瑞原唯子のひとりごと

ヴァイオレット・エヴァーガーデン

2018年1月12日
ヴァイオレット・エヴァーガーデン。初回を見ました。幼いころから親もなく軍にいて、感情なく命令を遂行する武器として扱われて、そんな彼女の世界は少佐がすべてで、その少佐が最後に残した言葉は――。こんなのずるいというか何というか。抑制された描き方なのがかえって良くて。ずびずびに泣いてしまったよ…。第1話だけでひとつの話として完成されている感。これだけで短編だといっても十分通用すると思うの。機会があったら第1話だけでも見てみてください。ヴァイオレットは感情が乏しいけれど、ないわけじゃないよね。少佐の瞳の色と同じブローチを見つけたときや、少佐と話をしているとき、少佐のことを考えているときは、確実に心が動いていると思うの。それが何なのか自分自身でよくわかっていないだけで。少佐は自由に生きろと言っておきながら、あんな縛り付けるような言葉を残すなんてなぁ。でも責められるものではないけれど。あ、少佐は実は生きているという可能性も…。絵はさすがというかキャラも背景もとても美しいです。

2018年4月5日
ヴァイオレット・エヴァーガーデン。最終話まで見ました。とてもよかったです。素晴らしいアニメでした。一話一話の満足度がすごい。ぎゅっと凝縮されていて濃密だけどしつこくない感じ。ほぼ毎回ずびずびに泣いてた(笑)。自動手記人形としてのエピソードもよかったし、少佐関係のエピソードもよかった。少佐は実は生きてるんじゃないかと最後までちょっと思ってたけど、どうなんだろう。遺体が確認されてないというあたりがものすごく気になる。これフィクションだとたいてい生きている布石なんだよな。新作があるというし、もしかしたらそういう展開もあるんじゃないかと考えてしまう。本当に死んでたほうが物語としてはきれいなような気がするし、個人的にはそうであってほしいけど。ヴァイオレットって最初18歳くらいかと思ってたんだけど、まだ14歳(推定)だったと知ってちょっと驚いた。でも少佐と任務についているあたりはまだ子供みたいな感じなので、そこから考えると14歳というのも納得。少佐の「愛してる」はヴァイオレットでなくてもちょっと難しいかな。愛してるにもいろいろあるからね。とても大事に思っていたというのは間違いないんだけど。ラストに自動手記人形として会いに行ったのは誰なんだろう。お初にお目にかかります、と言ってたけど、ちょっとハッとしていたのが気になってる。少佐? と一瞬だけ思ってしまったけど、まさかね…。

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