瑞原唯子のひとりごと

十二人の死にたい子どもたち


十二人の死にたい子どもたち。十二人の少年少女が集団安楽死をするために廃病院に集まった話。わたしも若いころはずっと死にたいと思っていたので(いまは生きたいと思ってるよ!)気持ちはわからなくはないし、無条件に自殺を否定するつもりもない。ただ、抗議のために死ぬというのはやめたほうがいいと思う。どうせ訴えたい相手には全然響かないから。でもアンリはまだあきらめてなさそうな…だったらどういうつもりで挙手したのかが気になるところ。自分ひとりが反対しても無駄だから今回はあきらめたということですかね。死ぬために集まったのにそれをやめる結論になるというのは、けっこうな奇跡だと思うんだけど、三回連続でそんなことになっていたとは…主催者の誘導によるものなのか何なのか。でもいつまでもこんな奇跡はつづかないと思う。それにいままで集いに来て生きることを選択した子たちも、何人かは結局ほかの方法で自殺してそうな気がする。その場では雰囲気に流されて生きることを選択しても、戻るとまた死にたくなったり。

ところで口唇ヘルペスって一生治らないの?? と思って調べてみたら、薬で症状は抑えられるけど根本的な治療はできないみたいですね。免疫力が落ちると再発してしまう。しかも接触感染するみたいだし…確かにつらいな。若いとなおさら絶望感がすごいかも。

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