再演「レベッカ」！

出かける前にTVで「僕の初恋を君に捧ぐ」DVD特集見て号泣しました。
あんなん映画館で見れるわけがないよ。

今日は友人Nとミュージカル「レベッカ」！！＠帝劇！！


２年前の初演はシアタークリエという少し小さめの劇場で観たのですが、この再演は帝劇！！
スケールも演出もバージョンアップです！！


「レベッカ」
　マキシム：山口祐一郎
「わたし」：大塚ちひろ
ダンヴァース夫人：涼風真世（Wキャスト/シルビア・グラブ）

『小間使いとして雇われの身だった「わたし」は、モンテカルロのホテルで
　旅行中の富豪マキシムと出会い、引かれ合う。
　しかしマンダレイの屋敷は、主人マキシムの前妻レベッカ亡き後も彼女の
　存在に支配されていた。使用人頭のダンヴァース夫人は異常なまでにレベ
　ッカを崇拝しており、後妻の「わたし」を受け入れない。
　「わたし」はマキシムの愛を信じ、不安に駆られながらもマキシムの妻（"
　ミセス・ド・ウィンター"）をつとめようとする・・　　　　　　　　　　』


シルビアさんは初演のときに観たので、今回は初出演の涼風真世さんを観ました！
スッとした立ち姿が印象深いシルビアさんよりも体を動かして感情を表に出す感じ。
演出家さんによると「シルビアさんはドライな怖さ、涼風さんはウエットな怖さ」だそうですが、なるほどな～って感じでした。
どちらの怖さも良いんですよ！ドライだと「冷静沈着で何事にも動じない」っていうのがよく伝わるし、ウエットだと「レベッカ愛してます！どこまでも着いて行きます！」っていう雰囲気が強く出てるかな・・わかりにくいですかね。笑
シルビアさんは顔立ちがスッキリしているので、そこにもドライな感じがあるのかも。無表情なダンヴァース。
涼風さんは目が大きくてお人形さん系の顔立ちで、目がクルクル動いていましたが、それはそれでかなり怖いです。笑
ダンヴァース夫人の歌は低めなんですが、ちょっと高くなる部分が涼風さんは可愛かったかも＾＾
ダンヴァース夫人の衣装は真っ黒ですが、最初の登場シーン（後ろ向きでレベッカが好きだった絵を見ている。）でやっぱり涼風さんは神でした・・
また涼風さんの「エリザベート」観たいなぁ*＞＜*

一度観た作品だったのでどんな場面があるかとかどんな歌があるかとかが分かっていたため、今日観るのはとっっても楽しみだったんですよ～
あれから好きになった歌もありますしね＾＾

前以上に「わたし」に感情移入したかも。
第一幕での、マキシムと離れたくないって歌う歌や、キューピッドの置物を割ってしまったことがバレた後の様子、海で「お願いだから、そんな目で私を見ないで！！」って言うシーンで泣きそうでした＞＜
第二幕ではマキシムの秘密を知ってから自分に自信を持ち強くなるんですけどね、「わたし」v
しかし大塚ちーちゃんの歌唱力は素晴らしいです。
祐さまや涼風さんと一緒に歌っていても負けていない！！

２年前のシアタークリエver.よりも、大道具？（ホテルの壁とか屋敷とか）はやっぱり凄くなってましたね。
いきなり初っぱなのモンテカルロのホテルのシーンでびっくりしました。
あ、もっと初っぱなの「プロローグ」も背景が変わってた！
前は多分、なんとな～くぼんやり、な背景だったと思うのですが、今回はマンダレイの屋敷の焼け跡がしっかり作られていました。
「プロローグ」、いいんですよ～
ちーちゃんとアンサンブルの歌なんですがね。曲もいいし、もちろんちーちゃんの歌もいいし・・帝劇ではその焼け跡セットがあったので（その後ろでほぼ全ての登場人物たちが歌っています）、マンダレイでの日々を振り返るこの曲をしみじみ聴くことができました

最後の火事のシーンも、すごいことになってました
迫力満点
感動したところはたくさんありましたが、今回鳥肌がたったのはこの火事のシーンだけでした！！


よかったよかったー
楽しかった
あんな素敵なお芝居を生で演っているなんて・・・・・凄すぎる




＞画像　　「わたし」
　　　　　gooツール。

　　　　　これは強くなったあとの「わたし」です。
　　　　　負けないんだから！みたいな。