買取り減額詐欺商法については、その3のサムネにあるように6年以上前から書きためているのですが、
今回の事件発覚で新ネタ出てきますよね。
24年7月、下の事件。和解でビッグモーターがカネを払うって、実質敗訴ですね。
同じように、言いがかりで代金の返還を求められたり、減額されて返金させられた皆さん、
訴えたら勝てますよ!
過払い金のCMしてる法律事務所の皆さん、新しいネタだよ!
大阪地裁で和解が成立した。旧BM側が70万円の解決金を支払う。4日付。~(24/7/17 朝日新聞より)
23年9月 マジで客を訴える(その後、取り下げる)て、反社やん。
会社だから、慰謝料で反訴してニュースになってるけど、普通は出来ない。
というか、返金しちゃった人も沢山居るのだろうな。
ビッグモーターで車を売却後、言いがかりをつけて代金返還を求める訴訟を起こされたとして、大阪府八尾市の不動産管理会社の男性代表取締役らが慰謝料など計約158万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が21日、大阪地裁(能宗美和裁判官)で開かれた。
訴状などによると、21年3月、男性はビッグモーターに570万円でベンツ1台を売却。
同年10月、東大阪店の店長が男性に「水没車だったことが判明した」と買い取り代金の返還を請求。
男性は応じず、ビッグモーターは22年2月、損害賠償を求める訴訟を起こしたが、同8月に取り下げられた。(23/9/21 共同)
一括査定ネタ は、下にもあるが、
ヴェルファイア一括査定で他社114万、116.62万、116.8万円のところ138.5万円!を提示。
が、半年放置の振込は116万円だったと。
116万円が適正価格だったんだよ、おそらく。
でもね、一括査定サイトに1件数千円の情報料、オペレーターの人件費、営業マンのガソリン代等コストは発生しているのです。
(BIG新本社の多摩店には、実はオペレーターが数百人いて、その拠点でもあった。)
逆の立場ならどうします?名刺の裏に金額書かせて、負けたら「はい帰って」って言われるんですよ。
間の業者は世知辛い のです。
トラブルのきっかけは、およそ3年前。 東海地方に住むCさんの家族が、車を買い替えるため、当時乗っていた車の査定を複数の業者に依頼。
Cさん「ビッグモーターさんがダントツというか、20万円ぐらいほかに比べて高い、買い取りの値段をつけてくれました」 ~
ところが、待てど暮らせど、お金は振り込まれない。Cさん「6カ月強、振り込み全くなく連絡もなく、こちらから連絡して」
Cさんは娘とともに、車を売却した時の担当だった社員A氏に事情を聴くと、驚きの答えが。なんと、契約書が見当たらず、振り込みができなかったというのだ。~
さらなる驚きの事態が。半年以上も待って振り込まれた額が、提示された額と大きな隔たりがあったのだ。~
実はCさん親子は、138万円の契約書とは別に、116万円の契約書にも気づかぬ間にサインをしていたのだ。
Cさん「同じような書類と画面で、パソコンでここにサインしてくださいって。説明がなければ(値段の変更は)わからない」
Cさん親子は、A氏から作業を引き継いでいたという社員B氏に話を聞こうとした。すると...。
社員B氏「アホくさいんすよ、お客さんの言っていることは。納得して書いてるやつなんだろ!」
Cさん「あ、どう喝!」
社員B氏「面倒くさいですねホンマに」~(23/9/21 FNNより)
9/1 やっと逮捕者が出ましたか。
しかし、一括査定でBIGを呼んだ客も問題。
ビッグモーターの社員の男が同業他社の男性を突き飛ばした暴行の現行犯で逮捕されました。車の買い取りを巡って口論になっていたということです。
暴行の現行犯で逮捕されたのは大阪府大東市に住むビッグモーター社員の29歳の男です。
警察によると男は、31日午後、車の見積もりのため京都府南丹市にある客の自宅を訪ね、先に訪問していた同業他社の男性(24)と鉢合わせになりました。そこで男性から「契約しましたよ」と言われ、口論に発展しました。
怖くなった男性が、スマートフォンで撮影を始めたところ、男が突き飛ばしたということです。
その後駆け付けた警察官に逮捕されましたが、男は「相手のスマホを掴んだだけで、暴力は振るっていません」と容疑を否認しています。(23/9/1 関テレ)
9/14追記 なるほど、BIGともどことも名乗らずアポ取ってるんだ。
で当日の確認電話で初めて名乗れば、あまり断られないわな。
同業他社のアポから2時間ずらしていたにも関わらず、
査定契約後断りの電話をしたら、もう家の向かいに居て様子をうかがっていた!恐怖(笑)
9/26追記 さらに、同業他社が ネクステージ の、元BIG社員だった という。恐怖(笑)
8/11 極道集団が道徳を口にするww恐ろしい。
売って1年も経ってから、損害賠償請求訴訟て。長期在庫になっちゃったのか?
関西地方に住む男性は、2年ほど前に愛車のベンツ売却でトラブルとなった。
3カ月たっても名義変更の知らせが来ないので、調べると使用者が自分のままになっていた。~さらに、その約10カ月後、500万円超で売却したベンツに冠水した跡があると言われ700万円の賠償請求訴訟を起こされた。
水につかった覚えはなく書類などを用意していたが、ある日突然取り下げたと連絡が。~
国産高級車を査定に行った女性は、強引な営業に根負けして契約。しかし、翌日に友人と交渉がついたため、キャンセルの話をしに夫と関東地方の店舗に連絡したという。
すると店長を名乗る人物が「できるわけねーだろバカか? おまえ、道徳って習った? バカじゃねーの?」と罵倒。本社に電話すると伝えると「会社から何してもいいと許されている。うちはそういう会社だからね」と告げられたという。
また、別の女性は「査定の日時を設定する担当者が朝から夜まで1分おきに着信を残してきた」と証言する。
怖くなって断ろうとしたが、既にビッグモーターの社員とみられる男が車を見に来たり、違う営業所の社員からショートメッセージがきたりしたという。~(23/8/11 弁護士ドットコムより)
8/2 今回のは、ほんとに腐食だったり色違いだったり、査定をミスしているようだ。
(上が騙して、店長、担当営業に減額させていたのではないだろう。
返すって事は、カネ返ってきても会社としては赤字だからな。)
素人集団が、ただニンジンぶら下げられて馬車馬のように働かされていた、
それが買取り業界トップ企業の実態って事だ。
~元店長は上司から驚きの指示を受けていたと証言しました。ビッグモーター元店長
「一番多かったのは買い取った車の減額交渉。車を改めて査定した時に修理歴とか相違が発覚した際に『何十万単位で減額しなさい』と上から言われ、買い取ったお客様に減額の交渉をする」
中には、買い取ってから数か月たった後に値下げを交渉するよう命令されることもあったといいます。
当時の上司から送られてきたLINEには『腐食と事故 減額かヘンシャを』『色が違うんで減額してきてください。25万』という指示がありました。
「一番ひどいと『買い取りません』っていう。無理やり車を家に置いて帰ってきたりとかっていうことも。こっちも生活かかっているので引くに引けず」
また、交渉がうまくいかなかった従業員に対し、当時の上司から送られてきたLINEには『減額できなかった場合は折半してください』との指示がありました。事故を起こしたことがある車だと見抜けなかった担当者2人が、減額分を自腹で支払うよう命じられることもあったといいます。~(23/8/2 日テレニュースより)
端折った前半は、Googleマップの口コミサクラ指示。これも、その3で既に書いてます。
ヤフーのコメント欄が今回も秀逸。
擁護ではないのだが
gu 同業で勤めてました。買い取り契約して車を引き取ったあと上長による再査定が行われます。
そこで修復歴が見つかったり、車の価値が下がるようなことが発覚した場合(内装の汚れ、ペット毛なども含む)、減額交渉を求められます。当然上手くいく訳なく、最終的には自腹です。
出張査定はスケジュール上、時間の制約もありますし、夜間もあれば、天候不良もあり、完璧な査定など出来ません。とにかく異常な業界だと思います。
y Tディーラー営業マンです。以前から下取りをださずに、買取店で売却をする案件が多々あり、新車納車後お客様から聞くと「当初買取提示価格は高かったけど、後から減額され結局下取り価格より低くなった」と。
うわさでは存じてましたが、裏にはこんな厳しい状況があったんですね!ディーラーでも厳しい目標やパワハラ環境ありますが、BMさんほどではない
というのもある。いつも書いているが、ユーザーは売る時は高く売りたい。より高く。
買う時は安く買いたい。より安く。世知辛いね。
こちらも今更。バイク王 については13年前から書いている。
so 以前バイクで同じような対応を受けました。実物を見てもらい見積の結果20万で買い取ってくださるということでサイン・持ち帰っていただきました。
数日後から頻繁に「再度整備したところ、消費者の方ではわからない内部損傷が数箇所あった
目に見えない無数の傷があり売り物にならない
お宅に再訪問したり、見積修正には15万ほどいただく必要がある」
など仕事中でも昼夜問わず電話が入り、結局振り込まれたのは3万円だった。
25%ダウンした金額が適正価格なのかもしれない。
「車一括査定」のサイトに登録した。登録すると即電話の嵐となる。「お車に大変興味がございます。ご自宅にお伺いさせていただけますでしょうか?」中古車販売業者や買取業者からの依頼が殺到する。
世間でよく聞く「同じ時間に全社に来てもらって一番高い金額をつけたところに売る」というやり方。これ、実は相手先がものすごく嫌う。同じ時間帯に他社を呼んでいないかを確認もされる。だから僕は30分刻みで来てもらった。
それでも仕事熱心なのか早く来る方もおられて、かち合うこともある。僕は全社の話を聞いてから決めることを伝える。
ビッグモーター20代前半、まだ少年の面影が残るつぶらな瞳の男性だった。査定だが、会社によって「金額を言うところ」「金額を一切言わないところ」「『今なら○○円にします』というところ」など様々。攻防が延々続くのである。
そんな中、ビッグモーターの彼だけは違った。他社とかち合った時に僕を隅に連れて行き「あそこに売ったらダメです」その言い方、つぶらな瞳は僕を悪の手先から救うかのようだった。決めた。
すると、その日の晩に電話がかかってきて、買取金額が25%ダウンした。車を早く売却したいことと、断りを入れたところにまた査定を依頼することも躊躇されて、そのまま売却した。~(23/8/2 ASCIIより)
妨害の手口は、
勝手に客のふりして断りの電話をする。その為に客の携帯を奪い、勝手に操作する。
競合に負けたら、深夜その車屋に行って、置いてある買取り車のボンネットに漬物石を乗せる
などなど他にも聞いてますけど、まだですか?(笑)
8/6出てきました。
なるほど、新しく傷を付ければ、先に買い取った他社が渋るわなw素晴らしいテクニック!犯罪です。
~他社で買取営業をしている片岡さん(仮名)は、ビッグモーターに何度も営業妨害された経験があるという。客の名前を騙り、予定していた査定日時のアポを勝手にキャンセルしていたとみられる。
「お客さんに聞いたら『断りの電話を入れていません』と言われました。ビッグモーターの営業が自分の携帯から電話していたんです。別のお客さんのときも、同じ番号からキャンセルの電話があったそうです」
片岡さんは、車買取についての情報を収集する日本自動車購入協会(JPUC)に相談。JPUCには、同様の相談が寄せられているという。
元社員の古田さん(仮名)も「他社の買い取りが決まった後に、契約をご破算にさせようと、客の車に傷をつけてこいと上司から指示された」と証言する。
ビッグモーターで整備士をしていた高木さん(仮名)は、そんな上司のやり方に「ありえない」と嫌気が差して退職したと語る。
客に頼まれ、車検に出された車のエアコンを点検していたときのことだった。
「工場長が電動ファンモーターを叩いて点検している最中に、ラジエーターという冷却機関の部品を破って壊してしまったんです」。
高木さんが「さすがにラジエーターは請求しませんよね?」と聞くと、工場長は「よく壊れるものだから、お客様にもともと壊れていた旨を説明して、請求かけといて」と指示した。平然と客に払わせようとする様子に、罪悪感は微塵もない様子だったという。
上司が客の車をわざと壊しているのを見たのは、一度や二度ではない。1台あたりの車検の単価を上げるためにブレーキオイルが漏れているように見せかけたり、ゴムブーツを故意に破ったりしていたという。~(23/8/6 弁護士ドットコムニュース)
8/9新たな妨害の手口。一括査定サイトへ客になりすましだと!
いち早く得た個人情報使って。犯罪です。
元社員「「他社切りしろ」とLINEで詰められる。一括査定サイト登録削除、退会をお客様になりすまして、BIG社員が行っていた。そうすると他の業者はお客に連絡できない」
どれほど横行していたのか?
「ものすごい数。じゃなきゃBIG買取れないですもん。多分、他の会社の方が(査定額が)高かったりする事多いので、競合他社が多い店舗だと特に「他社切りをどうやってやるか」だけが買い取れるかの生命線だと、お前ちゃんとやってるのか!と指示出しているので、現場は縮み上がって」
異常ともいえる利益追求体質。一方で、客に車を売る際の整備の酷さは目に余るものだったという
「近隣の店舗、工場を併設している店舗で納車の準備、整備して運ばれてくる流れだったんですけど、ミラーが閉じないとかのまま納車したりした。電球とかは自腹でカー用品店で交換してきたり。自腹を切る風潮は全国どこの店舗もあった」(23/8/9 FNNより)
『どこよりも高い査定に挑戦します』じゃないのかよw
マジで査定中に車蹴ったり、キズ付けたりしてるんだな。犯罪です。
~同社の内情を知る元社員のC氏も、社風の一新は容易ではないと見る。
「幹部に限らずおかしな人だらけですから。『死ね』や『殺すぞ』といった暴言は、ここでは挨拶と同じです」
C氏は店舗での買取業務を担っていたが、報道されているような不正に携わったことがある。
「査定中の客にバレないよう、こっそりボディにエルボーをかまして傷を広げたりしてました。今思えば大変なことをしていたんですが、当時は数字をとるため、これくらいは普通だと思い込んでました」
業務上のミスは、従業員の自腹で補填される。
「査定ミスで高めに引き取った車は、後から担当者や店長が車ごと買い取るケースもありました。高額査定の噂は社内中に広まり、出世に響きますから。170万円の車を自腹で買い取って、査定ミスをなかったことにした社員もいましたよ」~(23/8/9 文春オンラインより)
7/25元店長が手口告発
「色々難癖を付けて買い取り価格を減額していた」。東海地方で店長を務めていた30代男性が取材に明かした。
この店では、車の売却希望者に複数の業者が査定に応じた場合、「明らかに他が出してこないような高い額」を提示して「入札」。買い取る意思を示した後に、「たばこ臭い」「損傷した部分が見つかった」などと告げて減額し、結果的に他社より安い金額で買い取っていたという。
買い取り後のオークションでの売却価格が想定以上に低く、利益を十分に確保できないとわかると、「事故歴を隠していた」などと言って、いったん振り込んだ金を一部返させたこともあるという。
客が不利になるこうした取引ができたのは、買い取り価格を変更されても「異議を申し立てない」と明示した契約書を交わしていたからだ。
この契約を問題視したNPO法人「埼玉消費者被害をなくす会」(さいたま市)は今年5月、同社に対して消費者契約法に基づく差し止め請求を出し、修正を求めた。
同社の対応がない場合は消費者個人に代わり訴訟を起こすことができる。
これに対し、同社は「かねて修正を含めて検討を進めていた」として、契約書の該当部分については「下取り価格を再度協議する」と修正する意向を示したという。(23/7/25 朝日新聞)
ちなみに、ここでは07年、どこよりも早くからガリバーのクレームガード保証について解説しているのですが、
こちらもビッグモーターがパクリw『クレーム安心保証※』として客から保証料を徴収しています。
※買取りの際、ビッグモーターが、あなたにクレームを言わなくなる安心な保証に、あなたがカネを払って入りなさい という保証
これに入ってたら安心だったのかな?(笑)