瑞原唯子のひとりごと

進撃の巨人(23)

2017年8月9日
進撃の巨人(23) 通常版 (2017/08/09)。兵団とライナーたちの死闘から4年後らしい。表紙のイラストは誰だろう、知らない人ばかりだな…と思ってたけど、あのおっさんライナーだったのか…! 4年でずいぶん老けたような…ヒゲのせいか? それぞれの立場でそれぞれの正義があるんだろうけど、過去のあやまちを子々孫々いつまでも背負わせるのも、その立場を受け入れて自ら忠誠を誓うのも、私としては気持ち悪いなと思う。悪魔の血が流れてるから償わなければならないとか、パラディ島に住むのは悪魔だとか、何の疑問もなく信じ込んでるあたりが怖い。教育という名の洗脳なんだろうね。たとえ本当にエルディア人による凄惨な過去があったとしても、マーレ人はそれ以上のことをエルディア人の子孫にしてるんじゃないかと思う。多分エルディア人がいくら償っても許されることはないし、差別や搾取をされ続けるんだろうなと。そのほうがマーレにとって都合がいいから。いくらエルディア人が忠誠を見せ続けても何も変わらない。ライナーにはすこし心境の変化があったのかな。悪魔だと思っていたパラディ島の人たちとふれあったことによって。いまより104期生といたころのほうがイキイキしてたよね。ここから何かが変わればいいんだけど…。気になるのは、アッカーマン一族が巨人科学の副産物とか言われていたこと。巨人科学の副産物って何だ? 何にせよ、リヴァイとミカサの強さの秘密はこれだったってことか。

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