マクド『いま売れてます』詐欺その後
と、5年以上前から、ここではクソ認定でしたが、また祭りです。
去年10月の消えたレジカウンターメニュー事件
1月の60秒サービス?キャンペーン?祭り?事件
FCで決算数字誤魔化しが、そろそろ終了しそうです事件
中国産薬漬け病気鶏肉、日本マクドでも使用?事件
などスルーしてきましたが、今回は特にヒドイので取り上げますね。
日本マクドナルドホールディングスの原田泳幸社長は14日、都内で開かれた内外情勢調査会の講演で
「消費増税に合わせて価格を上げるのは消費を低迷させる。(増税の)前に価格を上げることが一つのチャレンジだ」
と述べ、2014年4月に予定される消費増税前に一部商品の値上げを検討する考えを改めて示した。
同社の12年12月期の連結決算は、04年の原田氏の社長就任以降、初めて減収減益となった。
原田氏はその理由の一つとして「客単価の高いものを出したが売れなかった」と分析。
さらに「マーケットが非常に低迷している。今までにない落ち込みだ」と述べ、外食市場全体の冷え込みが影響したとの見方を示した。(2/14 時事通信)
まではいいんですよ。
アベノミクスに絡めたインタビューということで、
ビジネススクール出のバカが、
消費者見下し目線で、腹の内をしゃべってるんですね。
(ほとんど、「何言ってるか分かんない」なのだが)
お前の言ってる事は、便乗値上げの前倒しだぞ!
消費増税前に値上げする
「値上げをすれば客足が減るのではないか」と懸念する声もあります。
ですが、考えてみてください。
日本の外食産業の市場規模は年間7.7兆円と言われています。
対して、家庭で食べる内食は、食材費だけでも年間21兆円です。
外食産業の原材料が売上高の3分の1とすると、「21兆円×3」で、内食が全て外食に置き換われば、63兆円に市場が膨らむ計算になる。
つまり、外食産業には63兆円分の潜在需要があるわけです。
それをどう喚起するか、ということでしょう。
外食の回数を今までよりも増やしてもらう。
それが必要だと考えたからこそ、我々は朝食のキャンペーンなどを始めているわけです。
消費増税と同時に値上げするのは、明らかに愚策でしょう。
そもそも、消費税を理由に値上げをするから、消費が止まるんです。
また消費が止まるから「増税反対」という経営者もいますが、これも暴論ですね。
消費税を上げなかったら、日本の国はどうなるのか。誰が社会保障費を払うのでしょうか。
重要なのは、消費税と関係のないところで値上げをすることなんです。
ですから我々は、今、九州で試験的な値上げをしています。
100円の商品を120円にして、うまくいったら消費増税の前に値上げをする。
増税前に早く値上げをして、増税時には価格を一切変更しない。
そうすれば消費者は安心しますから、消費意欲は衰えないでしょう。
事前に値上げをして、消費増税分を吸収する。
それくらいの知恵を使って、消費増税に備えるのが経営者の責任でしょう。
(3/1 日経ビジネスより一部抜粋)