進撃の巨人 (30) 特装版 (2019/12/09)。とりあえず本編だけ。小冊子のほうはあとで読みます。ジークがどうしたいのかはわかるんだけど、エレンがどうしたいのかはいまだによくわからない。敵も味方もみんな欺いてひとりきりで戦っているようだし、発言もどれが本当なのか本心なのかはかりかねている。エレンたちが見ているグリシャの過去は事実なのかな。進撃の巨人は未来の継承者の記憶をのぞき見ることができる、未来を知ることができる、という話だけど、すべてがわかるわけではないんだよね? 見たいものが見えるわけでもないんだよね? グリシャがどのくらい未来を知っていたのか、エレンが何を見ていて何を見ていないのか、いろいろと気になるところ。始祖ユミルが巨人の力を手に入れたのは偶然? どうして大樹の中にそんなものがあったの? そもそもどういうこと?? そのあたりがいまいち判然としなくてもやっとしている。しかしユミルの人生はあまりにもむごい…どれだけ貢献してもずっと奴隷扱いで利用し尽くされて、死んだあとも体を食い尽くされて、その後もひとり黙々と巨人を作り続けて。もう感情も何も壊れてしまっているのかと思ったけど、まだ涙を流せたんだ。エレンの言葉が心をよみがえらせたのかな。
(2020年1月28日追記)
進撃の巨人 (30) 特装版 (2019/12/09)。ようやく小冊子を読み終わりました。途中までは読んでたんだけど、フィギュア、年末年始、インフルエンザ等いろいろあって放置したまま忘れてた…今日おでかけの待ち時間に一気に読んでしまいました。最後のエレン幼少期の話が何とも言えない気持ちになった…壁の外も安全ではないとは教えたうえで、それでも変わらないエレンの意思を尊重したわけで、グリシャは親として何も悪くないけども。放してすぐにというのがせつないし、それを隠してたというのも優しさなんだろうけどせつない。世界は残酷。