瑞原唯子のひとりごと

竜とそばかすの姫


普通の女子高生が仮想空間で歌姫になり、嫌われ者の竜と出会う話。

一部、美女と野獣を下敷きにしている部分もあるのかな。こちらでは美女も本当の姿ではなかったけど。仮想空間の描写とか歌とか現実の風景とかは良かったし、描きたかったテーマもまあわかるんだけど、いろいろ納得いかないし展開もとっちらかっててモヤモヤする。

まず竜がそこまでみんなに嫌われている理由がわからなかった。戦い方が乱暴というくらい。戦うこと自体は合意で行っているっぽいので、そこまでかなぁ…と不思議でならない。

あと虐待親の描き方も中途半端というか…少なくともカメラに映ってる内容だけでは、そこまでショックを受けるほどのこととは思えないし、虐待と判断できるかどうかも微妙なような。まあだからこそ親元に戻されてるということかな。

だからといってすずひとりで行かせるのは大人としてありえない。いくら本人がひとりで行くと言っても、せめて誰か大人がついていかなきゃ。すずと会ったあと兄弟がどうなったのかも気になる。

ベルが身バレしたことでストーリーが大きく転換するのかと思ったら、特に関係なくて拍子抜けでした。仮想空間では人気でも、意外と現実世界では知ってるひとは少なかったということ?

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