スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け。『スター・ウォーズ』シリーズにおける実写映画本編の第9作品目。スカイウォーカー・サーガ完結編。わたしは一応すべて見ているけど、一回しか見ていなかったり、かなり昔に見たきりだったりで、あまり詳しくありません。
レイの出自が気になっていたけどパルパティーンの孫だとは予想外だった。ルークの娘か? レイアの娘か? とか思ってたこともあったけど全然違った。でも言われてみれば納得というか…主人公がダース・ベイダーの子供だった旧三部作と似た構図になるんだなと。ただ、それなら前作や前々作でもっとパルパティーンの存在感があってほしかったし、思い返してなるほどと膝を打つような伏線を張っていてほしかった(気付いてないだけだったらごめんなさい)。
個人的には主人公のレイよりカイロ・レンのほうが魅力的に見えた。こっちを掘り下げたほうが面白かったんじゃないかな。レイはどうも内面が見えにくいというか面白みがないというか。主人公としてどうなのかと思ってしまう。最後にスカイウォーカーを名乗ったのも何かモヤッとする。スカイウォーカーの意思を継ぐとかそういう意味なんだろうとは思うけど…そうじゃない感。
あとフォースが万能すぎて、フォースって何なのよという気持ちになってしまう。まあいままでもそうだったんだけどさ。今回ますますご都合主義な代物になってるように感じられて。
C-3POの記憶が消去されるところはちょっとせつなくなったけど、消去されても通常運転であんまり変わらなかった(笑)。みんなも全然気にしていない感じで。でもR2-D2はちゃんと友人なんだね。あっさり記憶回復したのにはびっくりしたけど…完全には消去されていなかったということか…?