テロリストに両親を殺された少女がMI6に保護され、自分たちが狙われる理由となった母親の過去と自分の出生の秘密を知り、両親の復讐を誓う話。
面白そうな設定なのに、ストーリーも見せ方もぼんやりしていて今ひとつ面白くなりきれなかった印象。もったいない。アクションもストーリーもグダグダ感があるのと、納得のいかない展開が多いのとで、見ながらずっとモヤモヤしてました。
母親がMI6に保護されてどう説明していたのか、テロリストは母親を裏切り者だと思っていたのではないのか、そこらへんがよくわからない。あとテロリストをいいひとふうに描いていたけど、テロリストには変わりないんじゃ…信念があってのことだけど(そもそもテロには政治的な目的があるのが普通)暴力的な手段を取っていたなら世間的にはテロリストかと。
オリビアの立ち位置とか目的とかもよくわからなかった。MI6の意向ではなく独断だったということですかね? オリビアに何の利があるの? お金??
隠れ家があっというまにバレてたあたりオリビアが黒幕としか思えなかったけど、傭兵はすこしも疑わなかったのかしら。プロ中のプロ…なんですかねぇ。このことだけじゃなくいろいろと詰めが甘いというか何というか。とてもじゃないけど優秀な傭兵とは思えなかった。背中を数発撃たれても死なないあたりはすごいけど。