瑞原唯子のひとりごと

ジオストーム


ジオストーム。2017年に公開されたSF災害映画。地球の気候をコントロールする人工衛星が暴走してジオストームが起こるのを止めようとする話。

ご都合主義な部分が多くて思ったより気持ちが盛り上がらなかった。災害の映像は迫力があるけど、ダイジェスト的な感じでちょこちょことしか出てこないし。人間関係の描かれ方も薄くて感動というにはほど遠く。すべてにおいて浅く表面をなぞっている感じ。

技術的なこともふわっとしていて説得力がない。衛星で何をどうやって気象をコントロールするの? 噴火みたいなのも起こせるの? 再起動でウイルスが完全に消えるなんてどういう仕組みなの? もし宇宙から地球を攻撃できる技術があるのだとしたら(気象コントロールでなくても)、恐ろしいなぁとは思った。こんな技術をどこぞのヤバい国が手に入れたらえらいことになる。地球滅亡待ったなし。

黒幕の国務長官が子供みたいに短絡的でびっくりした。ジオストーム起こして地球を壊滅寸前に追いやって、それで大統領になっても大変なだけでは…。

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