バックドラフト。殉職した父親の志を継いで消防士になった兄弟の話。火災シーンは迫力があったし、まるで生き物のような炎は美しくも不気味だったし、リムゲイルとのコンビや火災調査の過程はよかったんだけど、どうも消化不良というか納得いかないというか。
アドコックスは放火犯なのに殉職した消防士として盛大に弔われたってことだよね。彼のせいで仲間も死んでるんだぞ。消防士の名誉を守るために誰にも言うなというのはどうなんだ。すべてを明らかにしたうえで、消防士たちが市民の信頼を取り戻そうと一致団結し、不正が暴かれてアドコックスの願いも叶えられる…というのがよかったな。
あとブライアンはあっさり消防士に復帰していたみたいだけど、そんな簡単に復帰できるものなのか。個人的には消防車の上で性行為をするひとに消防士になる資格はないと思う(笑)。というか取ってつけたようなロマンスは必要なかったのでは。
ところで…これ初めてだと思ってたのに見覚えのあるシーンがちょいちょいあって、もしかしたら以前に見たことあるのかなと調べてみたら、17年くらいまえにDVDを買ってた(笑)。探したら出てきたよ。USJのバックドラフトが好きなので買ってみたらしいです(当時の日記より)。たぶん1回しか見てないんだけど、それにしてもまったくストーリーを覚えていないとは…。
USJのバックドラフトはクライマックスの火災現場をもとにしてるんだよね。迫力は全然違うけど…まあ、あれを忠実に再現したらみんな死ぬからな…。あんまり人気なさそうだったけどわたしはすごく好きでした。ジュラシックパークで濡れたあとバックドラフトであったまるのが定番だった(笑)。長年USJに行っていないので懐かしい。