昨日の続き。「エコカーといえばハイブリッド。ハイブリッドといえばプリウス。」
という洗脳がなかなか解けない日本市場に問題提起。
プリウスはエコですか?
06年10月のカローラ新型発表でのトヨタ自爆発言
「平均的な運転テクニックのドライバーの場合、市街地走行におけるモード燃費との乖離率は25%以下」と、カローラの開発責任者、藤田博也チーフエンジニア。
藤田氏の使った「乖離率」という言葉は、トヨタの社内で使われている用語で、モード燃費に対して実燃費がどの程度悪くなるかを表す数字。
かりに10・15モード燃費が10km/リットルで、実燃費が6km/リットルの場合、乖離率は40%になる。
「われわれの感覚では、乖離率が30%程度が“並”。それ以上になるとお客様から苦情が来たりします。25%くらいになると実燃費がいいというイメージですね」(レスポンス)
さて、プリウスの実燃費、乖離率はどれくらいかというと、
実燃費20km/L前後なので乖離率は39~43%(グレードによって違う。)
僕が現場で肌で感じているのですが、
プリウスを買う人は燃費に関心が高い人がほとんど。
もちろん購入後も燃費を気にして走る訳です。(他車種ユーザーよりも。)
それでいて、この数字ってどうなのでしょう?
(ちなみに、他車種ではデミオ、Fitなど25~30%に収まっている。
さらに何度か記事にしているが、輸入車はほぼ全車種20%程度に収まる。)
ちょっと前に記事にした、燃費向上詐欺まがい 商品と同じでは?
公取さん、排除命令は?
もちろん、プリウスと同クラスで20km/L走る車は存在しないのだから、これは素晴らしい。
ただ、昨日の記事にコメントを頂いた「修理屋さん」が言っている、
バッテリーやクルマの寿命のことも含めて地球規模で考えるとどうなの?
普通の2Lセダンで10km/L走る車が、15年後の生存率7割だとすると、
燃費が倍でも15年後の生存率が1割だと逆に地球環境に悪でしょ。
昨日のカップ麺もそうだが、どこ基準でエコなのか?は大問題。
トヨタアゲアゲ記事が溢れる日本。
例えばレクサス店オープンの時のアゲアゲ具合。(懐かしい!)
日本での発売決定iQのアゲアゲ具合(売れる訳がないじゃん。)
プラグインハイブリッドのアゲアゲ具合。(+電気自動車をけなす記事。
どんだけトヨタ様アゲアゲやねん。)
ディーラーでお車選びは難しいですよね。
(こんな事、トヨタディーラーでは絶対に話してくれません。)ぜひ当社で。
おっ、うまくまとまった。
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