッカ」を観に行きました！

【小間使いとして雇われの身だった「わたし」は、モンテカルロのホテルで旅行中のマキシムと出会い、引かれ合う。
　しかしマンダレイの屋敷は、主人マキシムの前妻レベッカ亡き後も彼女の存在に支配されていた。
　使用人頭のダンヴァース夫人は異常なまでにレベッカを崇拝しており、後妻の「わたし」を受け入れない。
　「わたし」はマキシムの愛を信じ、不安に駆られながらもマキシムの妻（"奥様"）をつとめようとする・・】

大塚ちひろ、山口祐一郎、シルビア・グラブ

写真は上演終了後に撮ったものです。
シアタークリエと、「レベッカ」のポスター。




芝居好きの友達N（会社が一緒）に連れて行ってもらったのですが、もうっっっっ最高！


原作（「レベッカ」ダフネ・デュ・モーリア）も読んでおきました。
英文学です。舞台もイギリス、コーンウォール地方。
新訳も出ていますが旧訳の方を読みました。
これが、ミステリーの大まじめな作品のはずなのに、爆笑ものでしてよw傑作。
突っ込みどころが多いんですよ～　訳のせいな部分もあるのですが、一番は、
主人公「わたし」（名前が出て来ない）の妄想癖がすごいところ。

レベッカが上演されると知ってからほぼ毎日、
Nと原作についての話で爆笑し盛り上がり、
４月に上演が始まってからは観て来たNの解説を聴き・・
（すでにNは５，６回行っています。あと４，５回行くそうです。笑）
Nの歌をアカペラで聴き・・

半ば洗脳される形で、私はこの日をものすごく楽しみにしていました。
曲もよさそうだったので☆


・・嗚呼、よかった！！！！！


最初の歌から、その雰囲気に感動して涙ぐむ私（あほか

去年末に「モーツァルト！」のミュージカルもNに連れて行って
もらいましたが、それもとても面白かったのだけど、
今回は行くまでの煮詰め方が違います。笑

お芝居よりも、私はミュージカルの方が好きなのかなあ。
私は舞台を観に行くという習慣はないのでなんともいえませんが、
ゴージャス？な雰囲気が好きです。
ミュージカルだと歌を聞く楽しみもありますしね☆
イイ所で役者さんがイイ歌を歌い始めると、もうっっ（ToT＊）くはー！　




＊＊＊＊＊（以下、2009年7月16日記）

トップ絵があまりにもひどかったので、新しく描いて差し替えました！
パンフから画を選びました。
これはミセス・ダンヴァースとカトレア。
マキシムと「わたし」を描きたかったのですが、しっくりくる画が無く、このダンヴァース夫人の写真はとても「レベッカ」らしくてイイ画だったのでチョイス。

カトレアは亡きレベッカが好きだったという花です。ランのことですね。
レベッカを崇拝するダンヴァース夫人はこの花も大切にしています。
ダンヴァース夫人はとても怖～いのですが、よく考えるととても可哀想なひと。

♪カトレアは嫌いなの　好きなのはツツジよ♪　と、後半強くなった「わたし」が歌いますが。
ツツジ好きって一体。笑


このミュージカル、というかお話は本当に長い間ネタ（!?）にさせていただきましたわ。
セリフもねー。いくつも覚えてました。覚えてます。
この祐さまは珍しく"人間"の役なので（笑）それがNにはツボだったらしく、喜んでいました。
カッコイイですよ、確かに！
裕福で影のある紳士！

でね、
来年４月に再演決定です！
キャストはほぼ一緒ですが、ダンヴァース夫人役を神こと涼風真世さんがシルビアさんとWキャストで演じられることに！！
絶対怖いって！！でも素晴らしいって！！
観たい！！

初っぱなも涙出ましたが、１幕ラストの、ちーちゃん演じる「わたし」を冷たく眺めながらダンヴァース夫人が♪レベ～ッカ♪と歌う場面はぼろぼろ泣いてしまいました。。その世界に感動したんです。
シルビアさんのも涼風さんのも観たいなぁ～また＞＜