不審な入国者の存在に気付いた女性外交官がテロリストに狙われる話。
いろいろな組織が絡み合ってたようだけど、それぞれどういう組織なのか、どういう関係性なのか、誰がどの組織の人間なのかなどわかりづらかった。でも途中から味方、敵、警察くらいの大雑把な理解で楽しめるようになってきました。深く考えないほうが楽しめるのかも。
あとテロリスト側の事情とか思惑とかもいまひとつ伝わってこなくて。何というかただ敵役としてそこに配置されているだけみたいな。
しかし凄腕の殺し屋(イマイチ凄腕感はなかったが)をひとりでやっつけてテロを阻止する外交官ってすごいな。それも警察や国に追われながら。最初は動揺していたけど状況を受け入れてからは対応力がすごい。そして強い。もうCIAあたりにスカウトしたほうがいいんじゃないかしら。
まあミラ・ジョヴォヴィッチという時点で強いんだろうなとは思ってた。なんで外交官がこんなに強いの? と思いつつも、ミラ・ジョヴォヴィッチというだけで受け入れてしまえる(笑)。でもあんまり危なげなかったせいでハラハラもしなくて…特に終盤はあっさりした印象。もっと危機的状況になって仲間と連携して切り抜けるとか、そういうのがあったらよかったなと。