瑞原唯子のひとりごと

ワールド・フィギュアスケート 97


宇野昌磨くん目当てで買った身としてはちょっと物足りなかった。独占インタビューがないことはわかってたけど、写真も思ったより少なくて…いや、これで少ないと言っちゃうのは贅沢かな。でも自分の実感としてはそうだったので。ページ全面の大きな写真は、表紙、全日本アリア×2、全日本Gravity(ピンナップ)、GPF Gtravity くらい。他に小さめの写真がちょこちょことあります。表紙と全日本アリア(タイトルページのほう)とピンナップGravityがお気に入り。

ただフィギュアスケート雑誌としてはとても読みごたえがあってよかったです。国内だけでなく海外の選手も幅広く取り上げていて、独占インタビューも多くて。特に海外選手のインタビューは他ではあんまり見ないので。日本の大会に行きたいと言ってくれているひとが多くてうれしい。リップサービスもあるかもしれないけど、本当にそう思ってくれてるんだなと感じられる部分も多かった。

三浦佳生くんのインタビューページ最初の腕を組んでる写真がめちゃかっこいい。「ぼくらが日本を背負っていく」という言葉にも合っていて。名前が縦書きなのもイイネ。インタビューはいつもどおり率直で、ところどころふふっと笑ってしまうような感じでした。ループがどっかに消えちゃったという言葉選びが面白かった。

りくりゅうはいつもながらに楽しいインタビュー。璃来ちゃんは龍一くんのような包容力があって世話焼きな相手じゃないと無理だな…とあらためて。龍一くんが璃来ちゃんの病院に一緒に行って先生の話を聞いてきたというエピソードには、そこまでするんだと驚いたけど、璃来ちゃんだと先生の話がしっかり伝わらない場合があるとか言っていて納得した(笑)。

ニコライ・メモラくんはインタビューで宇野昌磨くんに言及してました。彼みたいなフルパッケージのスケーターになりたいと。フルパッケージと言ってくれたことが何かめちゃくちゃうれしいです。

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