H2年式、5万キロのロードスター 幌交換済みだと、弊社の仕入れるレベルだと大体相場が25万くらい。
それを板金塗装して10万~20万(16年落ちだから全塗装かな)
室内リフレッシュに5万円(ロードスターの排水、よく詰まるんだよね)
整備に15万円。etc
弊社が販売すると、おそらく諸費用込みで70万くらいでしょう。
ちなみに、同条件のロードスターの全国平均車輌本体価格は45万円。
ほぼ弊社と同額です。
ただ、弊社の販売する10年落ち以上の車は、レストアをしたようなものなので、
そう考えていただくと、かなりお買い得な価格になる。
ただ、1.6LのNAが欲しいという人以外には、きっとお薦めしません。
コミコミ90万でH8年~9年式、5万キロ、2年間保証付きの1.8L NAがたくさんありますからね。
ロードスターを個人売買で買ってから早1年半の方のリポート・・・。
引渡しの1週間前に一度会って、試乗をさせてもらった。
車の程度は把握して平成2年式で走行は5万キロ以上は確認済みだったので「問題なし」と判断し、(排水つまりはすぐに直せる)喜んで譲られる事にした。
- 現状では水(排水)が溜まって室内がかび臭い事 ×
- アンテナは酔っ払いに曲げられてしまい修復不能な事 ×
- ボディーは細かい傷・サビが多い事 ×
- 幌は張り替えてからあまり乗ってない事 ○
譲り受ける直前に、バッテリー上がりでJAFを呼んだら「ファンベルトが終わる(寿命)寸前」だと云われこのまま乗って帰るのに一抹の不安を感じながらもスタート。
よからぬ不安は的中するもので、帰りの信号待ちで突然のエンスト。
近くの工場に押してもって行くと、「バッテリーが死んでるね。ファンベルトももうすぐだよ。今日は動かせないよ。」ということでバッテリーを注文して、電車で帰った。
翌日、電車に乗って取りに行き、バッテリーをつけて動作確認しようと、パワーウインドのスイッチを入れたら、『ブチッ』・・・ワイヤーが切れた。
仕方が無いのでそのままにして、その足で近くのマツダのデーラーへファンベルトを着けに行った。
『プーリーが錆びていて、ベルト着けて乗ってると錆が落ちた分・緩みますから、少ししたら張りかたの調整して下さい』と云われ帰ってきた。~
さてこの方、JAFを呼んだ
バッテリー、ベルト、PW修理、2回分の交通費
ここまでが、必然的にかかった費用で約38万。
さらに、内外装のリフレッシュ、アンテナ交換
などちょこちょこ自分で手を加えていっても、結構かかる。
何より「いつ壊れるか。」という不安が消えない。
これって得なのでしょうか?
また、こんな方もいらっしゃいます。
今のセリカ18万で譲ってもらって、交換した部品がサーモスタット、バッテリー、ブーツ、タイヤ、内張りetc。思いつくのがこんくらい。
今キテるのが、タブン点火プラグ関係、サイドミラー、アンテナ、シャフトらへん(異音)、バッテリー、ラジエター液漏れetc
買ってからまだ半年だけど、乗り換えたい。~
ひぇ~。ですね。
セリカの仕入れ価格は、相場が約10万円なので、弊社ですとコミコミ45万円くらいかな。
この方は購入半年で、18万+12万=30万はかかってますね。
今キテる部分も致命的やなぁ~。
これ「いい買い物した。」と言えるのでしょうか?
もちろん、支払い価格は安く済んでますが、それは消費税などの税金がかかっていないから。
(これを見ても、車屋さんってあまり儲けていないのが分かるでしょ?!)
購入後の支払いが、結構ありますよね。
これだけ故障箇所が出てくると、なんか売った方も気持ちが悪いでしょうね。
「これだけ壊れてるのに、あの値段は妥当だったのか?」って考えるのでは。
さらに、ローンが使えないとか、書類の手続きが面倒とか、色々問題があるのが個人売買。
やはり個人売買は、お薦めしません。
もらうのならいいですよ。
(故障箇所が出てきても、「タダだったんだから。」と納得できるでしょ?)