新エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

迷沢山西峰 (960m)~迷沢山 (1005m)

2025年01月20日 | 山紀行 (道央・札幌・積丹)

未踏低山もサバイバル的面白さ・・

迷沢山西峰 (960m)~迷沢山 (1005m) 

■ 山 行 日    2025年1月16日 (木)  日帰り

■ ル ー ト    上平沢林道ルート

■ メ ン バ ー     夫婦登山 №02

■ 登 山 形 態     山スキー

■ 地 形 図    1/25000地形図 「手稲山」

■ 三角点・点名   西峰  三角点なし 標高点のみ   

           迷沢山 三等三角点  点名「迷澤 マヨイサワ」

■ コースタイム   登り 4時間   下り 1時間

<登り>

08:50 登山口 (上平沢林道ゲート前 P)出発

11:20 分岐

11:47 迷澤山西峰 (960m) 登頂

12:05 下山

12:25 分岐

12:50 迷沢山 (1005m) 頂上

<下り>

13:00 下山開始

14:00 登山口ゲート

 

★ 触発された未踏低山の西峰・・・

お正月3日に登った山友の記録を見て「行って見たい」衝動に駆られた。

まぁ~いつもの「真似っこ」であるが、迷沢山西峰という名は始めて聞く山だったし、体力づくり

のためにも「行って見るか」と結論は早かった。

本峰である迷沢山には2007年1月に夫婦で登ったが、当時は今ほど知られた山ではなく訪れる

愛好家は少なかった時代である。長い上平沢林道をラッセルしながら歩いた記憶は微かだが、7年

前にはもうメジャー的山となりトレースに助けられて登っていた。もう来る事は無いだろうと思っ

ていたが、林道途中から西に繋がる細い西尾根を辿ると標高960mのピークがありここを「西峰」

と名付けたのは誰なのだろう?今回トレースがあったので、迷わず登頂出来たが無ければルートを

見極める必要となりもっと時間が掛かったと思う。痩せ尾根で小さいながらアップダウンもあり、

「冬山に来たぁ~」感を強く感じたルートだった。それだけに来て良かったと山友に感謝だった。

 

上平沢林道の中間地点でようやくスマホを出して撮る。寒くてずっと手がかじかんでいた・・・

 

★ サバイバルな西峰、初登頂・・・

上平沢川と平行するように上平沢林道があり、ひたすらトレース泥棒しながら歩くこと約5km

2時間半も掛かった。ゲートから僅かながらずっと登りなので復路の自動運転は保証されている。

先週の徳舜瞥山に続いて歩いたお陰で足の痛みも無くここまで何とか無事歩けた。

確かな分岐点はGPSと地形を目視しての判断だが、幸いトレースがあり分岐点にピンテを付け

た。出発時の気温は-11℃ほどあり暫くの間手がかじかんで何度も歩きを止めて手袋の中で握

りこぶしを作り血行を促したりした。お陰で30分ほど耐えた後、手にぬくもりが戻って来た。

 

分岐からルートはやや細尾根を辿るが、サバイバルな場面に緊張する事もあった。でもそれが楽

しく「また来て見たい山」の一つになりそうだ。

 

2025年1月16日(木)  迷沢山西峰 (960m) 初登頂! 頂上は狭いが展望はなかなか良い・・・

 

 

 

スマホのポートレート機能で写してみた・・・

西峰から迷沢山本峰の方を撮る・・・

 

★ 足の疲労隠せずも・・・

本日の目標は、未踏の西峰で最初から本峰の迷沢山には行く予定が無かった・・。

しかし、連れのチーヤンは元気一杯で「出来れば行きたい」という心の声が聞こえた。

正直、足の疲労感が隠せなかったが、「取り敢えず分岐まで戻ろう」と言って声の答えをはぐらか

した。西峰から分岐までは自分たちのトレースや下り加減もあり下手なスキーでも難なく戻る事が

出来た。分岐に着いて見ると足の疲れを忘れる程元気になっていて、つい「本峰もいくか?」と言

ってしまった・・。

迷沢山頂上手前から背景に「手稲山」を望み、一枚撮る・・・

 

★ 7年振り4回目の登頂・迷沢山・・・

分岐から本峰に向かうルートもトレースに助けられたが、途中の送電線の手前付近からは風雪によ

ると思われる吹きさらしでトレースが消えてしまった。ここからはしっかり地形図とGPSで現在

地と方向を確認してルートを見極めた。大きな吹き溜まりを超える場面で苦労したが、こんな事で

もないと山行は楽しくならない。昔の記憶も少し蘇り、最後は若い白樺林を抜けて頂上に着いた。

2018年1月以来、7年ぶり4回目の再訪だった。 (チーヤンは3回目)

7年振り4回目の登頂となった「迷沢山 (1005m) 」・・・誰も居ない貸切のピークでした。

帰路は吹き溜まりと登り返しが少しあったが、ほぼほぼ自動運転を楽しみながら1時間も掛からず

登山口ゲートまで滑り降りてしまった。登り3時間も下り1時間だからスキーが止められない。

トータル12km、良い運動になった山行でした。

 

 

 

 



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